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2011年2月

2011年2月28日 (月)

逃げる二月



抱腹絶倒。のブログがあり
もう、長い間読ませてもらっているのに、先日ドキドキしながら、やっとの思いで初コメを入れました。「ナイス!」と管理人さんに言っていただき天に昇っております。

このお方がお奨めのTV「戦国鍋」を見ました。
もし視聴できる地域にお住まいの方!必見でございます。

受験生ならびにその周辺の方、「なんとなく歴史が学べる」という副題がついているごとく、ものすご~~くためになります。

http://www.tvk-yokohama.com/sengokunabe-tv/

かなり煮詰まった鍋で味濃いです。
具材豊富で個々の素材のクオリティ高し。

以上、宣伝まで。

なんて、教養高きTVを見てる間に

さよなら、二月。

もう、行っちゃうんだ。

では、今月の総括をいたしませう。

今月のいい男

213_005_copy 片岡仁左衛門
いや~良かったわ。「盟三五大切」
又、ブログに書こうと思ってるんだけどね。

今月の失敗

9日を10日と間違えた。
きゃー。もうどこに居るのよ。と叱られた。

いつも、おとぼけのトシちゃんに、もう少しで脳病院に連れて行かれるところだった。はい。すっとぼけはこの、おたまでございます。

まぁ。人間カンペキだったら可愛くないじゃん。と言ってさらに怒らせる。

今月の不動参り

222_004_copy
坊さんの全力疾走。

222_002
京都醍醐寺の五大力さんに行きました
七日間でのべ1000人の僧侶が堂にこもり祈祷されます。

坊さんが1000人・・・それだけで・・・(笑)
もう・・・・・・・たまりまへん。 ←コラッ!



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2011年2月26日 (土)

春の海



 「まるひとつ描ゐて蕪村の軸涼し」 おたま
                                (季語・涼し/夏)

昨年の夏、伊丹にある柿衛文庫(かきもりぶんこ)に「芭蕉・蕪村展」を見に行きました。
江戸俳諧にゆかりの伊丹だけに、充実した内容であり、蕪村がどれほど芭蕉を尊敬し大好きであるのかがわかる展示品の数々でした。

蕪村にはとても有名なこんな句があります。

 「春の海終日のたりのたり哉」 与謝蕪村
 (ハルノウミヒネモスノタリノタリカナ)

おたまが、初めて覚えた俳句が、この「春の海・・」です
小学校2・3年頃だったと思います。

大大大好きな先生がいました。
「中村春海」という白髪の男の先生でした。

ベテラン教師だったのでしょう、当時新設された「特殊学級」の担任をされていました。今でいう、「特別支援学級」です。思えば、すごいネーミングです。

名前を「うめの実学級」といいました。
ラジオや本などで有名になった「しいのみ学園」のイメージから名付けられたのではないでしょうか。

僕らはしいの実 まあるいしいの実
   お池に落ちて泳ごうよ 
      お手々に落ちて逃げようよ
        お窓に落ちてたたこうよたたこうよ

おたま、いっこちゃん。ミヨちゃん。の三人は、さよならの会が終ると、家へ帰らず、まっすぐ、うめの実学級へ行きました。(そうそう、僕の可愛いミヨちゃんはという歌がはやっていました)

うめの実の教室は広くて畳敷きのスペースや少し段になった板張りや丸い机や大きな積み木や絵本がありました。

ここで、梅の実の子と遊んだり(彼らはお母さんがお迎えに来ておられました)
三人で遊んだりしました。

時々、先生に頼まれるお手伝いを誇らしげにやりました。
薄桃色のちり紙でお花を作ったり、折り紙の輪飾りを作ったり、それを壁にはりつけたりしました。

色んな先生が出入りされては中村先生とお話されていました。

先生はご自分の仕事が終ると、良く遊んでくれました。
小さな私たちを順番にぐるぐる廻して「世界一周」をしてもらいました。
笑いすぎると苦しくなることも初めて知りました。
お話もたくさんしてもらいました。

そのときに蕪村の俳句を教えてもらいました。
先生の名前はこの俳句から付けられたそうです

3年生。4年生と本当に梅の実に通いました。
当時、教科書は有償で、みんなお下がりをつかったり、弟や妹の居る人はそれは、大切に使いました。

おたまの一年生の教科書が梅の実にありました。親が寄贈したのでしょう。
「あっ!私の・・」と言ったら、中村先生が「おたまちゃんの教科書で勉強したら、梅の実の子がかしこくなるよ」と優しくおっしゃいました。

おたまは、うれしくて、恥ずかしくて、うれしくて、
たくさん勉強して立派な人になろうと(このときは)思いました。

5年になると、いっこちゃんが大宰府のほうへ転校してゆき、ミヨちゃんともクラスが分かれ、学校の終る時間も遅くなり、だんだん梅の実学級に寄らなくなりました。でも、中村先生は大大好きでした。

卒業式のあと、ミヨちゃんと職員室に行きました
中村先生はたぶん、何かお話をしてくださったと思うけど覚えていません。
ただ、いつものように、頭を撫でてもらった事ははっきり覚えています。
このときに撮った写真が家にあるはずです。

パッと、うしろを振り向くと、いつもいつも優しく笑ってる
そんな、先生でした。
誰かが、「逢いたい人に逢わせてあげる」と言ったら、中村先生に逢いたいです。

一番好きな俳句は?と聞かれたら
「春の海ひねもすのたり・・・」と言います。

  「春の夢たしか波音したやうな」 おたま



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2011年2月25日 (金)

ききみみずきん②



昨日の続きです。

学生さんかなあ。若いカップルです

「どないしょう。すごく心配になってきた・・」
「何が?」

 「この、手袋失くさへんかなあ・・」
 「大丈夫や!って」 (優しく)

 「だって、手袋って落し物ベストスリーに入るねんよ」
 「大丈夫や」 (優しく)

 「でも、心配やわ。だって、手袋ってそういう運命のものやと思うねん」
 「そうかも知れんなあ」 (同意かいっ!)

