さても出ました



こちらは「おたまの未亡人日記」の旧ブログです
しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
自分の覚え書きです。
2022秋

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2022年9月15日 (木)

自句自解18  大阪に・・・



 

 「大阪に八百八橋盆の月」
(おおさかにはっぴゃくやばしぼんのつき)2006・9月

 

ずいぶん前になるが毎年9月は大阪市内で開催される俳人協会の講座に参加した。
九月に4回開講される。
全て参加できたわけではないが著名な俳人が来られるときはミーハー気分でウキウキと出席した。初学の頃である

 

大阪に八百八橋・・・なんて陳腐なんだろう、と今思う。
都会に出て浮かれていたのか?
知識や言い古された言葉を句にしてもなんの魅力もない。

句誌に採ってもらったのはただただ「盆の月」の力だったろう

最後に講座に行ったのは十年以上前。
俳人協会も退いちゃった。
なつかしいなあ・・・

 

恥ずかしがっていたらやってらんないので、あえて載せた。
季語は盆の月(初秋)陰暦七月十五日の月のこと。

 

 

 

次の更新は10月1日です。


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2022年9月14日 (水)

自句自解17  秋暑し・・



  

 「秋暑し蔓のあるもの皆捻れ」
(あきあつしつるのあるものみなねじれ)2018・9月

 

天気予報通り今週は暑い。
もう九月も半ばなのに・・

季語、秋暑し(初秋)は残暑の傍題である。残る暑さ秋暑。も同じく傍題になっている。
餞暑(せんしょ)といういい方もあるようだ。初めて聞いたわ。お餞別の餞です。

残暑・残る暑さは夏を引きずっている暑さ。
秋暑・秋暑しは秋になっているのに暑い。夜はひんやりするが日中は暑い。その暑さ。
このふたつは同じようで全く違う
何がどう違うか説明せよ。といわれても私には無理。
でもこの国に暮す人には感覚として違いが判る。
だから季語っておもしろい。とおもう。
生きている。その感覚が豊かな日本語の中に在る。

例えば、つまり、今日は「秋暑し」だな。そして
捻れたものに暑さを感じる。

なぜ?と聞かれても説明できない。
あれあれ、こんなに捻れちゃって・・・・
と言いながらフェンスに巻き付いたヘクソカズラの蔓を引っ剥がし、サルトリイバラの蔓をそーっとほどく
今朝。

 


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2022年9月13日 (火)

自句自解16  秋日傘預けて・・・



 

  「秋日傘預けて入りぬ美術館」
(あきひがさあずけていりぬびじゅつかん)2010・9月

 

日傘を入り口で預けて美術館の中に入りました
ただそれだけの句である。
誰もが詠める、出来事を述べただけに過ぎない句。
どうという事のない句。

でも
それでいいのだ。と言ってもらえる。

 

手持ちの歳時記(3冊)を繰っても「秋日傘」という季語は載っていない。
季語は流動的で取り上げる人の考えにもよるので、載っている本があるかもしれない。
ここでは 季語は(三秋)といっておこう。

なんでもかんでも「秋」をつければ季語になるのかというとそうではない。
「秋パソコン」「秋すずめ」「秋茶碗」・・・

でもね、「秋日傘」はたとえば「秋扇」「秋簾(すだれ)」のように
充分に季感を伴う言葉だと私は思っています。

 

秋日傘といっただけで「残暑」だとおもう。
夏の日差しとはまた違った太陽の強さ。
しかし、空気は十分に澄んでいる。美術館へ行こうと思ったのは暑さがほんの少し和らいだからだ。そんな心のゆとり。
ちょっぴりお洒落をしてきたのにレースのブラウスが少し汗ばんでいる。
館内は冷房が効いている。中に入るとやはりホッとする。
傘を預けたときのように・・・。

自分で言ってしまえば身も蓋も無いが、読む人が好きに読んで下さる。それでいいのだと言ってもらえる。


「上手い事言うたった」「感心させてやろ」「どやさ~」
と言う句は読み手には共感してもらえない。
引いて、引いて・・・

 

引きすぎて「ただごと俳句」になってしまうこともあるけどね。
そこがむちゅかしい。

 


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2022年9月12日 (月)

自句自解15  残暑なほ・・・ 



 

 「残暑なほミの♭の音とれず」
(ざんしょなおみのふらっとのおととれず)2020・9月

 

小さなころから歌が好きだった。
私の時代には子どもには子どもの歌があった。
時々「うそ歌」を歌った。歌いながら自分で勝手に作って歌っていると気づいて恥ずかしかった。たぶん5歳。

小学校では新しい歌を習うときは、前に呼ばれ
先生のオルガンの横に立って歌った。お手本である。
「こぎつね こんこん 山の中・・」
「いつもいつも 通る夜汽車・・・」

そんなに上手に歌えたのに・・
なんで?


