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2012年4月24日 (火)

平家栄華の夢の跡(番外)

 


 

004_copy_2 椿/控えめなやさしさ

 

 

控えめとは言い難い
てんこ盛りの椿。

 

霜が降りなかったので、今年はこんなに見事に咲きましたのですよ。

 

諸行無常だわねぇ・・
何が?って・・。
大河ドラマの低視聴率も、ポトンと落ちる椿も、なにもかもよ!

・・・・・・・・・・・

来週くらいから保元の乱に入るのかなぁ
(↓歴史に詳しい方、間違ってたらおせーてね)

國村隼(藤原忠実・ただざね)は頼道から数えて4代目、貴族のエリート中のエリート、藤原北家(ほっけ)の総領(ドン)ですねん。

北家というからには南家もあるわけで、栄光の表街道が北家。日陰の道が南家というわけです。(ここ大事。押さえておくように)

そうそう、松ケン(清盛)のパパ。中井貴一(忠盛)の奥さん、和久井映見(宗子)も北家のお人ですねんよ。しかも、忠盛よりう~~~んと、家の格が高い。なして、このお姫さんがこの家に嫁いだの?というくらい・・。

で、摂関家のドンとして華麗に生きていた国村さんですが、父親の情ゆえに過ちをおかしてしまう。
過ち、すなはち秩序をやぶり序列を変えようとした。

この人、長男・忠道より次男坊・山本耕二(頼長)が可愛くて可愛くてたまらない。
なぜならば「藤原北家(ほっけ)の宝」と公言してはばからぬほど、次男、頼長はしっかりモノで、目から鼻へ抜けるほどの秀才だったからです。

・・・・・・・・

だからね、お兄ちゃん(忠道)。あんたに一応やらせてあげるけど、次の関白は耕ちゃん(頼長)やからね。ね。ね。
と言ってたのに、忠道に実子が出来ちゃうのです。

アホな子ほど可愛いっていうのは、あれはウソやね。賢いほうを頼りにするのがホンマのところなのかなあ。

ここから、保元の乱へとススムのですが、話はそげん単純じゃなかとです!

歴史のエコポイントじゃなかった、エポックメイキングになった保元の乱
(ときどき、ギャグはさんでるよ。付いてきてや。しかもしか合ってないし)

いくつかの遠因があるのですが、
阿部サダヲ(藤原(高階)通憲(みちのり)・後の信西)・覚えてはる?ああ、テレビ見てないのね。低視聴率やもんね。

埃まみれで、どっこででも勉強してはったでしょ。あのお方です。
彼は「北家の宝」山本耕二と並ぶ秀才だった。
ライバルの二人はお互いを認め合い、耕二さんは「こいつ、なんとかしたって下さい」と上奏もしている。あの、非情の男がやで!

ところが、ある日、チャンネルつけたら、坊さん(信西)になってっはって、ビックリしませんでした?
見てない?低視聴率やもんね(もう。ええって)

それも、そのはず、いくら秀才でも、能力が高くても、阿部サダヲは上へ上り詰めることは出来ない。なぜなら、彼は「南家の人間」だから。
ここ大事って言ってたのはこのことよん
彼の憤懣・野心・プライドみんなひっくるめて、坊さんになるしかなかったのとちゃいますか?ってあたしは、思うねんよ。

ささ。話はまとめにはいるけど、
保元の乱のとき、この、サダヲ(信西)がライバル耕二(頼長)の敵にまわるんやね、これが・・

どない?おもしろいでしょ。
何もかも与えられた秀才と、常に夢を打ち砕かれていく秀才の対立ですわ。
言い換えれば北家VS南家。いい男対ブサイク

・・・まだまだ、書きたいけど、しんどくなってきたので止めます。
アタシとしては平清盛より、この信西を主人公にして大河ドラマ作ったほうが面白いとおもうねんよ。マニアックかな

信西の最後・・・
信西の孫娘はどなたか・・・

興味があったら、おたまにお電話ください。
元気やったら、また、適当に書きます。

 


 


 

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コメント

見てます~。大河ドラマ。結構面白いですよね。視聴率上がらないなんて、自分のブログみたいで感情移入しちゃう!(>_<)保元の乱てそこから始まるんですか。もっと教えてください。見たほうが早い?ですかね!

投稿: Ryoko | 2012年4月24日 (火) 22時49分

Ryokoさん。
実をいうと、視聴率アゲアゲみたいなことを言いながら、おたまもほとんど見ていません。だって・・・わかりにくいんやもん。
NHKは「群像」として捉えてるみたいやけど、もっと的を絞ったほうがおもしろいのにね。
ここ(ブログ)の話は、好き勝手に妄想をふくらませ「・・みたいな」ことですので、信じてはいけませぬ。ぷぷ。

投稿: おたま | 2012年4月25日 (水) 07時42分

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