 「もし○○(自分の名前)が手袋落としたら励ましてな
 「うん。わかった」 (優しく)

       ≪ あほらし 

あほらし屋の鐘が鳴る~~   

こちとら、慣れない山登りの帰りやねん。
足も腰も膝もがたがたや。

一時間で登れるって言うから登ったのに、
二時間もかかったわ。

昔、先輩が言わはった。「おたまちゃん。一歩ずつ歩いたら必ず頂上に着くからな」

確かにそうかも知れん。
しかし、べつに頂上に行きたいわけでもない人間には
その一歩ってごっつう、しんどいねん。

昔はよく、山に連れて行ってもろたもんや。

おたまの少し上の世代の人の娯楽ゆうたら、
山登りか歌声か社交ダンスや。
カフェバーもゲーセンもカラオケも無いさかいになあ。
合コンちゃうねん。合ハイやねん。
せめてものフォークダンスや。
健全やなあ。

で、そんな先輩たちに可愛がってもろたわけや。
新弟子検査に合格したのを、一丁可愛がったろかというのと、違うねんよ。誤解せんといてな。

山によう連れて行ってもろたわけや。

山登りが好きなわけでもないのにひょこひょこついて来たことを後悔し、こんな性格治さなあかんと我が身を反省し、二度と登るかと決意するのに。

すぐ、忘れるねん。

そんなことの繰り返しの人生やった。

そして、今ボロボロのカラダで、ガクガクの膝で
電車に乗り、
我が人生を省み、
行きがかり上耳をすましてるのに、

落としてもいない手袋を励ませ ?
(少し違う?)

励まして欲しいのは わしじゃあ~

あかん。あほらしすぎて「おっさん」になってる。

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ココが、地獄の始まりとも知らず
鼻歌歌っていた、登山口であります。



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2011年2月24日 (木)

ききみみずきん①



今日のお花
222_020_3
桃・愛の幸福  スイートピー・青春の喜び
ムギ・富


二週間前のお花も足しました
222_029

こんな色のスイトピーも入っていました。
222_024 222_025

とってもいい香りがします。

では、今日のおはなしです。

人間というものは、大きく二つに分けられます。

レストランで真ん中のテーブルに着く人と、隅のテーブルを選ぶ人の二種類にです。

おたまは、どっちだと思いますか?

そんなこと、どうでもいい 判らない?
そうよね。

お店の人が案内してくださるのは、なぜか隅の席。
おおむね窓際だったりする。
お店の人が、そのほうが(都合が)いいのなら、人格者おたまに、否やはありません。

しかし、もし、万が一、「客が望んでいる」と思っているのであれば、それは、黄檗山萬福寺に行って座禅つき、二泊三日の新人社員研修で徹底的に性根をたたきなおさなければなりません。とオーナーに具申致しますです。

真ん中がいい人も居るのです。
つーか、ガラガラなのに隅っこに追いやられるイミがわからん。

このことは電車でもいえます。

実家からの帰路のことです。

平日の午前10時半ごろに乗る電車っていいねえ。
ガッラガラやねん。
それは、我が家の沿線がローカルってこともありますが。

我が車両は4人。お隣の車両もそれくらいの人数。
八人掛けのシートでお昼寝できそう。

なのに、皆さん申し合わせたようにドアの横の端に座ってはるねん。
借りてきた子豚みたいに。

学生さん。おじさん。おばさん。お兄さん。
皆さん、はしっこ。
一人お姉さん(おたま)を除いて。

そこに、若いつがい カップルが乗り込んできました。
いいねえ。若い人は、たのしそうやねえ。

全神経を耳に集中しました。寝たふりして。

   話はあしたね。
今日忙しいねんわ。お天気やから。

芽。出さな、いかんやろ。春やし。

土筆に負けてられへんわ。



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2011年2月23日 (水)

長寿の家系



 たまには電車もいいもんやね。

つい、荷物や化粧や格好を考えて車で行く実家です
だからと言って、寝起きにパジャマで車に乗っているのではありませんよ。

それは、M原さんです。(実名に近い匿名)

楽しいわ。電車・・・・。
車窓からの景色・・・あんなトコにあんなのが建った。
駅がこんなにきれいになってる。
いやぁ。学校の名前が変わってるわ。

電車の中も楽しい・・・・・・・
隣の男の子、熱心に本を読んではる。
のぞいてやった。
「パーティーで会話のきっかけを作る術」やて。
降りしなに、顔みたろ!

反対隣のお嬢さん。
今時めずらしいレース編みをしてはる。
ウチラ、若い頃よう流行ったなあ。
中途半端に放りだしたら、春ちゃんがみんな仕上げてくれたなあ。
春ちゃんとおたま、今でも役割分担は変らんなあ。

駅を降りて歩くこと30分。ホンマは10分で着くんやけど
ポチと一緒にあっちこっち丁稚

あ。ポチ覚えてくれてはるかしら。
も一回、写真貼ろうか?もうええな。

 

ハイ。着きました。お母ちゃん!知ってる?

「駅前の喫茶店、閉めはったんやね」
「うん。ママさん、お隣の社員さんと逃げはってん」
「お隣って不動産屋やろ。あそこの社長は、ママの旦那さんと違うの?」
「うん。ややこしい話やろ」

「○○医院も閉まってたで」
「うん。あそこの息子さん。結局、医大によう入らんかってん」
「先生もお年やったからねえ。残念やね」
「うん。お気の毒なことやった。」

「Kさんとこ(地元の大地主)大きな駐車場つくらはったんやね」
「うん。跡取りのおヨメさんが極悪非道でな、次々土地、手放してはるねん」
「なんで、極悪非道なん?」
「うん。詳しいことは、来週のお楽しみやねん」
「ナニ?それ?」
「うん。来週病院に行ったら、待合室で話聞けるねん」

「サイテー」

「あんたとこにも極悪非道の情報提供しようか?」

「うん。」

やっぱり、地元の話は地元やな
そやそや。
 
(byアホ母娘)

 「毛糸編むばかりの母となりにけり」 おたま

家の中で毛糸編んで暮らしているだけかと思えば、ご近所の噂話をよく知っている。おそるべし。お母ちゃん。

まだまだ長生きすると思うわ。

その、娘も。

/

「くさめしていよよ小さく母おはす」 おたま



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2011年2月22日 (火)