なんでやろ・・今は恐ろしく下手であります。
謙遜ではありません。
笑うくらい下手です。( ̄∇ ̄;)ハッハッハ

 

季語は残暑(初秋)もうすでに秋になったのに夏を引きずる暑さ。ザンショのZの耳障りが暑苦しいと個人的に思うとります。

今週は日中の気温35℃ 近くなるとの予報。
うそや~~~ん

 

 


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2022年9月11日 (日)

自句自解14  マスターが・・・



 

 「マスターが外にでてをり里祭」
(ますたーがそとにでてをりさとまつり)2015・9月

 

季語は里祭(三秋)村祭・在祭・浦祭とともに秋祭の傍題になっている。
五穀豊穣を神々に感謝する祭りは全国津々浦々で催されるが、豪華絢爛な祭より村の小さな鎮守様に代々伝わる素朴な祭にこそ味わいがあり収穫の喜びに満ち溢れた秋ならではの趣があると思う。

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謂れは知らないがここでは法被ではなく襦袢を身にまとう
高山右近ゆかりの里である

 

小学校の校庭に自衛隊のブラスバンドがやってきて昼時には自衛隊カレーをふるまってくれる
中学生による和太鼓クラブの演奏につづき、日本一の高校生チアリーディングのご披露がある(撮影厳禁)
村の辻2ヶ所にはミニパトカーが配備され、日ごろ滅多に回らない赤色灯がまわる。
この村でマスターといえば散髪屋か古い喫茶店の大将だ。
この日もお天気で良かった。

 

 


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2022年9月10日 (土)

自句自解13  冷まじや湖底・・・



こっそりと ひっそりと、こちらで俳句の事を書き始めた。
誰に読んでいただかなくていい。むしろ読んでくださいますな。くらいの気持ちでpingもつけず、検索にもかからないようにした。
なぜならば・・(*ノωノ)はずかしいから。

なのに!

ハートマークをつけちゃった。
ココログの「いいね」ボタンだ。へ~~こんなのがあったのかあ・・
つけてみよ~っと!

昨日、ふと見たらどなたかがポチっ押してくださっていた。
「つながってる・・」胸の中がポッとなった。

押したからといって双方に特典があるわけではない。宝くじは当たらないしハワイに招待されない。
でも、手が滑ったのかもしれないがどなたかに「イイネボタン」を押してもらった。
たかがポチ。されどポチだ。ありがと。

 

ささ。本題です。

 

 「冷まじや湖底に下りるエレベーター」
(すさまじやこていにおりるえれべーたー)2017・9月

 

先日テレビで国会図書館の地下6階だか7階だかの書庫をみた
地下30メートル。空にゃ極楽.地にゃ地獄と守屋ひろしもジョンレノンも歌っていた。おそろしい。

掲句は近隣のダムを見学したときの句。

季語は冷まじ(晩秋)で、寒さが深まるにつれ風は冷たく、ものみな枯れ荒れすさぶという意味らしい。
現象のみならず心情的な意味合も含む。

同じとき
「爽やかやダム放水に虹かかり」 も作った
やっぱり、地上に出るとほっとする
我々、見学者6名の為にダムの方が、わざわざ放水して下さった。

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2022年9月 9日 (金)

自句自解12  お四国の・・



生物学的または食物学的にどういうのか知らないけれど
俳句では
「藷」= さつまいも
「芋」= 里芋
「薯」= じゃがいも

と書く。だから、
「ふる里は遠きがよろし藷食べて」おたま
では、ワタクシさつまいもを食べております(焼き芋ではなく焼き藷)

「芋の露連山影をただしうす」飯田蛇笏
の露は里芋の葉っぱに転がっていなければならない。

へへ。飯田蛇笏と自分を並べてやったぜ。

では、ここでクイズです。

 

 「お四国のサービスエリアに走り藷」
(おしこくのさーびすえりあにはしりいも)2008・9月

さて、この藷は?
ピンポンピンポン 正解です。鳴門金時ですね
季語は(仲秋)甘藷(さつまいも)の傍題

四国に「お」をつけるのは、お大師様の国だから。
走りは出始め。季節に先駆けてでる野菜・魚などをいう

八十八か所巡りで何度このサービスエリアを利用しただろう
此処から、西に沈む夕日と競争しながら帰路についたものだった。

 

