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2011年12月

2011年12月27日 (火)

ではではでは。



わが国一億三千万の善男善女のみなさまごきげんよう

くそ忙しいような気のする年末をいかがおすごしでしょうか。

別に、訊ねられてもいないけど、おたまの動静を申し上げますと・・

2:28 羽田空港着
3:06 皇居、帰国の記帳

って、これ野田首相やったわ・・

北京に行ってはったんやね。ごくろうさんでした。
揉み手で擦り寄ったけど軽くいなされはったんやね。

しゃあないわね。野田はん一人のせいじゃない。こんだけコロコロ首相が変わったら、出来る話もためらうわねえ。

で、おたまの動静ですが、
母は、頼りがいのあるドクター。やさしい病院スタッフに恵まれカウントダウンを開始したようです。

苦しいとか、痛みとかがないのが幸いです。
頭もしっかりしていて、よくしゃべります。

きのうは、ひっちゃん(おたま夫)の夢をみたそうです。
世話をかけるわねえ、ひっちゃん。

嬉しいのは縁あって、おたまの友人ベベちゃんの勤める病院であるということです。彼女が何度も覗いては母を笑わせてくれます。

とりあえず、母の目標は「山登り」(箱根駅伝)を見ることなのですが、正直微妙なところです。本人も自覚しています。

「自分の状況を理解し、それを受け入れる」母が最後に身をもって教えてくれていることかもしれません。

おだやかに、淡々と時が流れて行きます。

母の心境は知るよしもありませんが、いい最後だと娘は思っています。

年賀ハガキは買っていません。

少し早いけど、これで、今年のブログ納めにします。
今年は、とても良い一年でした。

昨年末に「みちしるべ」の句を詠みました。
道しるべに添ってそれなりに、歩けたと思っています。
来年、小さな計画はたくさん立てていますが、大きな目標は変わることなく、それに向かって邁進したいと思っています。

  「凩の夜は爪を切る顔を剃る」 おたま
  (こがらしのよはつめをきるかおをそる)

まあ、今の心境かなあ。
おたまの、最後っ屁 じゃなかった「句」でした。

皆さま、よい年をお迎えくださいませ。



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2011年12月24日 (土)

電気



サザエさんって、昔は波平さんのこと「パパ」って呼んでたんやで!

カルメンマキって電気代滞納してるんやで!

以上、ちょっとしたことだけど、民に知らしめておきますわ。
病院の面会室に雑誌とか文庫本がたくさん置いてあるので、最近「物知り」ですねんよ(自慢)

クリスマスやね

 「飾り窓に集まりてきし冬帽子」 おたま

街は華やかなイルミネーション
これも、電力会社様が電気を供給してくださるおかげです。

関西電力!しつこいくらい「電気が足りなくなったら、あーせい。こーせいって言うかも知らんけど、そん時は頼んまっさというCM(お知らせ)を流してはる。

消費者びびらせて「何が言いたい?胃が痛い」やわ。
最大限の企業努力をなさっているのか、知恵を出し切っているのか、「足りない」ことの具体的数字は信頼できるのか・・

箱物(原発)作ったからには使わにゃ~
減価償却?そんな難しい話、平凡な未亡人にはわからんです。

カルメンマキは「払わへん」(関西弁じゃないと思うけど)って、言っているわけではない。「説明してください。納得できないものにお金は出せない」と言っているだけです。

いいぞぅ~マキちゃん。

それから、

城南信用金庫が来年から
東京電力から電気を買うのをやめるそうです。

天然ガスなどを中心に発電するPPS(特定規模電気事業者)から買うそうですよ。
このことにより、電気料金も5.5%安くなるんだけど、あ~た。あの吉原毅理事長のこってすよ。お金の問題じゃないねん。

城南信金が「脱原発」を表明したのは東日本大震災直後の4月のことでした。
そして、全店舗節電(前年度比3割超)を行い、太陽光発電導入の顧客には金利優遇・・・。

有言実行ってこういうことやねんな。

おたまも、何かせんとアカンと思うてます。

夜はロウソクで過ごそうかなあ・・・。ロマンティックやし

お仏壇にようけ、ありますねん。
       ろうそく・・・。

 「クリスマス卓の厩に灯をともし」 おたま
 (くりすますたくのうまやにひをともし)



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2011年12月23日 (金)

イブの夜



ウワサを信じちゃいけないよ。
そう、思うようになったのは

 サンタクロース

あんたのせいだよ!

