家島吟行
兵庫県は日本海と瀬戸内海に面し、内陸に中国山地が横たわっています。
様々な気候による自然の恵みから、様々な農林水産業が発達し、主に子ども達のための、自然を生かした体験学習の施設が充実しています。
ということで、昔子どもだったワタクシたちも、そんな施設を利用して吟行することになりました。
海はヨォ~海はヨォ~ でっかいどう。ほっかいどう。
いえいえ、ここは兵庫県!
山が育ちのタヌキおやじとイノシシおばさんのご一行。
海が珍しくって大はしゃぎ。
家島は小豆島と淡路島の間にあります。
姫路から船に乗りました。
家島での「嘱目」はなんといっても
「夜光虫」 あわよくば「海ほたる」です。
今回利用した、「兵庫県立いえしま自然体験学習センター」の職員さんは、とっても親切で、やさしい口調ながらも「ココには何も、ありません!何もありませんが・・何か?」と、自然体験をしそうもない我々に不審のマナコ。
カヌー?NO,
カヤック?NO,
釣り?NO,
泳がない?・・
なんやねん。この年寄りグループは・・・・
ああ、ハイキングですね?
ハイクはハイクでも俳句です。
やっと、判っていただきました。
10人用のロッジを一棟貸してもらいました
12800円÷10人プラスシーツ代175円がお一人様の宿泊費です。
お食事は三食全てで2500円でした。
スズキ・あじ・シズ等のお魚はさすがの美味しさです。
ひじきなども日頃口にしているものとは全く違います。
ボリュウムもお味も満点。
夜のトンカツはおじ様おば様には多すぎて、合宿に来ていた青少年グループに差し入れしたほどでした。
県の施設ですので大切に使わねばなりません。
グループの男性陣は「亭主のカガミ」との誉れ高く
ロッジを出る時の清掃、ゴミ出し、すべてカンペキ、早朝の浜掃除までなさいました。
こんな美しい浜にも、加古川水系からゴルフボールなどとんでもないものが流れ着くのだそうです。
とっても、楽しかったので、も少し詳しく記事にしておこうと思っています。
肝心の俳句です。
「夜光虫」「海ほたる」しっかり観察できました。
満月に近く、海面に月の光が映り幻想的な景色でした。
新月の頃は星が美しいだろうと思います。
「ともづなの結び目美しき夏の月」 おたま
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