 


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2022年9月 8日 (木)

自句自解11  葛あらし・・



 

 「葛あらし昔一揆のありし村」
(くずあらしむかしいっきのありしむら)2009・9月

 

コロナ下で満足な葬式を出せなかった家族がたくさんある。
なのに「国葬」だってさ。

コロナ下で不況・倒産・離職・閉店・・暮しに困る人がたくさんいる
今、国葬に莫大な費用を掛けるのがこの国の金の使い方としてどうなのだろう。

費用の問題だけではない。
そもそも「国葬」の法的根拠がないものは、うち(自民党)の裁量でいいんだよってか?
安定政権運営という思惑により、閣議決定されたという流れ
国家の重要事項を何でもかんでも閣内で決めていくならば国会なんていらない。

決め方の問題だけではない。
そもそも安倍元首相が国葬に値する立派な政治家だったのかということだ

(ここに、つらつら書き並べてみたけれど、私が言うまでもないと思い、割愛します)

・・・・・・

私ね、国葬問題が持ち上がってなんだかブログを続けるのが嫌になって
「本家」ブログを中断したの。
で、前からやりたかった、俳句に特化したことを書こうとおもって
こちらをオープンしたんだけど。
やっぱり。書いとるやないかいっ!

 

・・・・・

季語は葛嵐(三秋) 夏の間、盛んな生命力をみせつけていた葛は秋になると、葉はカサカサに乾き太い蔓が姿を現す。
この頃に吹く強い雨風にあおられ、翻りながらもその大きな葉は蔓を離れることがない。

場所は奈良県吉野郡。私はこの頃三十六不動尊を巡っていた。
夕暮れのバス停の前は広い寺領畑だった。ここは吉野葛の産地である。

 

 


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2022年9月 7日 (水)

自句自解10  爽籟や・・



 

 「爽籟や恐竜の骨くぐり抜け」
(そうらいやきょうりゅうのほねくぐりぬけ)2018・9月

 

恐竜に心を奪われるのは、何も少年だけではない
おばさんだって、こういうものを目にすると遥かなるものに思いを馳せずにはいられない

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季語は爽籟(三秋)秋風のひびきのこと。
さわやかな秋風の音・声。

二億五千万年前の風が今確かに自分の前を通り過ぎる 

 

 

 

「や」で切ったけど、もやもや。これじゃ自分がくぐり抜けたみたい?
意味的には「の」なんだよ。
周辺。誰も気づいていないからいいか?
誰も気にもとめていないという事だったりして(汗)


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2022年9月 6日 (火)

自句自解9 広げたる手が・・・



 

 「広げたる手が路地の幅昼ちちろ」
(ひろげたるてがろじのはばひるちちろ)2007/9月

 

大阪市生野区猪飼野は母が生まれ13歳まで育った場所である。
母の父(私の祖父)は四国の人間だが大正時代の初めにこの地で商売を始めた
商才があったのか事業は拡大し沢山の従業員を雇うまでになった。
その中には朝鮮人が多くゐた。猪飼野は当時も今も半島から渡ってきた人やその子孫が多く暮らす町だ。

母は「おじいさんは偉かった。職人さんも家族も分け隔てなく同じものを食べた」と言っていた。
私は母から「朝鮮のおばさんたちはみんな情が深くてやさしい」と聞いて大きくなった。
活気あふれるこの町で母は豊かな少女時代を過ごしたようだが
昭和十年代になるとこの国全体にきな臭い匂いが漂い始める。
祖父はこの地を離れ、府下の新天地で新たな出発をする。
戦争前夜である。

 

季語はちちろ蟋蟀(こおろぎ)
夜はもちろん昼間でも民家の薄暗い場所でりりりりりと鳴く。
昼に鳴くので昼ちちろ。こおろぎには、つづれさせという何とも深い秋をおもわせる別の呼び方もある。
玄関と玄関が向かい合わせになる狭い路地。鳳仙花や鶏頭や風船蔓の鉢がよく手入れされてならんでいる

「そうですか。手の広幅ね」「もう少しせまくはありませんか?肩と肩が触れ合うくらい・・の」と
菖蒲あや(路地を詠んだ俳人)と研鑽を積んでこられた我が師はおっしゃった。
「いいえ。これくらいありました!」と私は手を広げる。楽しい思い出である。
路地と露路の違いもこの時おそわった。

 

母が少女時代を過ごした辺りは今は「コリアタウン」と呼ばれ観光名所になった。
同日にいくつかの句を作った。また出します。

 

 