「ちゃんと聞こえてるよ。
君の心の声」

な~んて、あんた確か言ってたよね。絵本の中で

ワタシのココロはウブなのさ・・
いつでも楽しい夢をみて・・・

みんなみんな・・・夢やったんや・・

裏切り者の髭おやじに見切りをつけ
いいもん。自己調達するもん。と泣きながら
歳末大売出しの市場にアルバイトに行ったのは、高校一年の冬休みでした。

欲しかったものは
SONYのテープレコーダーです。
カセットとちゃうよ!おたまそんなに若くない。
オープンリールデッキっちゅうやつや。
大きさは・・そうね30×30×10位
やたら、重い。

その頃の話をしようかねぇ・・・
やけにしみじみしたイブの話なんやけどね。
どっこいしょ。

アルバイト先の八百屋の大将は30歳くらいの独身で弟夫婦と三人で店を切り盛りしていました。
弟はとっても若かったし、奥さんは17歳でした。
大根や白菜を扱う手はあかぎれで腫れてたっけ。
よく考えると二歳違いなのに、すごく年上に思えました。

おたまと、もう一人、高3.男子君がアルバイトに来ていて、よく考えると奥さんより年上なんだけど、私たちは「お姉ちゃん」と呼んでいました。

ちなみに、高3・男子君が欲しかったのは「スキーの板」です。

アルバイト期間中にクリスマスがあって、夫婦は私たちを自分達の家に招いてくれました。
家というか、部屋です。
市場の近くのアパートの2階の六畳一間っきりの部屋でした。
ちゃぶ台以外は家財道具が無くて、鳥取県から駆け落ちしてきたのがミエミエでした。
お兄ちゃんが買ってきたケーキにお姉ちゃんがロウソクを挿して、おたまが火を吹き消して、食べて、トランプをしました。

なんだか、とっても、しみじみしていました。

帰り道、高3・男子君は
去年、お母さんが病気で死んだこと、おたまと同学年の弟がいるけど、自分より頭がいいから、大学へ行かせてやりたいと思っていること、なんかを話してくれました。

つい、身の上話をしてしまうくらい、本当にしみじみした夜でした。

高3男子君とは一度、定期券売り場でばったり出会って、「又今度ね」と言ってさよならしたっきりです。
お兄ちゃん、お姉ちゃんとも、会うことはありませんでした。

市場の在った場所は、今は大型スーパーになっています。

念願のテープレコーダーを買いました。SONY専用マイクなんかも買っちゃって、テレビのスピーカーの近くに持っていって、来日したPPMやジョーンバエズを吹き込んで、英語の歌詞を覚えました。

Gone The Rainbow をシュルリラルウと歌いながら、
いつか・・・Buttermilk Hill というところへ行って見たいものだと思っていました。

おしまい。



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2011年12月21日 (水)

前世の母娘



実家のタンスの引き出しをあけ、
頬被りに唐草模様の風呂敷を広げ
病院に持っていく母のパンツを物色していたら

ヌッと老女が入って来た。
満面の笑みです
(あっ!玄関開けっ放しやった・・)

「おたまちゃん。
M子ちゃん(母のこと)入院してるんやていつから?」

「もう、2週間かなあ」
「ああ、あと二週間で退院なんや・・」

話がちぐはぐだけど、放置!

