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2010年10月 3日 (日)

一子相伝


baseballbaseball


ひっちゃん(夫)が、とっとと死んじゃうと思わなかったので、
ああ、ちゃんと聞いておけばよかったなあと思うことがあります。

悔やんでも悔やみきれない・・・それは。

.

  「スプーン曲げ」です。

club

ある日、何の脈絡もなく、唐突に彼は言いました。

なあ、おたまちゃん。スプーン曲げなんてものはな、念力でも超能力でもなく、誰でもできるねんで・・ホラ
と言って、スプーンを曲げてみせたのです。

なんだか、おたまは、そのとき、とっても大変な(たとえば、針の穴に糸を通すような)ことをしていたので、上の空で「ハイハイ」といいました。

それで、曲がったスプーンをみて、
それって、6本組おそろいの18-8ステンレスのスプーンじゃないの!」って思いましたが、彼は、さすが、おたまの夫。
子どもがキャンプに持ってゆくカレースプーンを曲げたのでした。

.

なら、いいや・・ good

これには法則があってな・・・」と教えてくれたのですが、おたまの心のなかは、
なら、いいや・・・あのスプーンなら・・」ということばかりでした。

club

夫は愛する妻に何を伝えたかったのでしょうか。

ただの、自慢でしょうか

なにか、もっと深いハナシ・・・
「人類」について。  そう。

人は皆、ユリゲラーなんだよ・・」みたいな。

そんな事を言っておきたかったのではと、思い出すだに、涙がこぼれますの。

club

ひょっとして、万が一、いやたぶん、パハップス。
その法則をわが子に伝えているのではなかろうか・・
そして、伝えるとしたら、おそらく・・・・

自分の子とは思えん(イヤ、間違いなくアンタの子やし)と、言っていた、真面目の上に二文字つくような堅っ苦しい長男・平凡ではなく

あの、次男坊殿下・明星に違いない。

club

で、カワイイ明星氏に尋ねてみました。

いや・別に聞いてへんけど、そんなん曲げられるで

  ぐにゃ~~

そ・それ6本組おそろいの18-8ステンレスやし

club

血は水よりも濃しと申します。

これで、大丈夫です。

以前、おたま劇団設立の時にもお話しましたが、
彼は、父の芸「おっぱい舐め」も難なくこなせるのです。

消してはならぬ、伝統の灯・家の芸

東の空へ流れるいわし雲をながめ、
おたまはつぶやきます・・・ cloudcloudcloud

「あなた。安らかにお眠りになって・・」sleepy



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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

どこを読んでも面白い。文章書きの
天才です。いや貴女は人間の天才です。

投稿: まさやん | 2010年10月 3日 (日) 10時08分

死後の世界があるかどうかの話だが、まあだいたいが99.99%くらい嘘くさい。98%くらいは話を聞いていてすぐわかる大嘘。
ただ僕自身、0.01%はもしかしたらホントに死後の世界はあるかもしれないと考えないわけでもない。
0.01%というとそういう話の1万件に1件ということになる。これは厳選(笑)した場合で、感覚的には0.1%くらいか。

自分で考えてみると、自分はかなり死後の世界の実存を信じている方のタイプということになる。
しかし、そんなものあるもんかって気になってしまうのは、やはり自分自身で幽霊に会うとか、臨死体験を経験するとか、それができてない点だろう。

僕は最近では、あんがい死んでしまうと人間は、ポッて感じで死後の世界で意識が復活してしまうんじゃないかと思うようになってきた。
これはもう理由のないあくまでも自分自身の感覚。
年とってきてそう思うようになってきた。
だから、70歳とか80歳になってさらにその感覚が強くなっていたとしたら、こりゃきっと死後の世界はあるんじゃないだろうか。