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2022年9月 5日 (月)

自句自解8 校庭に・・・



 

 「校庭にうさぎでている野分あと」
(こうていにうさぎでているのわきあと)2014/9月

 

季語は野分(仲秋)
「のわき」または「のわけ」とも読む
台風。台風の余波。と歳時記にあるので「野分=台風」なのだが
じゃあ。どう使い分けるかという事になる。
じぶんとしては、発達した低気圧が東に進み日本付近を通過するのが「台風」で
そこに「情緒」を加えたものが「野分」かなあ~~~~~と思うとります。

強風の夜が去った。
あの雨風が嘘のようにからりと青空がみえる朝である。
野分あとに「美」を見出してみたい。でっきるかなあ?

校庭には昨夜吹きとばされた大きな葉がからからと舞っている
台風の余波と思しき風が時折吹き渡る。
子どもたちが世話をしている小屋の垣が壊れたようだ
うさぎが所在なさげにじっとしている。

20年ほど学んできた俳句結社を離れて2年が過ぎた。
ただただ「モノを詠みなさい」と教わってきた。
実際に自分の目で見、耳で聞き、肌で感じた事柄をすくい取りなさい。

その事の意味が今やっとな~んとなくわかってきたような気がする。

やっとだよ。

 

今月は「台風」で2句だすつもり。
「台風」です。自分では気に入っているが、そんな句ほど・・
こける。

 


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2022年9月 4日 (日)

自句自解7 いわし雲・・・



 

 「いわし雲橋渡らねば行けぬ家」
(いわしぐもはしわたらねばいけぬいえ)2013/9月

 

むかし ボランティアのまねごとのようなことをしていた

おもに独居老人。あるいは老夫婦の家を訪ねるのである。
担当する家は固定化されないよう自治体のほうで配慮されていた。
だから、毎週顔を合わす人もいれば数か月ぶりのお宅もある。

皆さん(たぶん)心待ちにされていた(と思う)
門口に椅子を持ち出し団扇で足元を払いながら待っていてくださった。

ああ。あんたか・・と言って笑顔をみせてくれる。
お金を渡されることもあった。
そういう時は一旦、受け取るように指導があった。

それ(ボランティア)を止めたのは「自分には無理」と思う出来事があったからだ。
私には適性が欠けていたのだと自分では思っている。

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季語は鰯雲(三秋)
小さな石の橋を渡ると一本の道が続いている。突き当たりが目指す家である
この辺りはどこも大きな門構えの農家ばかりである
昔は大人数で暮しておられたのであろう。
時間は流れ、雲も流れる。

「炎天や一戸に続くだけの道」も同時期に作った句。同じお宅である
この日交わした言葉さえ覚えている

 


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2022年9月 3日 (土)

自句自解6 ペンギンの・・・



さすがに九月だ。
朝夕の空気が違う。湿気を含んだ蒸すような風はいつの間にか爽やかな空気に入れ替わっている。
夏から秋に移るこのわずかな時間。何に秋の気を読みとれるのか・・
ひきしまっていこ~~

 「ペンギンの嘴濡れてゐる秋気かな」
(ぺんぎんのはしぬれているしゅうきかな)2019/9月

 

住めば都と人間界では言うけれど「氷のお山ですまし顔」だったペンギンさんは、こんなところに連れて来られてどう思っているのだろ。
くちばしが本当に濡れてゐたかどうか覚えていないが、私の脳内では秋の爽やかな空気と澄み切った水が結びついたのだろう(と思ふ)
季語は秋気(三秋)で秋気澄む 秋の気 の傍題がある。

同時期に「アフリカ象牙に鼻乗せ秋暑し」があるので吟行で王子動物園に行ったときの句だろう。
(あとでちゃんと調べてみよう)
象の鼻。重そうやね。自分の体の一部を重く感じる。そら、暑苦しいわね。

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それで思い出したけど、昔、テレビの「ぴったしカンカン」で女優のかたせ梨乃さんが司会の久米宏さんに訴えてはった。
「自分の乳房が重いのでテーブルの上に乗っけてるんです」と。
そうなんや~~。
それはわかるなあ。と自分。
決して見得を張っているわけではない。
あれは授乳期だった。「おっぱいが重い」と感じたのは・・。

 

また、要らん事書いてしもた。

 


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2022年9月 2日 (金)

自句自解5 水底に・・・



  

「水底に金の砂つぶ夕かなかな」
(みなそこにきんのすなつぶゆうかなかな)2021/9月

 