木っ端みじん



こんにちわ。松坂慶子です。

うそやで~

お宿下がりしてましてん。
って、江戸城本丸の大奥女中やないけどね。

実家に昼ごろ着いたら、母は、おうどんを食べつつ
ストーブの上の焼き芋を睨んでいました。

「それも食べるの?」
 
「うん。」
「食いすぎやで。」
「だって、いつ死ぬかわからへんやろ」
「それもそうやな」

母85歳。一人暮らし。
まあまあ、機嫌よく生きています。

五年前に心臓にペースメーカーを入れて、
それが、絶好調なので「死ぬに死ねない」らしい。

火葬の際は担当の方にくれぐれも、ペースメーカーのことを言うように言われています。
母の妄想では大音響の爆発とともに、焼き場の釜が
木っ端微塵に砕け散るようです。

週に一回、ヘルパーさんに、お掃除と、お買い物を手伝ってもらいます。
ペースメーカーのおかげ(?)で一級障がい者なので、頼めば色々な、サービスが受けられるのに、かたくなに「自分でやる」といいます。

見栄張りなのか、お上に申し訳ないと思うのか良くわかりません。
通院など、介護タクシーを使えばいいのにと思いますが、ふーふー言いながら歩いていっているようです。

デイサービスも二回ほど見学に行ったのですが
「年寄りばっかりやから、いやや」といいます。

貴女も文句なしのお年寄りですよ

近所のアキラ兄ちゃん(と言っても68歳)がゴミを出してくれます。
ミー姉ちゃん(と言っても62歳)が「お買い物なあい?」と訊ねてくれます。
Fおばちゃんが「あんぱん半分っこしよう」とおしゃべりにきます。

遠い娘より、近くの他人です。

惚けられた親御様のお世話も大変でございましょうが
いつまでも、物覚えの良いのも困りものです。

「このマエ頼んでたアレ、持ってきてくれた?」
「アレって何やった?」
「ひゃっ!もう、忘れてるの?あんたもトシやな

ムカッ 

「いやあ、何やった?忘れてるわ」
と、素直に聞き返したのに、

「アレ別に急がへんし、今度でエエわ」といいました。

さては・・・・アレが何だったか忘れてるんやで

きっと。



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2011年2月19日 (土)

切られる



ええ。もう里に帰らせていただきます!
今度と言う今度は堪忍袋の緒が切れました

運命と信じてた赤い糸も切ってやる
あったまに来て血管が切れそうだわ
あっ。いけない、
お醤油が切れてたわ。買いに行かなきゃ
ケータイの電池も切れてるし・・・

もう。どーなってるの

(堪忍袋の緒が切れる
こらえていた怒りが耐え切れなくなり爆発する。

はあ。遊びは男の甲斐性だす。
新地のホステスさんに入れあげても、見て見ぬ振りしてきました。
でも、こどもが居たやなんて・・・それも11歳やなんて・・

11年前ゆうたら、私がわんこそばの食いすぎで緊急入院した頃やないの。
ああ。くやしい。あんなに食うのじゃなかった。

びびびびび~

も~~よろし
里へ帰らせてもらいます

一人芝居しても、観客ゼロやしつまらんな。

218_002_3
ご紹介します。「ポチ」です。
今日は、実家へ行く予定です。
めずらしく、電車で行くことになりました。
色々荷物があるのでガラガラと引いてゆきます。

テレビ「世界不思議発見」のレポーター、竹内海南江さんプロデュースのカバンだそうで、時々見知らぬ人に「あのカバンですね」と言われます。

大きなお世話やと思いながら「いいえ、ポチです」とにこやかに答えますと。
「アカン、この人アカン」みたいな顔をされます。

そういえば、

象の足首
ポチという名の犬

二大・ありそうでなさそうな物やね。

まあ、とにかく、里に帰らせていただきます。

キャラバンシューズはいてリュックはポチの中です・・・。
ちょっと寄るところがあります。

うちらの頃は、キャラバンシューズ。
雪道はアイゼンの代わりに藁を巻いたりしてね。

って、どんな昔やねん。

じゃあ、いっちまいりまあす。

ああ。そうそう。

何気に偶然やねんけど
明星氏がつぶやいてるのを知ってしもうた。

めっさ、むっさ、(滅茶苦茶)オモロイねんけど。
読ませてもろうて、ええのんやろか。

なぜか、罪悪感を感じるねんけど、
かめしまへんわな。

いやーっ。おもろい子やわ。

母、乱入したら、切れるやろな。



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2011年2月18日 (金)

ももちどり



 「春の闇木の又にある巣箱にも」 おたま
  (ハルノヤミキノマタニアルスバコニモ)

                    (季語:春の闇/春)

夏の闇・秋の闇・冬の闇はありません。
「闇」は春にだけ季語として存在します。
春の夜の暗さというものに独特の情感があるのでしょう。

漆黒の闇ではなく、
目を凝らせばほのかに明るい。
湿り気があり、重さのある闇。
なにかが始まり、動き出す闇。
あたたかく、柔らかく、けだるい。

桂枝雀(小米)の「鷺とり」のアタマに雀を捕まえる話がでてきます。
あれが好きで、何とか捕まえたいと試みておりますの。
落語では男が「こぼれんめ」(こぼれ梅)を撒きます。
こぼれんめは味醂の搾りかすで、現在の製造方法では搾りかすが出来ないらしく、この、ほろりと甘いお菓子はお宮の参道あたりに行かないと買えません。

「こぼれんめを撒く」そのことだけで、なにか長閑であたたかい春の気分です。

おたま、撒き餌してるのに全然懐かないねんよ。
彼らの辞書には「友情」という文字はないみたい。

今朝は、チュンタロはん。チュン子はんが去んだあとに
なにやら奇妙な鳴き声

あれはね、あれはね・・・
ウグイスのリハーサル。
「初音」です。

「笹鳴」は聞いていたのですが、いよいよ本格デビューのようです。
春の訪れです。鶯は「春告鳥」とも呼ばれます。

鶯は年がら年中鳴いているのですが、この季節は里へやってくるので「春」の季語になっているのでしょうね。
夏になると山へ帰り、俳句では「老鶯」「夏鶯」と詠みます。

こちらへ越してきた時、春でしたがウグイスの声に起こされたものです。
楽しんでいたのも最初だけ、そのうち「ジャカーシー」と思うようになります。

夏が兆すと、朝も昼も夜もあらずホトトギスが鳴き始めますます
漢字で「時鳥」って書きます。
ホトトギスって本当に、笑ってしまうくらい夜中も鳴いています。
とりとめの無いとりです(洒落です。ついてきて下さい)

おたまね、十一の声を聞いたことがあるのですよ。
別名、慈悲心鳥。本当に「じゅーいち」って鳴くのです
嬉しかったわ。
深い深い山の中でした。

で、ウグイスですが
姿を見るのは難しいといえます。
その点、見た目のいいメジロは姿をよく見せますが悪声です。

庭にはそのほか色々なキレイな鳥がやってきます
昔ほど来なくなりました。
雀でさえ、めっきり減りました。

ちょっと公園へ鳥を探しに行ってくることにしませう。

チッチ、ここ止まれ
チッチ、ここ止まれ
止まらんチッチは飛んでいけ。

そうそう、「こぼれんめ」作戦に失敗した男は2案として、自分の体に緑色の塗料を塗り、木になりすますことを思いつきます。

なかなか、エエ発想や。

検討の余地はあるな。

 



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2011年2月17日 (木)

三浦友和



三浦友和

おたま周辺にこの方の熱狂的なファンが居ないので
遠慮なく書かせていただきますが、

というか、三浦友和・命という人をまだ、知らない。
聞いたことが無い。
居ないんじゃないの?

