昭和の日・みどりの日
四十肩やGWに気をとられて
自分が詩人であることをすっかり忘れていたわ。
あたしの好きな本(たくさんの日々・小長谷清実著)の中で
女の子が詩人に尋ねます
「詩人は、詩人は、いつ詩を作るんでしょうか?」
「ほんとうは、詩人はいつも詩を作っているんです」
「そう、いつもです。詩人にとっては、生きていくことがそのまま詩を作ることに通じているんです。だから、たまに紙にとどめるのはいつだってかまわないのです」
あちゃあ~。
生きていくことが詩かあ・・・
締め切り間際にやっつけ仕事をしている自分。
無茶苦茶でござりまするがな
わやくちゃでござりまするがな
花菱アチャコでござりまするがな・・・
今更ながらに反省
俳句は世界で最も短い「詩」といわれます。
古臭いイメージがあるかもしれませんが、そんなことは、にゃいのです。
新しい季語もどんどん生まれています。
例えば「みどりの日」
「きつつきの木をつつく音みどりの日」
Kの音を意識して声に出していただきたいわ。
森の中にいるみたいでしょ(自分で言うか)
森ガール・おたまのこの名句も、国家権力により闇に葬られるのかと心配したよ。法律には勝てない。
でも、「みどりの日」が残ってよかった。
天皇誕生日→昭和の日になったので
「みどりの日」が隙間ふさぎの梱包材料状態。
プチプチ押したら気持ちいい、パッキングの中身みたいなポジションですが残りました。
それで、「昭和の日」という季語も生まれました
「牛乳瓶触れあう音や昭和の日」
懐かしいもの持ってきて、「昭和の日」とすりゃ、
できるじゃん。
調子こいて作りました。
それは、危険思想です
安易な考えに陥ってはなりません
。GWも、後半。
春が来たのかどうかわかんないうちに、もうすぐ夏
ちょっと、腰をすえて俳句頑張ってみようかな・・・
「指で髪梳いて八十八夜かな」
なんてね、思っています
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コメント
おたまはん、おっはようさん!、
ー生きていくことがそのまま詩をつくること・・・-
含蓄のある言葉でやんすねぇ~
おたまはんの音が聞えてくるような句に別亭の淡青姐さんがしゃしゃりでてきもしたー、
季語になる 何とかの日は 音もなる 淡青
(きごになる なんとかのひは おともなる)
おそまつくんですんまへん!
投稿: ヘルブラウ | 2010年5月 5日 (水) 15時23分
そうそう、昭和は懐かしい音とともにですよ。
ぽっとんトイレ、怖かったよ。
クラスには必ず一人、便所に落ちた子がいて、(だから、かしこいんだ)と言われた。
ほんまかいな。
淡青・・いい名前ですね。端整に通じるのねきっと。
投稿: おたま | 2010年5月 5日 (水) 19時18分