蝉の中で最も美しい鳴き声といわれる蜩(ひぐらし)は、かなかなとも呼ばれる。
初秋の季語である。
盆が終わると、わずかだが涼しい風が吹き渡り、かすかな秋の気配が漂う。
山の近い我が家では家に居て、かなかなの鳴き声を聞くことが出来る。それは決まって寂しい夕暮れである。

盆過ぎに川や海に入ってはいけないと、よくいわれた。
海では波が高くなり、川では河童が水に引きずり込むからだそうだ。

近頃はそんなこと気にしないのか、川では夕方まで子どもの嬌声が響き渡る
昔のように、子どもだけで遊ぶという事はない
ファミリーで車でやってきて、親たちと遊ぶ。
ビニールの大きな遊具を浮かべ、スウェットスーツやライフジャケットを着こんでひざ丈までの川に入る。
これでは河童の出番はないな。

大人が先導する遊びの中で、今のこどもは川底に目を凝らすことがあるのだろうか。

大きなお世話か!そうか。

 

 


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2022年9月 1日 (木)

自句自解4 苧殻火を・・・



 

 「苧殻火を焚くそれぞれに膝抱きて」
(おがらびをたくそれぞれにひざだきて)2007・8月

 

わが家は浄土真宗なので「お盆だからご先祖様が帰ってみえるわけではない。何も特別な事はしなくていい」と教わっている。
そう言う住職がお盆の時期忙しく檀家巡りをしてるのは、なんか解せん。ハハ。
とりあえず?姑がやっていた通り盆支度をし墓掃除をし、迎え火送り火を焚く。

季語は「苧殻・苧殻火・苧殻焚く」(初秋)
麻の茎の皮をむき干したものを「苧殻」といいこれを焚いて盆の門火にする。
これって本当に麻の茎なんだろうか、やけに白い。三本入りで100円。made inマレーシアとある。

2007年の作なので夫の初盆の次の年(三回忌の盆)ということになる。
小さい家族。私と二人の息子。三人の迎え火だ。
姑も夫も黄泉へわたり、フクちゃん(犬)もミー子(猫)も二人について行っちゃった。
おセンチな事この上ない。

原句は「苧殻火やそれぞれが抱く膝頭」であった。
句誌には上記に添削され掲載。
どうなんでしょ。

いえ。べつに文句ないです。

 


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2022年8月31日 (水)

自句自解3 花道を・・・



もう長い事、歌舞伎をみている。
こんなに華やかで美しい世界があるのかと感激して以来の歌舞伎ファンだ。

今でははっきりしたカテゴリー分けはないようだが、2月・7月は花形すなはち若手が中心の舞台がかかることが多かった。
クソ暑くて(あるいは寒くて)お芝居なんか観に行けないわ。と客は思う。
それはとりもなおさず、お芝居なんかやってられないわという大御所側の思惑もあったのか
これらの月はネクストブレイクを期待される若い役者さんたちの活躍の場であったらしい。

そういえば季語に「夏芝居」はあるが、「春芝居」「秋芝居」「冬芝居」ってないな
「夏芝居」を詠むときは「花形」の舞台であるということを踏まえたほうがいいのかな
そんなこと、フツーの人はご存じないか
夏ならではの演目。その季感を詠めばいいのかな

 

 「花道を真直ぐに菊五郎の浴衣」
(はなみちをますぐにきくごろうのゆかた)2010・8月

 

季語は浴衣(夏)
役者は、たとえば稽古のときにも浴衣を着る。年がら年中きているんだから季語になりにくいと言われた。
まあ、お相撲さんもそうやね。
でも、花道なんだからここは夏芝居の中の浴衣なんだよ。
わがんねやつは置いてゆぐ。

2010年5月の松竹座。関西初の団菊祭であった。
菊五郎の髪結新三。花道からさっそうの登場である。
粋な浴衣姿。江戸の風物を背景に芝居が繰り広げられる

江戸っ子のいい男。男の色気。この人悪党ですねん。
世話物はターヤ(音羽屋)だなやっぱり。
キラキラ光る初夏の季感。

 


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2022年8月30日 (火)

自句自解2 山羊いつも・・



 

「山羊いつも促され行く草の花」
(やぎいつもうながされゆくくさのはな)2015・8月

 