逆に、大嫌いっ!という人も知らない。

そういうポジションの人ってことにしておく(勝手に)

端正なお顔をしてはります。
でも、おたまに顔の好みはないのでポイントになり難い

(表か裏か判ればよろしい)

めっちゃ、ストライクゾーン広いねんよ。

三浦友和

例えば電車では真っ先にお年寄りに席を譲るみたいな。
宿題はちゃんとやる。みたいな。
九九はすらすら言えるみたいな。

真面目できちんとした印象です。
思わず、しばき倒したくなる。
「この、嘘つき~」って。

そういう意味では、タイプかもしれない。
おたま、嘘つきが大好きですねん。
屈折してますねえ。

三浦友和主演の映画「死にゆく妻との旅路」
ロードショーが始まります。
題名だけでパスしたくなるわ。
なんか、辛そうやないの。

あらすじは、興味のある方自力でお調べください。

映画公開にあたり新聞のインタビューに答えてはった。

その言葉がちょっと心に残ったので、転記させてもらいましょう。

結婚は31年目にはいりました。心がけていることは・・ないですねえ。
たぶん夫婦って相性の問題だと思うんです。
僕は偶然にも恵まれて、いい奥さんがきてくれたってことです。
初心に戻るっていいことですよ。
僕らは仕事柄、過去を振り返ることが多いじゃないですか。そうすると、あんなふうにお互いに惹かれあった2人っていうのがあったよね、と思えることがある。
自分をすごく求めてくれたころのことを思い起こすって、いいと思いますね。

ぬけぬけと真面目な人やね、嘘つきでは無さそうなところはがっかりやけど、おたまのお気に入りリストに入れてあげてもええかなあ。
初心に帰るって大切なことやよね。
あ、やっぱり止めとく。もうちょっと、「汚れ」てくれないと、リスト入りは無理やわ。

それって、「今は小汚いおっさんになってしもうて、小憎らしいことも言ったりするけど、あの頃はあんなに可愛かったやないの」って初心に帰って息子を許す。みたいなことかな。ちょっと、違うな。

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2011年2月15日 (火)

銀シャリ



雪が降る・・・

重いカラダに・・・

そう・・・    食いすぎよ! 

いけない?何かご迷惑かけた?
何月何日何時何分何秒?

昨夜は,タラチリ鍋をしました。
なんで、食べることって楽しいんだろ。
お野菜入れて、お豆腐入れて、
人参を梅の花に抜いたのを3枚散らしました。
うひょ。うひょ。

一人暮らしになると、炊いたごはんは、自己責任で完食しなければなりません。
中途半端に余るのが困ります。
今朝、あさごはんガッツリ食って、食いすぎて死にそうになって、お昼になったので、お茶碗に半膳残ったごはんをおかゆにして、お餅をぷくーっとこんがり焼いたのを入れて、野沢菜に荒神さんで買った一味をかけて軽く済ませました。どこが軽く?

それで、もう、夜ごはんです。
タラチリは2日前から決まっています。
問題はごはんです。夜炊いたら、あしたの朝、理想的朝食は無理です。朝は炊き立てごはんが好きなのです。

同じお米やし・・・ということで、
今日は「賀茂鶴」をいただくことにしました。
はい。お米のジュースです。

ごはんを冷凍したことがありません。
恐ろしいのです。まずいに決まってると信じています。

お米は、お米だけはこだわりのコシヒカリを新潟の農家から送ってもらっています。これを七分づきでいただきます。
もう、何年、何十年のお付き合いでしょう。
○○さんちの田んぼに今頃は白鳥がやってきてるなあ、などと思いながら。

ウ~ン。マンダムじゃなかった。し・あ・わ・せ。

そういえば、パンはとんとご無沙汰やわ。
なにしろ、ごはんを炊いたら食べきらなきゃいけないのでね。
それで外出先でも、「おたまちゃん、何か食べて帰ろう」って言われても、断ることが多くなりました。
ペットに留守番をさせている人の気持ちが良くわかります。

ピンポ~ン
誰や!こんな時間に!

ガチャピンが和歌山のミカンを持ってきてくれました。
「おたまちゃん。もうごはん食べてるの!まだ、6時よ」
「だって、お腹すいたもん。それにウチの時計6時半やし」
「オタクの時計は嘘つきやってみんな言うてます」

「な・な・何?。ごはんの代わりにお酒飲んでる!」
「もう・だめ!ちゃんと、ごはん食べなきゃ!」
「ひっちゃんに言いつけてやる!」

と言って、ミカンをお供えしながらぶつぶつ言ってました。

ガチャピン姉さん。
おたまほど、
ごはんごはんごはんのことで頭いっぱいで
友人の誘いを断ってまで飯食ってる未亡人がおりましょうや。

きょうは、たまたまや。

ほんまやって。

 「飯を炊く釜ぶくぶくと春の宵」 おたま



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2011年2月14日 (月)

彦山権現誓助剱③



昨日のつづきです。

演目(タイトル)になっている「彦山」は福岡県・田川にある英彦山(ひこさん)のことです。

芝居の舞台になった場所を知っていることは、観劇の楽しみに奥行きを持たせてくれます。
(たとえば、「女殺油地獄」の徳庵提と野崎観音の距離感を知っていたら、堤のあたりの賑わいをイメージできます)

英彦山を知らない方でも、杉田久女の

「谺してやまほととぎすほしいまゝ」

の有名な俳句や、ここが修験の山であることを念頭に入れておくと、舞台は、深山であり、野鳥の宝庫であり、澄み渡った場所だと、イメージできます。
六助が看経の間のウグイス。
また、きこりの斧右衛門が悲嘆の涙で「ば~あさま」と呼ぶときの「こだま」の場面などです。

