自画像
大阪中之島の国立国際美術館へ行きました。
ウフィツィ美術館所蔵の1700点を越える、芸術家の自画像コレクションの中から厳選された約70点が展示されていました。
画家の寄贈もあれば、乞われて描いたものも。
今回の美術展を記念し、三名の日本人の自画像がウフィツィコレクションに加わることになりました。
草間彌生・杉本博司・横尾忠則
ゲージュツ家でもなんでもない、皆様におたずねするのもナニだけど、
「自画像」を描く気になります?
私は私を知らないのに・・・
私だと思っている私は、・・・どなた?
結局人は自分を知ることはできない。
だから、アタクシ・おたまは、せめて、知らないということを、知っていたいと思う。
解りにくい?別に、いいです。
言ってる、自分も、わけがわかんないし。ドヒャー。
自画像って、ただ顔かたちを描くだけではなく、自分の思う自分、あるいは自分だと思っている自分を描くわけでしょう。
自分のことを好きな人、嫌いな人、懐疑的な人、自信、不安、嫌悪・・・・
自己愛とか顕示欲とか羞恥心とか全てをさらけだす勇気!
自分を通して描く自分。
画家が自分をこう見ているのかというところは興味がわきます。
ま・早い話が、度胸あるなあ芸術家!
ジョルジョ・デ・キリコ
鼻の奥に痛みを感じるような懐かしさ・・
あっ 知ってる! 出会ったことがある!それが夢の中だったのか、生まれる前であったのか、覚えていないけれど・・
彼の絵はどれもそんな気持ちになります。
絵画はよく判らないのですが、キリコは好きです。
で、彼の自画像も出ていました。
おっちゃんでした。(この、鑑賞!)
・・・・・・この辺り、次々に新しいビルに建て代わり
懐かしく、甘酸っぱい記憶も次々に遠のいて行きます。
娘っ子時代を過ごした場所です。
ウフィツィ美術館へ行ったわ。
ひっちゃんと。
想い出はもう・・・。
おお。 もーいいで (ハイハイ、ざぶとん。ざぶとん)
ココでいまだに、はたらいてる
Mちゃん。年末で定年退職です。
長い間、ご苦労さん。
花束、持って訪問しようかなあ。
時は過ぎ、記憶はあいまいになっていくけど
作品は残る。
巨匠たちの「秘めた素顔」も残る。
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コメント
私無知自画像ってのは描けそうやなぁ~・・・
なんやそれ~?!、ヘルの口からでまかせやなっ!・・・汗
今日のおたまちゃんの写真、今の中ノ島の風景やなぁ~、
ちと歩かんといけんけど今度あの辺りに行ったら
思い出の公会堂の写真もお願いしてもいいかしら・・・
この日本のお三方の自画像みてみたいわ~、
来年の夏はイタリアへGOだー!
投稿: ヘルブラウ | 2010年12月13日 (月) 18時27分
中ノ島、現在、朝日新聞本社、フェスティバルホール、新ダイビルなどが建て替え(予定)です。
この美術館は阪大医学部があったところで、昔はボート部が川で練習していたものです。
第一ホテル・市役所庁舎・裁判所・旧ダイビル、風格ある建物が惜しげもなく壊されました。
もう、中ノ島の公会堂と日銀の建物くらいですかね。
投稿: おたま | 2010年12月14日 (火) 08時44分