南イタリアの旅⑨セジェスタ
さてさて、松山から西南へバスで一時間半。
今日は伊予・大洲の見学です。
(ワケわからん?それもそうね。
付いてこれない人は、置いていくわよ)
松山=パレルモ。大洲=セジェスタ。
という、位置関係です。夜露死苦!
セジェスタ
紀元前3~5世紀のシチリアは古代ギリシヤ人によって治められていました。
ここ、セジェスタのみどころは、ギリシャの古代神殿と野外劇場。
ややこしい話でしょ。
二・三日前はアラブの装飾を見て、その前はノルマン風の建築を見て、バロック見て・・・今日はギリシャ。
時空間が行ったり来たりしますねん。
ああ。楽しい。
都市から離れた、こんな深い谷になぜ・・
神殿に拝殿(内陣)がないのは、なぜ・・・
ガイドのシャベルノさんは、きっと昔、役人か先生だったみたいな感じのおっちゃんで、自説を交えながら、解りやすく興味深く説明してくださいました。
なんと手作りの「想像パノラマ図」なんてのも持参で、こういう遺跡をみるときは、夢とロマンと想像力が不可欠だと教えてもらいました。
まさに
天空に浮かんでる。
世界一の借景を持つ劇場です。
驚くことに、今も実際にギリシャ悲劇が上演されているそうです。
神殿からこの劇場に到る丘は、とにかく遺跡が「ゴロッゴロ」
「ゴロッゴロッ」としか言えない。お宝の山。
だから、ここは妄想想像力の豊かな、おたまにとってはタマラン場所です。
2500年も前の人がここで、歌を歌ってはったんよ。
電気も音響設備もないところで・・
想像してください。
遠く連なる丘陵のその又向うに霞むのは海。
其処から太陽が昇ってくる・・。
「おお、神よ!」なんちゃってね。
夜は夜で、お月さんや、おまへんか。
「月よ!おたまに恋してやせ細っていくのね」
月の無い夜は星やわ・・・・・・
もう。このへんで、よろしいか?
写真の二人のおじさん(フランス人)が歌う歌う
まばらな拍手が盛大に響き渡ります。
ウチのメンバーも約1名が歌った。
彼女は世界中どこに行っても歌うらしい。
ここでも、シャベルノさんの素晴らしいガイド。
ガッテンボタン100連打だぁ。
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コメント
先ず、おたまさんが何故にイタリアなのか、そこにも興味ありますが、それよりも僕の考えたこと。
おたまさんの余生はイケメンのイタ公と結婚してイタリアで豪華に暮らすべきだ。
その時、相手は絶対に大富豪でなければならない。
それで僕を、食客として1年間くらい豪邸に住まわせてください。
なんだったら僕は物置部屋に居候でかまわないし、余った時間は部屋掃除でも、トイレ掃除でも、庭の手入れでもなんでもやります。
余った時間と書きましたが、1年間のイタリア滞在中に僕はセリエAを見て暮らす。
こりゃ楽しそうだ。
テレビでロベルト・カバリ(ファッションデザイナー)を見ましたが、豪快ないいおっさんのように思えた。結婚相手は彼みたいなのがいいんじゃないでしょうか。
ジョン・レノンと結婚したヨーコ・オノみたいな塩梅です。
投稿: ふぁらんくす | 2011年11月16日 (水) 09時12分
今しばらく、しばらくのお時間をいただけませんか?おたま、渾身の力を振り絞り捨て身でイタリヤ野郎に体当たりしてみましょう。
これは、実際の話ですが・・
友人の知人の日本人の未亡人52歳がミラノ・スカラ座の前でお茶を飲んでいたところを13歳年下のフランス人男性に一目ぼれされ彼はなんと、シャトーを二つ所有している金持ちだった・・・話の続きは0120-※※※・・・にお電話を
この女性、特別なべっぴんさんでもなかったというから、夢も希望もわいてくるというものです。
そのあかつきには、才能豊かなふぁらんくすさんの、パトロンにでも、パンシロンにでもなりましょう。
あなたは、小説を書き、ギターを奏で、絵を描いてください。
そして、その絵は100年後お宝鑑定団に出品するのです。
100年後我々は生きてはいないけど、まあ、いいじゃないですか。
投稿: おたま | 2011年11月16日 (水) 09時45分
うわ…
投稿: ヨシコ | 2011年11月22日 (火) 12時19分
それって、「言葉もない!」ってことですか。プンプン。
投稿: おたま | 2011年11月23日 (水) 08時36分