Fおばちゃんは、母より4歳年上の90歳です。
とても元気そう
出戻ってきた娘さんお手製のモコモコした可愛い毛糸のセーターを着ておられる。

それで、おたまの手を取り

「ワタシなあ
  やっぱりおたまちゃんが一番好きやねん

そんなこと、コクられても・・・

「K(ご子息)と結婚して欲しかってん。
M子ちゃんにも頼んだけど、まだ高校生やからって断られてん。
それからKは海外に行ったからなあ・・」

だいいち、肝心のK兄さんをよく知らないし・・。
おたまが中学の頃、すでに大学生だった。
勉強が良く出来て、大きい会社のえらいさんに、ならはったのは近所の評判で知っているけど。
K兄さんだとて、たぶん「あそこの女の子」くらいの認識だったと思います。

でも、Fおばちゃんは、きっぱりと言い切る。


「二人が、結婚してたら、幸せやったのに!」

ちょ、ちょっと待って!Fおばちゃん!
おたまの結婚生活・・・・

   結構幸せやってんけど・・・


若干、未亡人になるのが早かったかも知んないけど、

でも・・・

K兄さんの 
     
バツ2 と一緒にしないで!

それから、Fおばちゃんは、おたまをハグし

 「私ら、前世で母娘やったかも知れんなあ」

と言って泣きます。

涙を拭い、ポケットから取り出した飴ちゃん2個を、おたまに渡し、

「おたまちゃんに会うのは、コレが最後かも知れんなあ。私ら一回一回が最後やねん・・・」

と手を振りながら帰っていかれました。

いつも、こうなのです

おたまが実家に戻ると(車でわかるらしい)
ヌッと現れ

三益愛子と松嶋トモコになって

泣き別れですわ



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2011年12月20日 (火)

拾わない



去年の12月ってどんなんやったんかなぁ・・
って、ブログを読み返すと。

我ながら、毎日毎日あほあほしく、暮らしていることがわかりました。

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教会のクリスマスコンサートでのはしゃぎ様。
左がおたまね。右はS子さんです。
(うばゆりさん・スマイルさん・こくちゃん・m-catさん。へ)

ノリピーがぱくられた、海老がボコられた・・
などと、今のおたまからは想像もつかない下品な言葉遣いでございます。

・・・・・・

で、つらつら読んでおりますと・・

ああ、やっぱり去年の今頃やってんなっ!
母が、「死んだら骨は拾わなくてええよ」って言っていたのは・・。

昨日もそんなことを言っていましたので、たぶん(ほぼ)間違いなく、そういうことになると、思います。
で、その時期もそう遠くないと思っています。

そんなことで、ばたばたしています。
ブログ更新が滞っても、おたま自身は元気にしておりますので、御心配なさらないでね
いや~。誰が心配するっちゅうねん。

とは、いうものの、母はやたら元気で、病院のベッドでサザエさんを読んでいます。
明日は「炊き込みご飯」を持ってくるよう言われています。

主治医はホスピスを紹介すると言うのですが・・・

今日も「病と寿命は別やからなあああ」という母の声を聴きながら病院をあとにした、娘おたまでございました。



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2011年12月17日 (土)

鍋焼きうどん



先日の朝刊「武士のサムライ」で
「うどん」と「そば」とちらがお好き?というアンケート結果が載っていました。

僅差で「うどん」に軍配があがりましたが
これら、ふたつは国民を国論を二分するといってもよろしいのではないでしょうか!!

どちらも好き
それはそれで、貴方様の人生です。
それもよかろうと存じます。

もうかれこれ二十年もまえのことですが
大阪のとある、お蕎麦屋さんに入りました。
当時の職場に近く、よく利用しました。

お蕎麦屋さんだけど、うどんも美味しく、行くと交互に注文していました。

昼時には少し早く、店内は空いていました。
二人向かい合わせの小さなテーブルに案内され、おたまは、可愛らしくちんまりと座っておりますと、一人の男性客が入ってこられました。

これからの混み具合を考えて、店の人は「相席」でお願いしますと言い。男性はおたまの向かいに座りました。

その人は、和服でした。
内気なおたまは足元のあたりしか見ていなかったのですが

「鍋焼きと熱燗」

という、ナイスチョイスに、思わず顔をあげますと
なんと、その方は、

古今亭志ん朝さんでした。

ささ。それからですがな・・・
人様をジロジロ見るものではありませぬ、とばあやから躾られておりましたが。

なにせ、所作が美しい。
お猪口に注ぐ手元。箸の割り方。
寄席のかぶりつきで超一流の落語をタダで聞くようなものですわね。

志ん朝師匠はゆったりと、熱燗とうどんを楽しんでおられました。

トンビのコートを着ている男性なんて「只者ではない」と早くに気づくべきでした。小さな鞄を持っておられたので東京へ帰られるところだったのでしょうか。

昨日ね、たまたま大阪でお蕎麦やに入ることになって、
(中ノ島のイルミネーションを見る吟行でしてん)

