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2010年7月22日 (木)

違い棚を考える

baseballbaseball

ここのところ、思索にふけっている。

「物事はすべて全方向から見よ」

このことは我が師から徹底的に叩き込まれた。

club

テーマは「違い棚」だ。

違い棚は床の間の脇にある棚で、筆やすずりなどを飾ったものであるとされているそうだ。そのため棚の端のストッパーは
筆がころころ転げ落ちないためのもので

これを、「筆返し」と申す・・・・どやっ!

しかし、おたまは解せないのだ。
なにが?どこが?と訊ねられても困る。

この世の真実は天才の困惑から解明されてゆく

flair

あっ。そうだこんな時はあの人に聞こう!

そっかあ・・そかそか。そういうことか。さすが、権威。

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・

いや、違う・・・何か別の真実が・・
コレを見ていただこう。

2010_037 某家

江戸時代の手法で再現したふすま(七十万円)に隠れて解りにくいが
左右から伸びる二枚の板が中央で海老束(えびつか)により支えられている。

おたまが、こだわるのはこの二枚の板の微妙な傾斜(中央に向かって低くなっている)と、天袋はあるが地袋がないことだ。

この、お家、昔は庄屋さんだったが武家でもあった
時、まさに室町から戦国にかけて・・・
首級を挙げることが武功であった時代

どやっ!

っと、戦利品を飾ったのではあるみゃあか

海老束の真下には血受けの甕なんぞを置いて・・

おうっ! ぶるぶる~~

ああ、だれか、それは

     思いちがいだな・・・・

って言ってちょうだい。


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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

相変わらずの名文(迷文?)

某家の和室の違い棚、書院造の床の間素晴らしいです。

段々こういう純然たる和室は見られなくなり、この空間は贅沢になりましたね。

でもここには戦利品の生首は置かないでしょう。まちがいだな!

投稿: スマイル | 2010年7月22日 (木) 19時14分

この世の真実は天才の困惑から解明されてゆく

なるほどなるほど!
で、これっておたまさんの言葉?
それとも誰か偉い人?

ちがいだな・・はブログを書き始めて最後に気がついて書き加えるの
それとも最初に”これ使お!”と思ってから
書き始めるの?

読書の量が違うのでしょうね。
おたまさんのブログは面白いflair

今日のテーマの”床の間”って大好きなのです。
こんな床の間が欲しかったわ。残念。down

投稿: ちがや | 2010年7月22日 (木) 23時20分

お帰りなさいませ!
そして宣伝ありがとうございます。
実は俺も「思い違いだな」って書こうかと思った・・・。
どやっ!

投稿: ひろやん | 2010年7月22日 (木) 23時29分

おたまちゃ~ん、また寄せてもらい、
おしゃべりができ長居しそうやわぁ~、
あっ、お茶気にせんといて!・・・笑


う~~ん、やっぱ思い違いとちがうかなぁ~?・・・、
そんなもん、畳が汚れますがなぁ~、
戦利品なら、人目の付く玄関先ですなー、
昔お正月に新巻き鮭のごっついのんを
玄関先に飾って見せびらかしていたんが
母方のお婆さまでしたなぁ~・・・遠い目

投稿: ヘルブラウ | 2010年7月22日 (木) 23時47分

baseballスマイルさん。この間、台湾の博物館で高砂族の写真や展示品をいっぱい見てきました。・・・おかげで
おたまの、妄想は膨らみっぱなしだわ。

投稿: おたま | 2010年7月23日 (金) 07時54分

baseballちがやさん。これは、おたまのオリジナル格言です。心して聞くようにね。あなたの人生に何の役にも立たないけど、お台所のカレンダーの横にでも貼っておきましょう。

ブログはね、基本、口からでまかせです。(指からかな)
そんな、計画性のある人間ではありましぇん。

投稿: おたま | 2010年7月23日 (金) 07時59分

baseballひろやんさん
早いもん勝ちだす。
be too late 遅いことなら牛でもできる
どやっ!

投稿: おたま | 2010年7月23日 (金) 08時32分

baseballヘルさん。まだベルリンですかあ?
玄関にドイツビールでも山積みされたひにゃあ。たまらんですわ。

投稿: おたま | 2010年7月23日 (金) 08時36分

いや~気軽にコメ入れられん事ばかり。
馬齢重ねて80有余年のダンボも知らんことが多すぎて・・・
慌ててググって「違い棚」を勉強いたしました。ドヤッ!

副産物で、床と地板の間の空間を「狆(チン)潜り」じゃと知り、思わずニヤリ。

お玉さんの発想はラジカル過ぎる。織田信長じゃあるまいし、此処には水こぼしてもいいように盆栽あたりでどうでしょう?

投稿: osダンボ | 2010年7月23日 (金) 10時51分

baseballダンボさん
自他共に認める「穏健派」おたまがラジカルとは・・うれしいっす。

盆栽ねえ。渋くはありますがね。

投稿: おたま | 2010年7月23日 (金) 22時59分

先日熊本の平家の里に行ってきました。
緒方邸というところでここに書かれているような内容を聞いてその真贋を探しているところです。
ガイドの方の話によれば天袋に打ち取った敵将の首を置き、そこから流れる血を違い棚で流すというようなことでした。
何の意味があるのかわかりませんが...
ただ打ち取った首も敵の将であるため相応の儀礼を持って天袋に安置した、とのことです。

投稿: あしくさ | 2013年11月 4日 (月) 18時56分

baseballあしくさ様
古い記事にコメントをいただきありがとうございました。
たまたま、このころ台湾を旅行しまして首狩り族の展示品などを見てきました。
武士の最高の誉れである首級を揚げるという行為がアジアの国に共通してあることに関心を持ちました。
違い棚の発生は室町かそれ以前。武士の発展と時期を同じくすることを思えば、やはりそれなりの敵将の首を飾る用途であったと考えても不思議はないと思っていました。
熊本の平家の里でそのようなお話を聞かれたということで「やはり」という思いを新たにしました。
貴重な情報ありがとうございました。

旅行をしていて、お返事がおそくなりました。申し訳ありませんでした。

投稿: おたま | 2013年11月12日 (火) 19時17分

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