ちなみにスプーン曲げだが、僕のいとこの娘が小学生の時に僕の眼前でスプーンを曲げている。
で、僕自身も一度だけスプーンを曲げたことがある。
僕のその時の気持ち(精神状態)は、直前にテレビでスプーン曲げをやっている場面を見ていてチョイ気分は高揚状態。しかし心というか気持ちは澄んでいて、その場で楽しんでいた。
力はまったく入れずに、曲がれと念ずるよりも無心に近かった。

投稿: もんどのすけ | 2010年10月 5日 (火) 11時10分

おたまさん、スプーン曲げ程度の聞き漏らしなら、潔く諦めましょうね。
それに二代目がちゃんと引き継いでいたわけで良かったです。

知り合いで、遺産や通帳、印鑑、、が不明で、大騒ぎしていた人がいます。今にもあの世に行って聞いてくる勢いでしたよ。

投稿: うばゆり | 2010年10月 5日 (火) 21時16分

baseballまさやんさん。
誰が、天丼やねん・・。あっ。違いましたか?
うーん。天才まさやんにそう言われてもねえ・・。ビミョーですわ。
でも、素直に、ありがとうございます。
「紙一重」でがんばりま~す。

投稿: おたま | 2010年10月 6日 (水) 08時37分

baseballもんどのすけさん。スプーン曲げができるのですか・・・。
つーか、曲げちゃったのですね。で、なぜ曲がったのかは究明なさっていない。
そりゃいけません。
ウチの男前(オット)は其処のところが解っていたのです。

わたくし、生きているように死んでいる。死んでいるように生きているというのを理想にしていますので、時々あちらの世界にも行ったりするのですよ。
あっ、このはなし、0.1%のほうに入れておいてくださいね。

投稿: おたま | 2010年10月 6日 (水) 09時09分

baseballうばゆりさん。
おたま家の大蔵大臣はしっかり者のおたまでしたので、そこのところは大丈夫だったのですよ。
でもね、あのときちゃんと、聞いていたら
劇団の出し物に使えたかしら・・
なんてね。だって、誰でもできるって言ってましたもの。

投稿: おたま | 2010年10月 6日 (水) 09時22分

僕はいまでは小学校で習う分数の計算もわからないくらいで、理数に関してアホも同然なのですが、
「なあ、おたまちゃん。スプーン曲げなんてものはな、念力でも超能力でもなく、誰でもできるねんで・・ホラ」
「これには法則があってな・・・」
というご主人の言葉から単純に推理すると、「てこの原理」くらいしか僕には思いつかない。
スプーンの形のなかで、力点、支点、作用点を見つけて、てこの原理を応用させる。

手っ取り早く、明星氏に曲げ方を訊いてみれば、それはたぶんご主人の言ってた法則とおんなじなのではないでしょうか?

僕が人生でスプーン曲げに挑戦したのは、記憶している限り4〜5回(それだけ)だと思う。最後のスプーン曲げは失敗している。その最後からひとつ前にやった時に成功したわけです。
どうでもいいことだけど、曲げたスプーンは記念に保管してある(笑)。

スプーン曲げがブームだった頃もあったが、僕はそれをやりたいと思ったことはなかった。
たまたまやって、一度っきり成功した。
最後にスプーンを曲げようとして、できなかった時はショックだった。

台所にはスプーンもあるが、やってみようという気になれない。
失敗するに決まっている。
そういうことをするのは、スプーンを曲げた時のまだ微かに脳裏に残っているイメージや記憶や快感を自分で薄弱化させるようなものだ。

だから僕や、僕のいとこの小学生の娘がスプーンを曲げたのは法則で曲げたのではなくて、なぜかわけがわからないが曲がってしまった! ということになる。
そりゃ嘘だと言われるだろう。仕方ない。世間の常識に照らし合わせれば有り得ない話だ。