皆はお蕎麦&ぬる燗だったけど、おたまは

「鍋焼きと熱燗」

をオーダー。

「うち・・・うどん置いてないですっ!」
っていわれましたけどね。



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2011年12月16日 (金)

「愛」あればこそ



ここ、3日。
ワタクシ、おたまは「愛」について考えています。
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「愛」
それは甘く

「愛」
それは強く

「愛」
それは尊く

「愛」
それは気高く

ああ、我が名はオスカルおたま

おたまちゃんや~~い
あい。あ~~~い。
(見世物小屋の幕が開く。ズンタッタズンタッタ)     

って、誰が夜中に「首」が伸びるねん

その、あい。ではございません。

しかし、何やねえ。
オノヨーコさん。って「愛」の方やね。
世界中で最も有名な日本女性がオノヨーコであることを、嬉しくおもいますわ。

で、この方の「愛」について3日ほど考えています。

話は、ひるがえり、ひっくりかえり

島尾敏雄の日記が発見されたという新聞記事をみたのは、ひと月ほど前のことでした。
「アジャパ~。あかんがな」
ミホ夫人が怒り狂いバラバラにしてつぼに入れていたものです。

夫人の夫に対する思いを「愛」と呼ぶなら、
確かに、この深い思いは「愛」なのでしょうが、

こうなれば「愛」と「修羅」は表裏一体。

で、考えるわけですよ。
この、年末の忙しい時に・・・・。

オノヨーコの「愛」とは。島尾ミホの「愛」とは。

 ボン

出ましたよ。答えが・・。
ここから先の話は、
タダでは教えられません

↑「愛」を悟った者の言葉とは思えん。

ま。聞きたくもないか



敏雄・ミホの長男、島尾伸三の「小高へ」という本の読後感を、ブログのどこかへ書いた記憶があるのですが、どこへいっちゃったのだろ。

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2011年12月14日 (水)

真央ちゃんふたたび



ひろやん

「リサイクル記事」とは、過去の記事の中から風化させてしまってはいけないものをもう一度記事にしたものです。

こんなことを、ほざいて 主張して
記事の使いまわしリサイクルをしている。

すばらしい、エコである。

飲んだくれてブログの更新がめんどうくさくなったけど、
Super everyday essayといっている手前、書かなきゃってわけでも、
ましてや、ネタに行き詰まるなんことでは

決して、決してないのである。

ひろやんを、心の師と仰ぐ、不肖おたま
見習って、過去記事を掲載しエコ道を歩いてみたい。

(真央ちゃんったら・・・2010/2の記事より)

浅田真央ちゃん
がんばりました。よく回りました

(このブログ書いている時点で、SP2位。
   あと、二十数時間でフリー演技が始まります。わくわく)

4年間待ったオリンピックの舞台でどんなに緊張したことでしょう。

フツーの子なら緊張のあまりスケート靴履くのを忘れてリンクの上に立っていたかもしれない(んなアホな)

だって、まだ19歳ですよ。

・・・・・・

自分の19の頃なんてとんと、覚えていないねえ
(あまりにも、昔すぎて!?ホットケ

だったら。
あなた様は覚えておいでなのでせうか?

どうせ黄色いくちばしでピヨピヨ言ってたんじゃないの
オシリに青いあざも残ってたんじゃないっすか?

口惜しかったら
トリプルアクセル飛んでみなはれ

おたま、実はオリンピックもフィギュアスケートも、
さしたる興味はなかったのです。
ところがショートプログラムに先立つインタビューを見ていて「なぬっ」と思った。

記者の
「トリプルアクセルはどうやって飛ぶのですか」
という質問に答えて浅田真央はこう言ったのだ。

.

  「はい。ヨイショって飛びます」

.

