京都・半日紀行
(昨日のつづきです)
平日ですので入場制限は比較的、緩やかなはずでございますが、
「フェルメール展」は、やはり人気。
人人人でございました。
みんな、ホンマにフェルメールが見たいんやろか。
ようわからんのに、のこのこやって来たんとちゃうの?
なんでもかんでも、行列してたらうしろに並ぶって心理と違いますか。
別に見たからどうってことなくても、「見た!」って言いたいために「月の石」のパビリオンに並んだクチとちゃいますか!
というのは、おたまのことですよ!
本日の目的は実はコチラのほうでした。
↑判りますかね、
洋画家・荻須高徳の生誕110年記念展覧会を
美術館「えき」KYOTOでやっていました。
その昔、我が家に
知人が定期的に絵を架け替えにきてくれていました。
その人は絵画や美術品を投機対象にして・・・ほれ、バブルの頃ですよ!
「芸術を金儲けの道具になさるなんて、お下品ですこと!おほほほほ」といいながら、結構な絵を飾らせていただいたものですわ。
その中に「荻須」もありました。
それで、とっても好きになったのです。
パリとベネチアを描いた作品を中心に展示されていましたが、フェルメール展とちがって、ゆっくりと静かに鑑賞することができました。
この日は、二つの美術館めぐりだけではなく、
東山の高台寺とそこに関連する庭、美術館にもいきました。
無料招待状をいただいたのでね。
ついで、といっては何ですが、ついでに行ってまいりました。
高台寺。とその周辺。人気観光スポットになっていますが・・・
どうなんでしょ。
個人的には、「人力車が走ってるところ」はNGやわ。
わざわざ行かんでもエエワ。って思います。
ゆうて、いちびって写真撮ってますねんけどね。
相変わらず、清水周辺を観光舞妓はんが闊歩してはりました。
「ごくろうさ~ん。外にでたらあかんえ~」
暑かったし、疲れたし、思考力が低下したので
小ネタパラダイスの殿堂・京都タワーを眺めながら、
栄養ドリンク・月桂冠(京の泉)をちびちびっと
舐めたりしましたのよ。
生麩の田楽もおいしゅうございました。
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コメント
私が美術展などに行かなくなった訳。
以前会社に 美術展大好きお局様が居て 何でもござれでした。
お帰りになったあとは 的外れなお話と戦利品の展示・・・
絵画や彫刻が好きでは無くて 颯爽と美術館に通うご自分が好きな人でした。
以来美術展アレルギーになりました。(偉そうでしょう。)
我が家の周りは観光スポット満載 何時でも行けるしいーと行きまへん。
祇園の舞妓はんが同級生に居ましたえ。
夏の京都は暑うて疲れる町どす。来いひんほうがよろしおす。
けど 生麩はおいしおすなぁ。
粟麩をフライパンで焼いて、白の田楽味噌で これは私のデザートどす。
娘は食前のつまみ食いや云いますねん。
投稿: youko | 2011年9月15日 (木) 17時09分
おたまちゃん
何年か前、東京美術館でフェルメールの
「牛乳を注ぐ女」を見ました。
その時もすごい行列で、大変でした。
絵は静かに空いてる美術館で、ゆっくり見たいものです。
それよりいつも、美味しそうな酒、肴をたしなんで、それが羨ましい・・・
投稿: reiko | 2011年9月16日 (金) 01時30分
京都紀行、羨ましいな・・・と読ませてもらいました。
近鉄で半時間もありゃ行けるんや、行きゃええやん!と思われても?
やっぱり愛しい娘が手かせ足かせ。おたまさんみたいは無理。
けど、荻須高徳展は行きたい。大好きな画家やのにモノホンあんまり見てまへん。混んでたら嫌やな○○展と特別展はデパ地下並やし気の弱いダンボは人の後頭部ばっかし鑑賞してます。
投稿: OSダンボ | 2011年9月16日 (金) 04時32分
鑑賞の仕方に干渉したらあきまへん。
たとえ、絵の横の説明書きばかり読んでいようとも、「この人、若死にやなあ」ってソコばかり、気にしてはろうとも、出口の絵葉書を見て「あっ!こんなんあった?もいっぺん見てこ」と言って、警備の人に叱られていようとも、です。
秋はやはり(って何が「やはり」?)
辛口吟醸です。
しかも、京は伏見の名水です。
もったいぶった、高いお酒より、庶民の定番が口に合います。
美味しいものによく合います。
京都駅、ちゃちゃーっと行ってこられたらいいですのに。
本物は違います。20センチくらいまで顔くっつけて見られます。画家の息遣いがきこえます。
ガラッガラで冷房がよう効いています。
投稿: おたま | 2011年9月16日 (金) 10時07分