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2011年5月 9日 (月)

異界の手前



今日のお花です。
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鳴子百合・懐かしい音。元気を出して。

5・6年前、某所でいただいた数本がかなりの塊となり、庭に咲きみだれています。
山野草は地味だけど、魅力的です。
斑入りの葉は美しく、花が落ちたあとも楽しめます。

「亀鳴くや三色ペンで描く心臓」 おたま
                        (季語・亀鳴く/春)

母は4年ほど前に心臓にペースメーカーを入れました。
手術前にDr.から図解説明を受けました。

母を年に一度の定期健診に連れて行くために実家に帰っていました。
今のところ、すこぶる順調です。
医学ってのはすごいもんやなと、思っている次第でございます。

たまの実家で、親の日常を垣間見るわけでございます。

施錠などしたことも無い玄関からFおばちゃん(88歳)がけたたましい音をたてて入ってきます。
耳が遠いので、発生する音もデカイ。

「M子ちゃん(母85歳のこと)生きてる?」
「う~ん。生きてるよ。」

「早よ、死にたいなあ~。」
「そやな~。」

「どっちが先やろな~。」
「こればっかりはな~わからんな~。」

ほぼ、週に一度の訪問で

この、三つのセンテンスがクルクルと繰り返されます。

そして、ニコニコとお茶を飲んで帰るわけです。

何かもっと建設的な話題ってないものでしょうか。

先日はめずらしく、二人が盛り上がりました。

これまたご近所のAおばさん(83歳)が、家の中で転んで救急車がきた大事件が発生したのです。

「あの人、若さを誇ってはったのになあ・・」
「転んだら、あかんな~」

「気の毒になあ・・。気の毒やなあ・・」


(やや、間があり)

「もう、しまい(オワリ)やな~」
「そやな~」

ニコニコしながら会話を続ける二人が

     怖い!

ちなみにAおばさんは「シップ薬」だけもらって、
即、返品された、 自宅に帰されたそうです。

そのハナシをFおばちゃんにしたのですが、聞こえないのか、聞きたくないのか、おたまのハナシを「シカト」したあげく、又、大音響をあげながら帰っていかれました。

帰る間際に、おたまを見て

「おたまちゃん。来てたんかいな・・」って!!

今、ハナシをしてたっちゅうねん。

わからんわ。

どこまでが本気でどこからが冗談なんか・・。



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コメント

昔こんな婆ちゃんたちがまわりにごろごろいたなー・・・
自分の言うことばかりで子どもの言うことなんぞ聞く
耳持たぬという風で、そういうお婆たちを糞ババーって
子どもたちは影日向なく言うておりましたなぁ~・・

眼が悪いばぁちゃんにメタばぁちゃんとか皆言うてるので
本名知らずじまいのばぁちゃんもいましたわぁ~・・・
いまだと差別用語でっしゃろなぁ~・・・汗

まだ子どものヘルちゃんのコメントでし・・・

投稿: ヘルブラウ | 2011年5月 9日 (月) 20時13分

ヘルさん。
そうそう、「こどもは敵」と思っているおばあさんがいましたね。気骨のあるわがまま婆さん。
子どもに勝負を仕掛けてくる婆さん。

ま、ほとけのおたまは成れんやろね。
ヘルさんに任せるばい。

投稿: おたま | 2011年5月 9日 (月) 21時06分

ヤバイ話やな~
笑ってるダンボがそろそろと異界に踏み込みそうで・・・・
「亀鳴くや三色ペンで描く心臓」 おたま
参りました。
ダンボは元教師、子どもに正しく伝えるのが仕事やったし、このシュールリアリズムにはついてけません。

投稿: osダンボ | 2011年5月10日 (火) 17時04分

ダンボさん。
「竜天に登る」「百合化して蝶となる」とか俳句にはシュールな季語が結構あります。おもしろいです。
亀が鳴いたら天王寺さんの池はやかましいてしゃーないです。

子どもにウソを教えてはいけませんが、ウラは教えはったのではありませぬか。

投稿: おたま | 2011年5月11日 (水) 07時39分

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