生まれ変わるならば、山羊はいやだな
ただなんとなくだけど。

何処で見た景色だろう。今はない工場の敷地で飼われていた山羊だったろうか
小屋の傍に錆びの入ったドラム缶があった。
みえてくるのは夕方の景色。秋だったような・・

山羊ってどこか内気な雰囲気がある。
おとなしそう。実は獰猛だったりして(知らんけど)
「さんびきのやぎのがらがらどん」にしたって「七ひきの子山羊」にしたって。

職場に蒲(かば)という姓の方がおられて、取引先に八木さんがおられた。
「もしもし あ。ヤギさん? 僕、カバです」

なつかしいなあ。八木さんは痩せぎすの紳士だったっけ。

季語は草の花(三秋)
秋になると野山に咲く名も知らぬ花たち。
それらはなべて淡い色合いで、やさしくひそやかに咲く。
雑草と呼ばれる草にも小さく美しく花がつく。

 

 

草の花秋草をきちんと使い分けましょうね。自分。

 


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2022年8月29日 (月)

自句自解1 明日帰る子に・・・  



自分の句を説明をするなといわれる。
外に出した時点で句は自分から離れる。あとは読み手にゆだねるだけである。
なのに、自句自解ってどうよ。という事だけど
ええやん。書いておきます。

句はザックリした季節にあわせ、ランダムにとりだしたもので他意はありません。
じゃ。いってみよう!

 

「明日帰る子に薄味の芋茎かな」
(あすかえるこにうすあじのずいきかな)2014・8月

 

季語は芋茎(仲秋)であるが、この句の中には盆休みで戻って来た次男。すなはち帰省子という季語を内在させている。

芋茎は里芋の茎のことで、手元の歳時記によると「通常は干し芋茎のことをいい水でもどして・・」とあるが
おっとどっこい。ここらの里では近在の農家で自家用程度には栽培していて道の駅やスーパーに出ることがある。
大阪の泉州産が有名で時期にはスーパーの店頭に並ぶ。
といっても、ごく短期間。お見逃しなくというところだ。
茹でてあく抜きして薄揚げと一緒に炊く。酢味噌でたべるのも美味しい。

関西だけのものだろうか。生粋のジモティの少ない土地柄によるものだろうか。
周辺の人に聞いてみると「なに?それ」「調理したことも食べたことも無い」と言われる。
大阪の女を親に持った私には馴染みのしかも大好物である。

歳時記にあるように「干し芋茎」を詠むのであればそれはもう季語ではないのでは?と私は思っちゃう。
季節に食べてこその芋茎。年がら年中食べられるのなら季感もへったくれもないのだから。

ココまで書いて、どんだけ芋茎が好きやねん。と我ながら思う。
俳句はどうした。そうだ!そうだ!

・・・・・・・・・・・・・

広い東京の片隅でこの人は毎日何を食べて暮らしてるんだろ
帰省したときくらいあれもこれも食べさせたい。
大好物は子どものころから「白い飯」
おお。よしよし一升でも一斗でも炊いてやるぞ。
美味しいもの。めずらしいもの。大好物。何でも作っちゃる。
「何がいい?」と訊くと「茶色いおかず」ときた。
そうかそうか。大得意やでお母ちゃん。

明日帰る・・明日こちら(私の元)に帰って来る
明日帰る・・明日そちら(東京)へ帰ってゆく
どう読まれるんだろう。

事実としては後者である。
薄味の芋茎が喜びよりも寂しさを含むような気がするんだけど・・
どない?

 

「自句自解」少し書きためようと思います


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2022年7月29日 (金)

2022/7/29

更新が一年以上ないと編集や再更新が出来ないそうなので本日更新しておきます
前回の更新は2021・8・22でした。
コチラのブログは俳句専用に使おうかと思っています。
でも、宣伝広告が多いしなあ・・

 

 

新しいブログはhttp://nurebumi-2.cocolog-nifty.com/ です

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2019年4月22日 (月)

絵文字ストック

                               
                              
                              

              
                    

                          

                         

                                          

                               

                 

 

 



 

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2016年10月31日 (月)

(2016/夏 フクシマレポートは下書きへ格納しました。
            お読みいただきありがとうございました。)

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2013年8月16日 (金)

これにて・・・


冷やし中華新しいブログ始めました。
コチラです。⇓ ⇓ ⇓

 

   http://nurebumi-2.cocolog-nifty.com/

 

お引越しは結局できなかったので
(ココログさんが悪いのではなく、おたまの力不足です)

新しくココログのベーシックコースというのを開設しました。

理由は、前々から言っていた
広告領域の半端ない拡大でございます

無料で遊ばせてもらってるので「広告」は仕方ないと思っておりましたが、そのデザイン性がおたまの、美的センスにそぐわないのでございます。おほほ。

また、いずれの日にや、おたまがお勧めできない、気に食わない、文句の一つもかましたくなる広告が載りますれば片腹痛きことこの上ないのでございます。

そんなわけです。

しかも、niftyにはブロバイダー料金も納めてますのでね。
大きな顔してベーシックへ行ってやるぜ。

 