今回の席は「花道」の脇。少し後方。
ということは、シャリンと音がして開く芝居幕がよく見えるのです。

ということは・・お園登場(男装(虚無僧)に姿を変えた)の「内輪の足を外輪になおす箇所」がバッチリ見られるのです。

ということは・・・おたまの、一メートル横を松嶋屋が通るわけでございます。
引き込みのときは、もちろん、光線でウィンクしまくり。

この、「花道」というのはよく考えられていますね。
単なる、通路というわけではなく、
さーっと茣蓙を敷いて、お屋敷の一部になります。
緑の敷物で、あぜ道にすると、客席を含む小屋全体が深山にある里になります。

芝居によってはこれが、空間だけでなく時間の経過を表すこともあります。
幕外での芝居。すなはち、村中の通りのみを残すことでずいぶん遠くまで来たことがわかります。道行の芝居などによく見られます。
いけない。話が横道に逸れそう

ついでに、田舎家の場の装置ですが、庭先の山木戸。のれんにはワラビの図柄。縁側の踏み段は「継歯」といわれる、山から切り出してきたばかりのような大木です。庭には臼。どれをとっても、このあたりの農家の様子がよく伺えます。

そもそも、おたまが歌舞伎にはまった一等最初は、ある小道具だったのです。ハイ。森より木を見るのが好きな重箱隅子です。
(いけない。話が横道に逸れそう)

お芝居の中味のことを書こうと思ってたのにもう、こんなに書いちゃった。

見どころは言い出せばきりがないのですが、

六助「必ず礼には及ばぬぞや」
どんだけ人がええねん。

微塵弾正(タクボンに)たばかられたと知り怒りがこみ上げてくる。後退しながらポテンと腰をおとす。(ここの箇所、しっかり見たかったのにオペラグラス触ってって見そびれた、愚かなおたま)

しかし、ここは助太刀の必然性としての「怒り」と取りたくない。だって六助エエひとやもん。怒りんぼうとちゃうもん。彼は自分の「怒り」ではなく恩師への「義」として立ち上がるのでございます。パチパチ。

そして、好きな場面。
農夫六助がさらにイイ男に変身するのでございます。

出立へ気負いたつ喜び、勇み立つ気持ち、着替えのくだりは、もう奥さま気取りの、お園になった気分で、いそいそと甲斐甲斐しく、おたまも、手伝ってる(つもり)

お園。大力の大女という設定ですが、仇と思っていた相手が六助とわかり、その後の恥じらい、可愛らしさ、心浮き立つ感じがよく出ていて大変結構でした。
孝太郎さん、元々顔がすっとぼけてはるので、役どころピッタリでした。(いや、褒めてますねんよ)
仇は討てたしダーリンは見つかったし、この人が一番「結構」やったんと違いますか。

お幸。武人の妻らしい品があり、素敵でした。小判を投げつけ六助を試す場面。かっこよかったです。

来週は、夜の部に行きます
鶴屋南北の・・・きっとドロドロしてるんやろな。
うふっ 楽しみ。

毛谷村六助・仁左衛門  京極内匠(微塵弾正)・愛之助
お園・
孝太郎    お幸・竹三郎      お菊・松也
吉岡一味斎・
彌十郎         衣川弥三郎・薪車
衣川弥三左衛門・
段四郎     佐五平・猿弥



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2011年2月13日 (日)

彦山権現誓助剱②



昨日の続きです

≪ストーリー≫

とんでもハップンな男も居たものだわ。
名前は京極内匠きょうごくたくみ)。
お菊というベッピンさんに振られた挙句、お菊のパパである吉岡一味斎に立合いでポコペンにやられます。
だって、パパは剣術指南役。
強くて当たり前田の・・・クラッシュギャルズ。

頭にきた内匠(面倒だからタクボン)は卑怯にも、闇夜に鉄砲で一味斎をズドン。とやっちまうのでございました。

oh!闇夜のカラスは見えにくい。からすの足跡ナゼ怖い。貴女にあげましょ福助足袋じゃなくって、マダムジュジュ。何を言ってんだか、わけわからない。

おまけに手引きをした部下も口封じにばっさり。
こんなタクボンだけど、知らなかったと思うんだ。お菊がバリバリのシングルマザーっだってこと。Virginは姉娘のほうでございますのよ。
見かけで女を判断するようじゃ、アンタもまだまだネンネだね。

てなことで、吉岡さんご一家は、あだ討ちの旅に出ることになります。

メンバーは一味斎奥方・お幸。長女・お園。次女・お菊
お菊の子・弥三松も連れて行くのよ、どう見ても就学前。幼稚園年中組さん。
このお芝居では子役もしっかり演じます。それがものすごく可愛らしくて、物語の明るさの一因になっているかもしれません。
お世話係の家人・佐五平もお供に。

女・子どもばかりで、どうするのよ!
って胸を痛めてくださった皆様。ご心配なく。
姉娘・お園がすごいねん。女武道の大女。
花を摘む手に刀が似合う。城の雀がそう言うた
ほんに、アナタは、琴姫(七変化)様じゃ。

処は変わりここは毛谷村。
も~う・・。やっと出てきはった。仁左衛門六助さん。
ふぁ・ふぁ・ふぁ・ふぁ・・・おたま、嬉しくて笑い止らず

最近、母をなくし供養に明け暮れる日々。
実はすごい剣の使い手、それもそのはず、彼は吉岡一味斎の愛弟子であり、おまけに、(おまけにって事はないけど)、彼はライオネス飛鳥・お園のフィアンセでありました。ったって、パパ一味斎が決めたことで修正済みphotoや釣書の交換などしていません。

ささ。ここにやって来たのが、微塵弾正みじんだんじょう)と、その名も変えた逃亡者タクボン
耳の遠い老女を従えて、なにやら一芝居・・・ほんまに悪いやっちゃで。

ココに来るまでにはもっと、ひどいことをやっちまってるタクボン

ああ、それは、いえない。

そして、話はここからが、面白い

それも、言わない・・・っと。

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明日は、この芝居の醍醐味や舞台装置のくふう 
男を装う女の役をする男の役者さんのことや
悲しみを秘めて酔っぱらっちゃたけど、ホンマは酔えない。でも酔っ払ってる演技とか、お話したいとおもいます。



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2011年2月12日 (土)

彦山権現誓助剱①



二月大歌舞伎(大阪松竹座)昼の部
彦山権現誓助剱(ひこさんごんげんちかいのすけだち)を観てきました。

はなしは、あだ討ちものなれど
どこか、おおらかなのは、梅の春という季節がらと、のどかな山里という土地柄のせいか・・・なぜかのんびりしています。
何よりも、主人公の明るさが魅力です。

春にふさわしい、明るい出し物といえるでしょう。

原作で九段目にあたる「毛谷村」(けやむら)は一幕物として、再三上演されていますが、関西では実に67年振りとなる今回の通し狂言でした。

「通し」は話の前後がよくわかり、知ってるつもりの「毛谷村」の一つの所作、セリフにも「そういうことだったのか」という発見や面白みが味わえて、よろしゅうございました。

何が「」なのかというと、主人公・仁左衛門さんが
なっかなか、出てきはらへん!