も・もう・・好きにならずにいられない
浅田真央。そっちのほうもデキル子やったんや。
いや、天然かもしれない
どっちでも、いいや。おたま。感激。

I Can't Stop Loving You

さあ。フリーの演技もがんばってね。応援してるよ
「私が飛ぶと皆が喜んでくれた・・」
うん、うん。喜ぶ。喜ぶ。


真央ちゃんのお母様が亡くなられたことを知り
ずーっと、真央ちゃん、つらかったなあ
って思って涙がでました。

あの時、実力は「金」だった「銀」メダル
どんなに、残念だったでしょうね。

真央ちゃん、元気になってね。



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2011年12月11日 (日)

九ヶ月経ちました



≪風評≫・・・・→うわさ
≪うわさ≫・・・→事実であるか否かにかかわらず
           世間で交わされる話。

震災直後、東北産の農産物(何であったかは、忘れた)を買ってあげよう
という、声が、おたまの周辺にあり、ツテを頼りに産直をやることになりました。

ちょっと、待って
放射線に不安のあった、おたまは東北の生産者には悪いと思いながら、安全が確認されるまでそれには協力できない。違う形の支援をする。といいました。

「私らにできることは、やらなあかんのとちゃうの!」
というのが、周辺の主たる意見でした。

「できること」すり替え勘違いは、たとえばマスコミ・メディアを通じて我々に浸透してゆきます。

政府が、TV・新聞が頻繁につかう
「風評被害」ということばに納得がゆきません。

これは、風評被害ではなく、明らかな
「原発事故による被害」なのです。

豊穣な土地を汚染させ、農産物を作られなくしたのは誰でしょう。

日本列島を放射能で汚し、毎日漏らし続ける汚染水はハワイ諸島にまで到達しています。

「私らにできること」「やらなあかんこと」は
フクシマの土地を、海を、

  ≪もとにもどして≫

って、政府・東京電力に強く要求することです。

あらためて
震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。
そして、被災に遭われた皆様へ心からお見舞い申し上げます。

・・・・・・・・・

   Nanntei
          「忘れないということがいちばん被災者を励ます」
        阪神大震災を経験した精神科医、中井久夫さんの言葉です。

       (このバナーはNANTEIさんの制作です)



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2011年12月10日 (土)

同級生Ⅱ



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 「枯葉みち小犬小犬の音たてて」 おたま

やっと、やっと冬らしくなりました。
モコモコっとコートを着て出掛けました。
4月に亡くなったMちゃんのお宅へお参りです。

喪中欠礼の葉書でMちゃんのことを知った人が多くて、そのうちの一人であるY君が、共通の友人であるベベちゃんを介して「おたまも誘おうぜ!」ということになり、3人で行きました。

なんと、Y君とは40年近く振りの再会でした。

彼、すっごく「いい男」になっていました。
「善良」が詰襟を着ているような男の子だったけど
全く、変わっていませんでした。

自分のことを
「オレは勉強がきらいやったし、小学四年から宿題したことないし、クラス対抗合唱コンクールでは、‘君は声を出さなくてよろしい。口だけあけていなさい’って言われたけど・・。自分の人生振り返って「いい人生やった」って言い切れるわ」

って、いいました。

おたまとベベちゃんは、声を揃えていいました。

「それは、Y君がエエ子やからや!」

ほんまに、
人間、最後に残るのは「人柄」やなあと思います。

Y君、金も残したのか、高級外車に乗ってきた。

でも、自称「小心者」なので、高速道路は6回しか走ったことがない。
「カーネーション」を見たあと、奥さんと散歩をするのが朝の日課。
溺愛している一人娘が来年、嫁ぐので、きっと泣く。部下の結婚式でも号泣してるくらいだから・・なんて話をしながら車を走らせていると、

いまやっている保険代理店の事務所の前を通ったので、販促ツールのお人形貰って、事務員さんに挨拶しました。
おたまも、ベベも
「この子(Y君)のことヨロシクお願いしますね」
って、言うてしもた。
ここでは、彼が一番エライらしい。
事務員さんたち笑うてはりました。