 

今までの記事はここに置いておきます。

 

皆様。
足腰が弱って外出もおぼつかなくなったら、
読み返してみてね。暇つぶしにはもってこいです。

もっと、意味のある生き方をする!っておっしゃるのね。
いいでせう。それも・・・・

ワタクシも、「旅行」と「観劇」と自分にとって不利なことには一切触れていない「ちびたま」カテゴリーは老後の楽しみにしておきますねん。

 

それでは。ここは、これにて・・

 

みなさまご機嫌よう。ありがとうございました。

・・・・・・・・

放置してたら、いつか消されるんやろか・・・・
いいもん。バックアップしてるから

 

 


 


 

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2013年8月 8日 (木)

さよなら春駒



遂に「春駒」が臨終の時を迎えました。

ウィーン・ジャリジャリと音を立てて働いておりましたが、
ブオ~ンと・・・
思えばあれが断末魔でございました。
その後ぴたりと音が止み。
それでも健気に一日二日は働いてくれていましたの。

沈黙の1日を経過したあと、プチンと切れましたの。
電源が・・・チ~~ン

おばあちゃんが、よく言うてました。
ろうそくの最後は赤々燃えるってね。

 

だから・・

 

昨日と今日(これ)はスタンバっていたこいつ新人でブログ書いてます。
まだ、愛せない

サクサクやけど、なんだかね、画像がシャープじゃないの。
何か、うすらぼんやりしたやつですわ。

あたくし、PCでも殿方でもハッキリしたのがタイプです。

だから・・もう面倒くさいから「春駒」って名前にしました。

未練がましく春駒の電源を入れてみると5分くらいは働くけど、
またプチンです。

俳句関係と、写真類は引っ越してたからいいんだけど、Outlookとお気に入りの引っ越しを忘れてたよ。まあ、お気に入りは覚えてるからボチボチ足していくけどね。

思えば春駒とは七年半の付き合いだったっけ。
いい奴だった・・

ふくちゃんが死んでから犬を飼えないどころか、よそのワンコの頭さえ撫でられないあたくし・・
ふくちゃんに申し訳なくってね。

ひっちゃんに悪くってアラブの石油王との再婚もあきらめた。
(かすりもしなかったけど)
そうよ。

 貞女二夫にまみえず     だわよ。

そんな。女がすぐに春駒を愛せるとおもう?

 

別れのつらさと、ショックから立ち直るまでブログは休むわ。

 


 


 

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2013年8月 7日 (水)

つながり



NHKの朝ドラで
天野アキちゃんが、凹んで顔を埋めてたクッション。
あたしの、クッションと同じものです。

ニトリで買いました。カバーだけで¥380でした。
こんなところでつながるなんてね。

と、本日のつかみはO.K

いやあ・・世間はせまいちゅうか、
悪い事はできんちゅうか、
誰がどこで繋がってるかわからんものですね。

句仲間のS郎ちゃん。知り合ってから15年にもなるのに、どこにお勤めだったか知らんかったです。
知り合った頃は現役バリバリだったんやけどね。

別に勤め先を聞かなくても俳句はできるわけで・・

ときどき、出身校や所属に価値観を置いてる人に出会います。
それも、いつまでも・・
本人なら100歩譲るとしても、
夫が・・子どもが・・という女性がいて、
あんたは夫や子どもを通してしか生きられんのか、それはあんたの値打ちでもなんでもないねんで、このブタ女
と、面と向かっては、よう言わんけど、まあ、友達にはなりたくない種族です。

男性もしかり、特にリタイア後、地域で生きていくには、それらは屁のつっぱりにもならんということを判らん輩がたまにいはります。

前置きがながくなったけど・・

うちらの仲間は特に昔のハナシはしない。
S郎ちゃんと話をしていてひょんな事から元勤め先の名前が出た。
「じぇじぇ。○○にお勤めだったの?」「知らなかった?」

極めて親しかった男友達がソコに勤めている。
名前をいうと、

S郎ちゃんが驚いて「じぇじぇじぇ。えら。知りや。」といった。
聞けば、毎日顔を合わせる直属のナニだったらしい。

「僕、アイツ大好きでね。無口やけどしっかりした骨のある男や。あったかいしな」 

おお。そうかそうか。
彼は、変っていないんや・・・

若き日の面影がよみがえる。

へ~~。不思議なご縁で・・

と言ったけど、若干・・・後悔。
S郎ちゃんが、またどこかで接点を持って「おたまちゃんって知ってるか?」なんて話が出たらいややなあ。

だって、遠い昔。

「月から使者が迎えにきたので帰ります」といって彼の前からドロンしたんやもんな。

ま。記憶の彼方にすっかり忘れられてるかも知らんけどね



 