もう、待ちくたびれたわ。
ウソウソ。千年でも万年でも待ちまっせ。

この、毛谷村六助。めっちゃエエ人やねん。
おおらかで、田舎の人らしい純朴さにあふれ、それでもって、剣の達人やのに愛嬌があって、親孝行で、信心深くて、情があって、親切です。

おたま、こんな人やったら・・・
再婚してあげてもエエな。
ひっちゃんも絶対「ええよ」って言うと思うわ。ううん、やっぱりひっちゃんのほうがエエわ(何をごちゃごちゃ言うてますねん)

この、強く明るくさわやかな六助を片岡仁左衛門が演じます。
もう、ぴったりやわ。

他の登場人物は、
お園・武芸に長ける。なぜならパパが剣術指南役やから。アニマル浜口の娘ってとこね。
お菊・お園の妹。元はと言えば、みんなこの子が原因やねん。この子は悪くないねんよ。ただ美しいだけ。こっそり、未婚の母になってる。
お幸・二人のママ。さすが剣術指南役の妻だけあって、武芸のたしなみあり、見せてくれる場面がある。
衣川弥三郎・お菊の恋人。あだ討ちが終ったら結婚できるって張り切って応援に駆けつけるも、ばっさりやられる。何してんねんな。
京極内匠(たくみ)・この人が悪いひと。武士の風上にも置けない。

その他のひとは、そのつどご紹介しましょう。

刃物を振り回して不法侵入してきた女(しかも男装)が

手のひらを返したように、もじもじしだし、

「女房じゃ。女房じゃ。わたしゃオマエの女房じゃぞぇ~~」

と言って、飯は炊きだす。酒は酌む。
臼は持ち上げる・・・

な、何なんだこの女人・・・、ふつーなら

110番通報よね。

ほんに、わけワカメだこと。

という、お話は、又あしたね。



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2011年2月10日 (木)

せーだい



今日のお花
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デンファレ:美人
ソリダスター:知識
ブルースター:信じあう心

   
もうちょっとで、をみるとこやった。

昼下がりのスーパー。

おたま、ペコちゃんのふりして
お菓子売り場に立っててん。

そこへ、中高年のお上品そうなご夫妻が来はった。

ご主人、こんな処へ来慣れてはらへんのやわ。
嬉しそうに、きょろきょろしてはった。
そして一言

「しかし、仰山の種類があるんやなあ」

優しそうな奥様は優しそうな声でおっしゃった。
「飽食の時代やからねえ・・」

ここで、止めといたらエエのに、
ご主人、いらんこと言わはった。

「ボク。こんなん、食べさせてもろたことあらへん」

おっちゃん。おっちゃん。
それ、言うたらあかへんがな・・

案の定、奥さん「キッ!」とならはった。

ささ。そこからやがな・・・
奥さん数字に強いひとらしく、ご主人の血糖値から、血圧、体脂肪率をまくしたてはった。

ご主人、おとなしそうな人やのに口答えしはった。
どうも、奥さんはお菓子の「隠れ食い」をしてはるみたいやね。

「ボクは、前から知ってたんや」って鼻膨らませはるねん。

もう、おたま、いたたまれずに、その場を離れたい
いや。離れたくない。
離れられない。ペコちゃんやし・・。

で結局、ご主人何か一つ買ってもらいはったみたい。

ほんで、どっかに行かはった。

あの、奥さま(おたまより年上とお見受けした)に
アドバイスしてあげたい。

ご主人様には、優しくしてあげてっ

そのうち、逃げも隠れもせず暴れ食い

せーだい。色んなもん。甘いもん。仰山。
食べさせなはれ・・・

せーだい・せいだい
     充分に。せいぜい。しっかりと。精出して)



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2011年2月 9日 (水)

春の闇



それは、例えば「絵画」かもしれない。
     例えば「音楽」かもしれない。
     例えばだれかの「言葉」かもしれない。

自分がインスパイアされる。

機が満ちて出会った必然を偶然と呼んでしまうのは
少し考えが足りない。

ああ、そうだったのか・・・
そういうことだったのか。と気づくとき

たとえ、それが、思い込みだったとしても
(誰がそう、言いきれる?)

体が軽くなり、目の前のもやが消える。
全てが解き放たれ、自由を獲得する。

そんな、曖昧な言葉はいらない。

宇宙を構成する粒の粒の粒が自分なら
自分そのものが宇宙なのだとわかる。


探していた、(そのことにも気づいていなかった)
ジグソーパズルの最後の一片が突然見つかる。

それは、ボルベール≪帰郷≫という映画だった。

2006年・スペイン

この映画の「何」に扉を開かれたのか、
ストーリーだったのか。風景か。あるシーンか。壁に掛かっていた一枚の写真か。ペネロペ・クルスの美しさか。

判っている。

当時、ひたすらに、ある作業をしていた。
それは、自分を洗い出すことであるのに気づいたのは、後になってから。
協力者のエンジェルに話をした。

彼女はスペイン語が話せる。
「この歌(Volver)、歌えるよ」と言った。

たとえば、他愛のないこと。
スリッパの音。池に石をなげること。猫とじゃれること。

そんなことにさえ、迎える用意があれば
扉は開く。
機は熟すのだ。いつか。

「をんなみな強き映画よ春隣」 おたま

「キャラメルや映画館にある春の闇」 おたま

映画を見たのは2007年の早春と記憶している

エンジェルの歌はまだ聴いていない。



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2011年2月 8日 (火)

どすこい人生



ねえ?
八百長って悪いことなん?
お釣りが来るくらい大人になってるのに判らんねん!)