お参りもすんで、Y君がお昼をごちそうしてくれて、
さあ、さよならと言う時、彼が言いました。

「自分(ここらの方言でYOUのことをこういいます)らに会うと思って、アルバムみてたら、出てきたで、琵琶湖にキャンプ行った時の写真。」

「え”~~。それって水着???」

頼むから・・買い取らせて・・

Mちゃんの葬式の頃の記事です
よろしければ、お読み下さい。

このとき、葬儀の後先のことを十五句にしてまとめました。小さなところに、応募作品として出したら、(締め切りが4月30日だったと思います)
思いがけず、褒めていただきました。
今日はそれを清書して、お供えしてきました。
来年の送り火の時、燃してもらうよう、頼みました。



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2011年12月 9日 (金)

着膨れ



今日のお花
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ストック/おもいやり  スターチス/上品

着膨れしてると、頭まで動きが鈍くなるんやろか
きのうのことやけど、
梅田で映画をみたあと、「ヨドバシに付きあって」ってエミリーに言いましてん。
「うん。ええよ」と言ってくれたので歩き出すと、

「え~電車で行くんやろ」っていいます。
「ヨドバシ」は横断歩道を二つ渡ったところにあります。

なんでやねん。電車でどうやって行くねん。
などと話しながらヨドバシカメラに着きました。
店内放送が「ファンイン・ファンイン」(歓迎・歓迎)って言ってます。うちら、ジャパニーズやのに・・。

用事がすみました。
「ありがとう。ほなこれからどうする?お買い物ある?どこでも付き合うよ」というと、エミリーが驚くべき言葉を発しました。

「えっ?ヨドバシに行くんやろ・・」

「行くんやろ・・って。もう来て、帰るところやん」
「えっ?ここ、ヨドバシ?」

あかん!ついに壊れよった!
申し訳ないけど、そう思いました。

エミリー、沈思黙考のすえ、顔を上げました
目が血走っています。

「いやぁあ、わたし、ヨドヤバシ(淀屋橋)に付き合ってって言ったと思ってたわ。頭の中はヨドヤバシやのに、口はヨドバシやて・・ハハハハ」

こういうのを、目からうろこって言うのかなぁ

いや。そうは言わんやろ。
と、思いましたが、開眼したての大仏さんのように(って見たことないけど)目をキラッキラさせていたので、黙っていました。

ただ、

「重ね着、しすぎやで」

と、いいますと

「うん。娘にも。お母さん。ミルフィーユみたい!って言われるねん」とのことでした。



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2011年12月 8日 (木)

12月8日



今年の12月8日は友人と映画を観て過ごしました。

12月8日

太平洋戦争開戦日
ジョンレノンが凶弾に倒れた日
そして、夫ひっちゃんの誕生日。

命日は申し訳ない位、しみじみしないんだけど
誕生日は「ひっちゃん、いくつになるのかなあ」なんてね

死んだ子の歳を数えるっていうのは聞いたことあるけど、死んだ夫の歳を数えるな~んてね。おたまが産んだわけでもないのにね。

別に、コッチだけ歳を取るのを怒ってるわけやないです。

丹波哲郎は「あの世じゃみんな二十歳」って言うてはったから・・・・。

おたまもあの世では(も)、二十歳のお肌ぷるっぷる、なんかなあ。
自分の二十歳の頃って、なんかイヤヤな。
自分のことが好きじゃなかったし・・・

今は、誰よりも自分が世界で一番好きやねんけど、この歳で「あの世」に生きるのもキツイわ。
いや、お肌に自信が無いとかのはなしじゃなくてね。

で、観た映画は「ベン・ハー」でした。
日本上映は1960年だそうですが、この映画のポスターは強烈に覚えています
。友人エミリーも歳の離れた兄さん達が映画館から持ち帰ったパンフの写真を覚えているそうです。

上映時間4時間。
お尻痛かった。

そのあと、百貨店のワゴンセール見にいったけど、いつもみたいに盛り上がらなくて(映画で疲れた)ちょっと、ヨドバシに付き合ってもらって、ビール飲んで、先程、ご帰還ってわけです。

エミリーとは長い付き合いだけど、ひっちゃんが亡くなって半年後から廻り始めた四国遍路にも、へらへらと付き合ってくれた。

ま、エエ友達ですわ。

今日は、もう寝ますわ。



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2011年12月 5日 (月)

