頼りない守護霊
誰かが笛を吹いている ぴ~ろ~
あたしの耳元で、正確には左の肩あたりで・・
そいつは悪魔だ悪魔が来たりて笛を吹いている
・・・・
もう、ヤダよ~。 四十肩
悪魔の仕業としか思えない
自らが開発した治療方針に迷いが生じはじめた。トホホ
そもそも、あたしの左肩には
守護霊となった、愛犬ふくちゃん が乗っかっているはずなのだ。
もう、ふくちゃんったらいざという時に・・・
生前から頼りない子だったけどね。
ふくちゃんは
宅地造成地にグループで暮らしている野犬の子でした
野犬だけど、お父さんもお母さんもはっきりわかっています。
お母さんは茶色、お父さんは首のシュッとした男前の白い犬でした
春に生まれた子犬のうちの一匹を小学生達がモデルハウスでこっそり飼いはじめたものの、
しょせん子どもだわね。将来の展望なんかなくて
困り果てている状況でした。
そんなわけで、ふくちゃんは我が家の一員になりました。
15年ともに暮らしました。
我が家の一番にぎやかな頃だったなとおもいます
ふくちゃんは10日間寝たきりになりました。
3月のぽかぽか暖かかったお昼
その日はなぜか家族中が家にいました。
ふくちゃんを抱っこしたら、ものすごい勢いで尻尾を振りました。
皆に見守られながら、少しずつ少しずつ呼吸が消えていきました
本当に静かな最後でした。
お隣の奥さんが転がるように走ってこられ、
「ふくちゃん、死んじゃったのー」と号泣されました。
ガチャピンも、お庭の花をいっぱい切ってやってきました。
アタクシの守護の天使さまになっているはずなんだけどなー おたま
なのに、もう・・・この、大事なときに・・・
笛を吹く悪魔をやっつけておくれよー
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コメント
お久し振りです。
田舎に戻ってきたので、早速お邪魔して、まとめ読みしました。楽しい文章で大いに笑わせて貰いましたよ~
相変わらず体も足も口もお元気なようでなによりです。ただ、四十肩の方がご心配ですね。完璧なおたまさんだから、一つ位弱みがなければ、可愛げがなくなってしまうかもしれません。
プロもどきのマッサージ師のお友達もいるようだし、、お大事にね。
投稿: うばゆり | 2010年4月 7日 (水) 22時31分
何処にも出掛けたくありません。なのに、桜に浮かれてしまう。
ああ、自分で自分がわからない・・・
東京の花見(人見)お疲れ様でした。
メリハリのある暮らしで、いいですね
投稿: おたま | 2010年4月 8日 (木) 07時46分