テレビカメラに向かって、おばさんが「徹底的に真相を究明してほしい」って言ってたけど、

あなたは、ごまかしの無い人生を歩んできたのですか!と、見ず知らずのおばさんにお尋ねしたい。

こんな人に限って、きっと、体重測定の日の
朝ごはんを抜いて登校してたんだ。

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相撲の世界に八百長があるって、誰もがわかっていることじゃないの?
ちっちゃい頃、白黒テレビを見ながら「今のは、八百長やな」って大人が言ってたよ。

スポーツマンシップは薬局に売っていない。
肩こりに効くわけじゃないねんよ。

土俵にそれが、無いと、あかんのかなあ。

英語の弁論大会のテーマが決まらない、高校生明星に入れ知恵してやった。
外国人教師ウケするように、テーマは「相撲」とした。
当時ファジーという言葉が流行していた。

相撲の世界は白黒だけでは成り立たないこと。
ソコでは星の貸し借りは頻繁に行われそのことは、みんなが知っていても、あいまい(ファジー)なままにされる。

日本には「言わぬが花」という言葉があり、
相撲の世界では「武士の情け」がいまだに通用する。
その証拠にちょんまげを結ってるでしょ。
ちゃんちゃん。

見たいな事を、ぶちかましたった。

明星ちゃんの英語力と、(八百長に対する)教育的見地から優賞はできなかったけど、カゲで結構ウケタ。

そういうもんなんだよ。って皆が知っているのに。
きれいなことばっかりで、世の中できてたら、オモロイこともな~んもあらへんがな。ウラがあるから表があるんや。

八百長、擁護してるわけやない。
それも、ありの、相撲やっていうてんねん。

なぜなら、

相撲は、ある意味芸能やもん。

「全容解明」っていうけど、そらあ、今回の関与の疑いの力士達。「ババつかみ」やって思うわ。

だって、今バリバリの某親方かて・・・・・違うの?
大関陥落まえに絶対8勝で勝越してたがな。

↑おたまの偏見ですからね。あくまでも。

しかし、おたまの思う(正しい)八百長とは、今回、ちょっと違うみたいやね。

生臭い話になると別やわ。
そこらへんは、「キレイ」じゃないと、粋やない。

お金で売買するとは、堕ちたものです。
貸し借りは「☆」だけにしとかなあかんわ。
武士の情けって思ってるから、観客もおおらかに受け入れてたんと違うの?

昔も、昔からでも、お金が動いてたんやろか。

うう~ん。大人ってこわ~い。(ブリブリブリッコ)

だと、すると、ちょっと笑うてられへんな。
一丁、おたま関が、締め上げなあかんな。

ドスコイ。ドスコイ。



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2011年2月 6日 (日)

赤い靴



(たぶん)それは、ビニールの赤い靴。
甲にベルトが渡してあり、スナップのところに、同じビニールで作った小さな花がくっついていた。

(たぶん)それは、お気に入りだったからか。
知らない人に話しかけられるのが恥ずかしくて下ばかり向いていたからか。
その靴をよく覚えている。

(昔の)博多駅の近くの映画館に、大きな看板が掛かっていた。
「赤い靴」を履いたモイラ・シアラーだ。
死ぬまで踊り続けなければいけない、そのハナシを聞いた時、可哀想だと思ったのか、恐ろしいと思ったのか・・
(たぶん)うらやましい・・と思ったような気がする。

お姉さん。
独身の女の人をそう呼ぶのなら、
それは(たぶん)お姉さんに連れられて、出掛けた。
お姉さんに貰った「こけし」のイヤリングをつけて。
「ケイトのセンセ」と呼んでいた人に貰った毛糸で作ったクマの人形を持って。
そして、お気に入りの赤い靴をはいて。

町の食堂のガラスケースの中の、赤飯のおむすびを買ってもらった。

・・・・・・・・・。

お姉さんと、知らない男の人が草原に座って話をしている。
遠くに飛行機がみえる。鉄条網が張られている。
ここは「板付飛行場」の近くだ。

おたまは、おとなしく、おむすびを食べている。
お姉さんの膝に頭を乗せて眠ってしまう。

・・・・・・

歩きくたびれた上に、イヤリングの片方を落とした。
家の玄関にほこりっぽくなった、赤い靴が脱いである。

幼稚園へ行くもっと前の、この日の記憶を
後年、母に話したら、
「その男の人、アメリカさんじゃなかった?」と聞いた。
(たぶん)違う。と答えた。

あのお姉さんは、どこのどなただったのだろう。
あの日も、赤い靴も遠い夢の中である。

今日。ひろやんが走る。(たぶん)
(たぶん)赤い稲妻になって、赤いシューズで。

結果が恐ろしくて、
ブログ訪問できないと思う。

受験の息子を見送る心境だわ。

「寝てばかりゐし子に今朝の大試験」 おたま

ひろやんは、寝てたわけではない。
(たぶん)やるときはやる。
フレ~フレ~。赤いクツ。



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2011年2月 5日 (土)

二月の海苔



真面目にコツコツ努力をしているのに
幸せになれないと感じておられるアナタに朗報です。

すでに、幸せならば、さらにもっと

「幸せをつかむ最良の方法をお教えします」

おはようございます。
ウサンクサイビッチ・オタマノスキーです。

そんなこと、言われたら、

世間の荒波にもまれた汚れちまったフツーの大人なら、一笑に付すか、疑いのまなこを向けるかでしょうね。

ところが、おたま、及びその周辺の純情な人々は、そんなハナシにまんまと乗ってしまうのでございます。しかも、ペランペランの折込ちらし一枚で。

磁気布団・黄色い財布・多宝塔・パワーストーン・・・・

そうではございませんの。
買いましたの。

巻きすし

 「太巻き買ふ節分祭の帰りみち」 おたま

ご覧くださいませ。

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写真がヘタピーなのでココに文章を転記します

「本年の幸福をつかむ最良の方法をお教えします。」
それにはチャンスと方法があります。
節分の夜、家族揃って恵方(本年は南南東)に向かい、無言で巻きずしを丸かぶりすると、その年はあなたのご家族に幸運が回ってくると言い伝えられています。