山猫



ルキーノ・ヴィスコンティの山猫(1963・イタリア)を観てきました。

187分の完全復刻版と言うことでした。
スピーディで派手な展開のドンパチ映画に慣れきった身には、古典はややもすると、冗長で退屈極まりない・・・グースカという部分が無いわけではありませんが、大時代な音楽(ニーノ・ロータ他)も含めて、楽しめました。

この、映画を見に行こうと思ったのは、
舞台がシチリアであること。
CCが出ていること。

の二つの理由でした。

CCったって、カーボンコピーの略じゃありませんよ。
クラウディア・カルディナーレです。

黒髪に鳶色の瞳を持つ彼女は、おたまが外国人女優のポートレート集めに熱中していた中学生の頃、日本人に最も好まれた女優さんの一人ではないかと思います。

ストーリーは没落貴族の社会を描いたものです。
ついつい、お母様が、お庭であどけなく、小用なさる太宰治の「斜陽」を思い浮かべますが、いえいえ、あーた。
日本とイタリアでは貴族社会の歴史の、ラベルがレベルが違います。
原作者もそして、ヴィスコンティ自身もイタリア貴族の出身だそうです。
エキストラの多くも「本物の」貴族が参加されているそうで、そういえばそんな感じやったわ。よう、わからんけど。

人は時代を選んで生きることは出来ません。もし、歴史と歴史の間(はざま)で自分が生きる選択を余儀なくされたら、指針となるものは何でしょう。

誇り。野心。お金。・・・・

そして、自分に残された時間・・・これは、大きいと思います。
時代と共に自分も変わるのだとする甥(アランドロン)を諾いながらも、自身は「何も変わらないこと」を受容するのです。

主人公の公爵であるバートランカスターの、深く厚みのある演技がいいです
若き日の、アランドロンがかすんでしまう。
でも、やっぱり男前。どないやねん。

CCとアランドロン。youtubeでみつけました。

映画に興味のある方はこちらもどうぞ。

砂ぼこり舞うシチリアを旅したあとで見る、この映画は非常に興味深いものでした。

伯爵のセリフに「シチリアは2500年もの間、異民族に支配され続けた。」(イタリア貴族が統一を果たせなかったことを悔やみ)とありますが。

う~ん。どうなんやろ。
それって、支配する側の論理やん?
と思いました。

貧しさ(経済的な)をマイナスと見る側の。



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2011年12月 3日 (土)

立会人



蓬莱さんが・・
と言っても、ご存じないですよね。

関西情報ネットten!(読売テレビ)のお天気キャスターなんですけどね。
その、蓬莱さんが明日は(今日のことです)20℃になるでしょう。とおっしゃたので、不肖おたま、朝の五時半から腕まくりして身構えてましてん。

来るなら来い!20℃

草抜きでも、鉢の植え替えでも、ペンキ塗りでも
やってやらぁ~~

でも、12月をあなどってはイケマセンね。
風がね。あるものですから。
体感的にはやっぱり「冬」
お姫様育ちにはこたえますわ。

で、結局、腕まくりの袖をおろしました

そんなわけで、屋内でうごめいていましたら、平凡氏が年末調整の提出書類を取りにきました。

ヨメ真綿は臨月には2ヶ月ほどありますのに「いつでも産める!」と産む気マンマンだそうです。

平凡氏は産院から「出産に立ち会いますか?」「へその緒を切りますか?」と迫られているそうです。
が。しかし
こんな息子が立ち会って、お産の役に立つのでしょうか。

真綿嬢は「どっちでも・・いい」とのこと。
平凡氏、本人は明らかにビビッています。

「こんな時、お父さん(ひっちゃん)やったら・・」
などと、解りきった答えを、おたまに求めようとします。

病院嫌い(怖い)のひっちゃんが、そんなこと(立会い)出来るわけないやん。
白衣みただけで卒倒するのに。
それに、産むのはこの、ワタシやで、ひっちゃんにウロウロされたら気が散ってかなんわ。

なーんて。言うと思ったら大間違いやわ。

「生涯に何度も無い、感動の瞬間だから是非たちあったら・・」ふっふふ。と言っておきました。

「ふっふっふ」は省略)

「‘大根と里芋のたいたん’持って帰る?」
「うん」と言って帰って行く平凡氏の背中に20℃の生暖かい風が・・・

その、蓬莱さんの出てはる、番組では一番最後に「めばえ」というコーナーがあり、
その日に生まれた赤ちゃんが紹介されます。

病院のベッドでパパやママや新米のお兄ちゃん、お姉ちゃん、おじいちゃん、おばあちゃんが赤ん坊を祝福します。

おたまも、申し込んでおこうかな・・
顔にモザイクかけてもらえるかな・・

とか、色々思っています。



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2011年12月 2日 (金)

さっさと、おやり!



