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2010年12月14日 (火)

抗争・武器は馬糞?



先月、吟行をした伊丹。
江戸時代、酒造で栄えたこの町は文人墨客に愛され
東の芭蕉、西の鬼貫といわれた、上島鬼貫(うえじまおにつら)の生誕地でもあります。

 

Mei_176 Mei_180

 

Mei_182 旧大阪道です。

 

阪神大震災で大きな被害を受け、新建ちの家が目立ちますが
それでも此処が旧街道であったことは十分偲ぶことができます。

 

質屋、床屋、米屋・・
昔ながらの店が並んでいます。

観光客のために整備されたものではない、生活の息づく、魅力にあふれた街道。
たちまちタイムスリップしてしまいました。
 ドラちゃん。タイムふろしき~たのむわ~。

  幼稚園に入る前住んでいたのは、博多です。
舗装もされていないバス道路はときどき馬糞がおちていました。
右へ行けば板付空港、左は博多駅。でした。
現在の博多駅より北のほうです。

バス道路をはさんで、二大勢力があり、こちら側は八百屋のスミコ、果物屋のクニ坊、ふすまやのノリちゃん。畳屋のやすえ、タバコやのカッちゃんが主力メンバーでした。

道の向うにも商店があり、そこにもゴロゴロと子どもがいました。
こたま(おたまの幼名)は、こっち側なのですが、家がお商売ではないので、「特別な子」という、ポジションでした。タバコ屋のカッちゃん以外はみんな年上でした。

それで、道を挟んでケンカをするとき、必ず、こたまが戦闘の最前線に立たされ、
「この子を泣かしたら、怒られるけんねえ!」と相手集団をおどすのです。

すると、相手方は必ず、乾物屋の男の子(名前は知らない)を前に押し出し、「こっちは、この子が居るけんね!」とやり返すのです。
こたまと同じ扱いのその子はひ弱そうで、一番小さい子でした。

なんといってもボスはスミコです。わたしの記憶の中の、彼女にはヒゲがはえています
タバコ屋のカッちゃんはいつも、青っ洟をたらしているくせに、小学校に入る前の知能検査がすごくよかったそうです。

ソレに、引き換え、こたまはとんでもない結果だったらしく、親はマジで入学を一年遅らせようか、それとも、三味線でも習わせようかと考えたそうです。

で我々の楽しみは、カッちゃんの店の奥で蓄音機をかけることでした。
ハンドルみたいなのを手でぐるぐるまわして、かけるレコードは、中村メイコの「田舎のバス」。

とにかく、ソレばっかりです。

途中でセリフがはいります。みんな大笑いします。

レコードを早回しにしたり遅廻しにしては、又大笑いします。

「道の真ん中に牛が座っている」のはどんな、田舎だろうと思いました。
私達の、バス道路には「馬糞」がおちていたのに。

それから、あちこちがアスファルトの道路になりました。

靴の裏にコールタールをくっつけて帰っては叱られました。

 


 


 

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コメント

ねえ、おたまちゃん
あの頃、本当に命がけで遊んだわよね。
私も昔話書こうっと!!

投稿: こく | 2010年12月14日 (火) 10時26分

こくちゃん。そうそう、覚えているうちに書いておこう!
お上品なおたまと違い、なんか、色んなことをしでかしていそうな、こくちゃんだわ。わくわく。
子どもだけで勝手に遊ぶのは絶滅したみたいね。公園やよそのお家におとなが連れて行って監視下で遊んでいます。
危険がいっぱいなのか、大人がヒマになったのか、わかんないけど。

投稿: おたま | 2010年12月15日 (水) 08時18分

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