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2010年11月 7日 (日)

誰のものでもありゃしない



沖縄県石垣市字登野城1丁目(魚釣島)周辺の
かまびすしいニュースを

東経123度付近のホテルの「そろそろ、地デジ対応せなあかん」テレビで知ったのは5日の早朝でした。

旅の途中。ここは尖閣諸島の遥か南西とはいえ
大きな意味でご町内。目と鼻の先という感覚です。

「ぎょえっ!流出や!」と叫ぶおたまに

「ケーサツ。バカダカラ・・」と同行者タニモッちゃんの寝ぼけ声。

チャウチャウ。警視庁のテロ文書と違うで、昨日のニュースはもう古い。

しばし、食い入るようにテレビに向かう。

善良なる、イエお人よしの国民おたま
衝突映像は取って置きの切り札、背中の桜吹雪、黄門様の印籠と、信じたかったのだけど、この調子じゃ曖昧模糊のなし崩しに話を納めるつもり・・?
ひょっとして?!。と感じていたところだったので、

まあ。感想は2分、8分です。イエ。8分、2分です。

政治は腹芸かい?これだけ国民に説明してくれないんじゃあ、「なめとんか!」とも言いたくなります。
いえ。あたくしこんな下品なことは申しませんよ。

ハナシのキホンのキなのですが。

「個人の考えです」と、お断りのテロップを流したところで申しあげますが

そもそも、あれは中国のものでも、日本のものでもないんと違う?

・・・・・・・・・・・・・

メドベージェフさんが国後の土を踏んだって怒っていますが、あれも、ロシアのものでも日本のものでもない。

あそこは、「アイヌ」のもの「だった」のです。

それを、侵略して略奪したのは誰でしょう。

「日本固有の領土」?ちゃんちゃらだわ。

南の島へ行こうと思ったのは、一冊の本でした。

島尾伸三著・「小高へ」父 島尾敏雄への旅

今年読んだ本の中で一番「切なかった」本です。
親は子を捨てるけど、子は親を捨てきれない。なぜなら、自分を捨てることになるから・・・・

 

敏雄の妻は、奄美群島加計呂麻島の伝説めいた島長の娘です。
長(おさ)は祭祀をつかさどり彼女は巫女の後継者でもありました。
戦前まで確かに存在した、和人とは別の世界。

夫婦の愛憎の中で狂ってゆく母のルーツを感じて見たかった

なんちゃって。

行ったのは奄美じゃないけどね。

 


 


 

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コメント

おたまさん   沖縄へ旅行だったのですね。

本音と揶揄の文体が面白いわ。わたしは思っていても、こういうスタイルでは書けません。
いつも楽しく拝見しています。
ほんとに日本はどうなるのでしょうね。
明日が見えませんね。

投稿: 志帆 | 2010年11月 7日 (日) 10時46分

もぉいん、おたまちゃん!、
あぁ~ええなぁ、沖縄諸島でっかー

あぁ~思い出すなー、まだ沖縄に行くのにパスポート必要のころ、外国の匂いがする名前の隣の鹿児島県のヨロン島へいきやした。 夜砂浜で寝転んでみた百万の星、後にも先にもあんなたくさんの星みたことないわー・・・

投稿: ヘルブラウ | 2010年11月 7日 (日) 21時17分

志帆さん。
沖縄本島からさらに南西、八重山諸島へ行ってきました。半袖ですよ!

この問題で、即、国防の強化を主張する人がでてきます。それが怖い。
まず、きちんとした、外交をして欲しいものです。

投稿: おたま | 2010年11月 8日 (月) 08時53分

そうそう、ヘルさん。うち等の頃は、日本最南端の与論島があこがれの島でした。
おたまも、与論島積み立て貯金をしていました。
で、どなたと寝っころばられたの?17枚レポートの君かしら・・・
おたま限定記事にて報告よろしく。

投稿: おたま | 2010年11月 8日 (月) 08時57分

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