今日出来ることを「今日」やる人って
ホンマにえらいと思います。

ヒマなのに
年賀状が書けない。

年賀ハガキさえ買っていない。

ねえ、もう止めにしようよ。こんなの・・。
とか、思うのだけど
元旦に年賀状が来なかったら
あんな奴もう友達でもなんでもない。とつぶやく。

絶対矛盾的自己同一とは・・
ああでもないことと、こうでもないことが、
対立しつつ成立すること。

テヘッ ちょっと、ちゃう?

ちゃうちゃうとちゃう?
ちゃうちゃうとちゃうんとちゃうか?

もう、かんにんしてつかあさい。

理想を言えば
20枚程度を全て手書きで
そうねえ。「迎春」とか芋判に彫ったりして、宛名はもちろん毛筆です。
シャチハタの筆ペンなんかではいけません。

でも、現実は
1●0枚。
コレって、ごくごく静かに暮らしている未亡人には多くない?
夫関係じゃなく、おたま個人の付き合いの人だけです。
なにがしかの団体に属してなければ商売もしていない。教え子がいるわけでもない。きれいなだけの女。

(誰がやねん!)

しかも!筆なんか、中学の書道の時間以来持ったことがない。

ぶちぶち言ってないで・・
ハガキ買ってこようっ!

昔の「プリントごっこ」にくらべりゃ屁でもないさ。
春駒ちゃん(PC)に頑張ってもらうわさ。

で、ハガキを買ってきたら買ってきたで、
安心してしまうねん。
すっかり、書いた気になって放置するわけやね。
クリスマス頃になって慌てだすねん。

それって、
病院に行っただけで風邪が治った気になって、薬忘れてきたタニモトさん(近所の人)と一緒やね・・・。

ああ、ぶちぶち言ってないで・・
ハガキ買ってこようっ!(二回目)



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2011年12月 1日 (木)

魔の住む部屋



今日のお花
111111_013_copy ガーベラ
   神秘

カンガルーポ
   不思議

オーニソガラム
   潔白

12月になって
くじけてしまいました
折れてしまいました
だって・・風が冷たいんですもの。

いけないいけないと、思うのに
押さえきれないマイハート

ガマンできずに出してしまった
111201_002_copy 身も心も。
お膝も。足も。お尻も。
温めてくれる

こ・た・つ

お約束のミカンを置いてっと。

平凡氏が学生の頃、使っていたものです。
まあね。炬燵を出せば
どのような暮らしが待っているか日を見るより明らかなのですがね。

19時のNHKニュースにあわせて

最初はワインやね
兵庫産ブラウンマッシュルームをバターで炒めて、チーズをちぎって乗っける。
アクセントに香り山椒を振りかけてもよございましょ。

あ。やっぱり、炬燵だと、
日本酒に湯豆腐でしょうかね
ゆずをキュッと絞ってね。

いやあ。炬燵で冷たいおビール
というのもたまりまへん。

お風呂は先に済ませておきたいわね。
あとは、寝るだけ・・・みたいな調子でね。

炬燵から、一歩も動きたくないよ~

そのうち卓上にPC持ってきたりしてね

歳時記やら、読みかけの本やら、書きかけの手紙やらを積んで、
炬燵から半径1メートルで生きてたりして・・

夜もここで、寝てしまおうか。
もう、毎日パジャマで暮らそうか。

いかんいかん。
転落の道筋が見えている。

手玉に取って崖っぷちから突き落とす・・
炬燵よ・・あなたは「魔性の女」か

いや。その前に

おたまよ・・あんたは

 おっさんか!



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