おたまさんは死んでからあの世でご主人に会える可能性をどう考えるか。
僕のスプーン曲げの確率はいまのところ20〜25%の成功率だが、これからスプーン曲げへのトライをくりかえすなら、その成功率はどんどん下がっていくだろう。
つまり、やっぱり世界に不思議はない、あの世だってないという話に近づいていくわけだ。
ところが、いまの僕のスプーン曲げの成功率なら、あの世とやらの不思議も僕のスプーン曲げの成功率で存在するかもしれない。

僕はもし自分の女房がいまあの世にいるなら死後に彼女に絶対に会いたいと思う。
そして僕のスプーン曲げの成功率で、僕にとっての死後の世界はその確率で実存しているのである。
若死にした親友や、祖母にあの世で会いたいものだ。

(今回のコメントと前のコメントを書き直して、もしかしたら僕のブログ記事にするかもしれない)。

投稿: もんどのすけ | 2010年10月 6日 (水) 22時38分

baseballもんどのすけ様
「自分が知らないことを否定するほど愚かなことはない」
ココに、コメントを寄せてくださったT生さんの言葉です。
そうだな。と思います。

でも、「知らない」ことを全てスピリチュアルなことに結びつけるのもひょっとしたら、愚かなのかもしれません。

なぜなら、我々は「なにも知らない」からです。

でも。我々が「本当に知っている」ことを知らない以上、どう思おうとカラスの勝手だと思います。

もんどのすけさんが、スプーンを曲げた時に感じたもの。それは人智で図れないことだったのでしょう。その感覚がひょっとしたら「五感」の外の扉を開けてくれるのかもしれません。
でも、それは「知らない」私がそうおもうことなのであって、それは、おたまの勝手というものです。

夫は、「ここをこうして、こうやったら、誰でも曲がる」と言っていました。肝心な「どこをどうする」を聞いていなかったのです。明星氏は「わけがわからず」曲げますので、知らぬ間に「ここをこうして」いるのかも知れません。

(あの世で夫に会える可能性)ですか?
考えたことはありません。
それは、会いたくないということではなく、そう思う必要がないからです。

「思えば居る」
そのことを私自身が知っているからです。
会いたければ、思えばいいだけなのです。それは、あの世でも、この世でも同じことでしょ。

ただ、あちらで待っている人が居ると思うのは心安らぐことではあります。
そう、思うのはあの世を信じていることなのかも知れません。

もんどのすけさん。思い切ってというか、勇気をだして、スプーンを曲げてみられてはいかがですか?
知らないことを知らないままにするより、
少なくとも「知らないということを知る」ことのほうが「知りたい」から「知る」に至る近道だとおもいます。

投稿: おたま | 2010年10月 7日 (木) 09時45分

別に「思えば居る」を悪いことだとは考えていない。
僕もそれを頼りに生きているから。
でもそういうことを気楽に言う人に出会うと、「それホントか?」って意地悪に訊きたくなる。

僕にも「知りたい」ことはスプーン曲げ以外にある。そのために必要な自身の勇気のなさに落ち込むこんだりもする。
でもスプーン曲げなんてご主人の言葉を借りるなら「誰でも曲がる」であって、おたまさんに勇気がないだなんて言われるのは間尺に合わない。
僕のブログのタイトルは、ちょっとベタで恥ずかしいが「秘密の手帖」だ。
性格的に秘密とかが好きなわけだ。「知りたい」から「知る」に至るみたいな積極人生は性格的に好きでない。

投稿: もんどのすけ | 2010年10月 7日 (木) 10時29分

baseballもんどのすけ様
ぅわお~(古いですが)「秘密の手帖」ですか、「帖」なんて、もんどのすけさんらしい。らしいって・・貴方の事を何もしらないんですがね。
で、覗いちゃってもいいのですかその手帖。もちろん縦書きですね。
読者限定で、このおたまにゃ読ませないってことはないですね。
貴方が意地悪な人ではないことはよく知っています。知ってますって・・何もしらないんですがね。

知らなくっても、いいの。、なんでもかんでも知りたいわけじゃないの。

投稿: おたま | 2010年10月 8日 (金) 08時41分

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