言い切るか!
兵庫県海苔問屋協同組合

よっしゃ、気に入った。そのクソ度胸。

しかし、ふふふふっ
「言い伝えた」のは「海苔屋さん」やってみんな知ってるよ。

でも、楽しいから、毎年、ばかばかしく、にぎにぎしく、やっています。
コンビニ経由でこの「言い伝え」も全国展開しているらしいです。

しかし、いつごろから「丸かぶり」をやるようになったのでしょうね。

40年前に習った「節分にちなんで」のお献立

※鬼ばらい・・トリそぼろの卵蒸し(石にみたてて)

※年越しいわし・・いわしのゆず香やき。
                ヒイラギの葉に刺して

※お多福あえ・・・千切り野菜、すしあたりの甘酒和え

※金棒すし・・たくわん、三つ葉、梅干を芯にした細巻

やっぱり、昔はお上品だったのね。
丸かぶりなんて、とんでもない。

そういえば、辻嘉一の弟子だった、料理の先生が、
「のりは2月頃に買っておくこと」って言ってはった。

やはり、海苔問屋の言うことは聞いておこう。
海苔さえあれば、鬼に金棒すしも作れるしな。
幸せにもなれるしな。

「今年の幸運をパックリと!」か・・・



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2011年2月 4日 (金)

中山寺の節分会



雲ひとつ無い青空、気温11度。
宝塚にある中山寺へ行きました。

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中山寺山門

202_021
鬼さん登場。ウワーォ。

観音菩薩に扮したタカラジェンヌ登場

202_032 どっからでも
かかって来なさい

202_035

何をこしゃくな、ヅカガール。
エイヤー

202_036_2 これでも
おくらい!

バッキューン。

202_038 見よ、
観音力

えへへ。
やったた。

202_040 あいてて

・・

202_044 ごめんなさい
もうしません。

あしたから、よい子になります。

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は~い。おつかれさまでした。

写真がヘタピーでごめんなさいね。
これでも必死(東京ではシッシっていうの?)で撮ったのよ。拡大してみてください。

このあと、宝塚市長さんをはじめ、裃をつけた、たくさんの人(歳男・歳女かしらね)が豆まきをしました。

気の弱い、おたまも、いっぱい拾いました。
トシの数の5倍は拾いました。(20×5)

とっても、楽しかったです。

あっ!忘れてたけど俳句も作って、ミニ句会もちゃんと、やりましたよ。

あのタカラジェンヌは、やっぱり、年女かねえ
60歳にしては、若くみえたけどねえ。

バカをお言いでないよ



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2011年2月 2日 (水)



一昨日の朝が関西この冬一番の冷え込みだったようです。

S子さんち、 昨日の朝の気温は氷点下7度だそうです。
同じ町内でも南に位置する我が家は2度でした。

寒い地域にお住まいの方は「そんなもの!」って思われるでしょうが、祖先がイチジクの葉っぱ一枚で暮らしていた、おたまには信じられない寒さです。

「見たんかいっ!」

なんじゃかんじゃ、言っても、もう節分ですよ。
この、数年は毎年京都の節分会に行ってますが
今年はタカラジェンヌと共に過ごす予定です。
(あちらは、そんなつもりはない。)
吟行で中山寺(宝塚)の豆まきを見にいきますの。

しかし、タカラジェンヌって「顔」ちっちゃいね。
じゃんけんのグーくらいしかあらへん。
それで、みんな色が白いねん。
あれって、お日ぃさんに当たってへんからやね。
だから、食べても美味しくないと思うよ。きっと

この、節分までを「寒」・「寒の内」と申しまして、
翌日は春が立つのでございます。

そして、おたまは腹を立てているのでございます。
(愚かなる自分自身にね)

お~。時間が無い。
Oh Noのいもこ。なんてこったい。

ばっと、バット、黄金バット。
と、連続おばちゃんギャグをかましてみても、
誰も、、おたまを救ってはくれない。
金魚もすくえないアナタに、この、追い詰められた、おたま様を救えようか。

さいでがす。大阪ガス。
今週までに「寒」で七句。作らねばなりませぬ。
やってやろう。この野郎。
おいら、ヤクザなグラマードラマーだぜ・・・・・。

ああ、力が尽きそう・・・

寒・寒・寒・・・・・もう・・・アカン。

 「大道芸に少し離れて寒鴉」 おたま

まあね。一つくらいは自分に課題を課して生きていこうとは思っていますがね・・・
つ・つらいわ・・・



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2011年2月 1日 (火)

タイムイズ・ま~ね



誰からも信用されてへん。
あてにならん奴!っていつも思われてる。

悲しいけど・・・・・・・・・・・

 痛くもかゆくもあらへんわ 

(我が家の時計はこういうでしょう)

おたまちゃんちの時計、どれが合ってるの?
ってよく聞かれます。

だって、ぜ~んぶ。
少しずつずらしてるんやもん
(いばって、どないするねん)

絶対に五分ずつ時計を進めておく・・

そんな、ひっちゃん(夫)のこと、
理解できないままだった。
所詮そんなものよね。夫婦って。

わけワカラン。

新妻おたま、上目遣いに聞いてみました。
  「ドチテ? ←可愛いやろ。

「何んかな、得した気分になるやろ」

というのが、いつもの答でした。

ほんまに、解せん男やで、しかし。

5分進んでると言うことを自分がすでに認識しているのならば、何の意味もないのではないだろうか。

しかし、偉大なる家長の、その

遺志を継ぎ今でも、我が家の時計は
今でも、そう。今でも。

「そーね。だいたいね。」という感じです。

それで、真実を知りたい時はテレビをつけます。

「おはよう朝日です」の「おきた君」が
「今日も元気でいってらっしゃい。」って言うてくれます。

行くとこゆうたら、ゴミ捨てくらいやけどね。

おきた君。昔は日によって背の高さが違ったけど、(たぶん誰かが投書したんやろな)最近はお決まりの人が入ってはるみたい。

うそうそ。「入ってる」というのは嘘です。

おきた君はほんものの「うさぎ」です。

6年生の登校班の班長やのに
遅刻してばっかりで、班員のだれもから
「あてにならん」と思われていた明星氏。

ある朝、母おたまは
家中の時計を全部、30分進めておいた。

脱兎の如く飛び出して、
小学生が全く見当たらず、「エライコッチャ、メチャ遅れや」と思って、全力疾走する途中。タバコ屋さんの時計が目に入ったらしい。

あわてて、家に戻ってきた時には、時計の針は元通り。
しきりに、首を傾げていました。

それからと言うもの、
何分進んでいようが気にしない男になりました。

逆効果やったな

あの日の真実はいまだに言っていません。



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