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2013年8月 5日 (月)

花火大会



どんだけあるねん。花火大会。
イエね、花火大会はエエんやけど、そのたんびたんびに近所の姉妹に浴衣きせますねん。

姉娘が16歳のときから・・もう十年でっせ。
早う嫁に行け!って。ハイもう面と向かって言うてやりますねん。

高校生の頃やったかなあ・・
ボーイフレンドの浴衣まで・・・
たまたま、ひっちゃんが家にいたので着せてあげました。

ひっちゃん、東映のヤクザ映画が好きやったから、そらぁ、粋な着流しを研究しまくっていましたからね。どこで若い頃のいらん勉強が役に立つかわからんもんです。

で、次の年もボーイフレンド連れて来たんです。
ううん。去年と違う子ですわ。でも、名前は一緒ですねん。けんちゃん(仮名)
ま、そんなことはどうでもいいですけど・・・

そういうわけで、今年、既に、姉二回。妹一回。着せました。
花火大会、これからが本番らしいですね。
あと4回は行くって言うてます。

ええかげん、ママも覚えて欲しいわ・・帯結び。
簡単やねんから。

そういう、アタクシも土曜日、花火大会に行ってきました。
別に行きたくもなかったんやけど。
はいはい。平凡一家とですよ。

去年も行ったんやけどね、人が多くてね・・・
でも、俳句のネタになるかな・・って思って行きました。

そうそう、去年は盆踊りを詠みましたよ。
花火大会は市民祭りになっていて広い会場には盆踊りのやぐらが組まれていました。、

 

 「保存会の踊りひときは巧みなり」

 「盆唄の途切れ迷子を知らせをり」

 「真打のこゑ太かりき音頭取」  おたま

  (踊り・盆唄・音頭取・・・いずれも秋の季語です)

去年はキョロキョロしていたグッ坊が、今年は花火が揚がるたんびに大泣きですわ。

ドッカーンうぇ~んドッカーンうぇ~ん

やれやれ。

去年同様、盆踊りもやってたけど、ずーっと子守です。
おまけに18時以降アルコール類の販売はしない!
なんでやねんどんだけ健全やねん

コンビニは遠すぎるし・・
まわり、ビール飲んでる人いないし・・・

平凡氏が「大人のキリンレモン」を買ってきたけど、キリンレモンはキリンレモンや!

こんな花火大会。大っきらいや

 

ピンポ~ン。
姉娘が「今度の土曜日もおねがいしましゅう~」とやって来ました。

「誰と行くの!」

「うん。来年は絶対に彼氏作るから・・・」

 

「で・誰と行くの!」

「10年来の友達!めっちゃ仲いいけど友達止まり」

 

「けんちゃん?」

「うん。そう・・」

 

・・・・・・・・・

 

いくら、あたくしでも「どっちの」けんちゃん?とは訊きにくい。

 

 浴衣着す少女の腰の細かりき  おたま

 

 



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2013年8月 2日 (金)

C子さん



お三味線の姉弟子・C子さんは92歳で二年前に亡くなったんだけど、とっても色っぽい方でしたの。

戦前を上海で暮らし、戦後まもなくは映画女優。
俳優と結婚して家庭に入り、男児をもうけるも夫の浮気が原因で離婚。

大阪に戻ってきて「お水の花道」を歩き出します。
義父母の援助(本人はそう言ってる)で新地(東京でいえば銀座ね)に店を出し、ママとして君臨することウン十年。

今では若い人も散見する新地だけど高度成長期の新地はバリバリの社用族の駆け引き渦巻く舞台だった。

そこいらの話は散々聞かされて、
まるで、高峰秀子の「女が階段を上る時」か、
京マチコ。山本富士子の「夜の蝶」の世界!と思ったもんですわ。

1人息子のために再婚せずパトロンを持たずがご自慢でした。
でも

 「そりゃ。いたずらはしたわよ」

この科白がまた、色っぽい

 

いたずら・・たって
ピンポンダッシュとか
廊下にバナナの皮を置いておくとか
麦茶の入れ物にめんつゆを入れておくとか

それは、おたまちゃんのレベルや・・

ポークチャップとステーキと鰻が好物だった肉食女子
いや。そういう意味じゃなくて・・肉食系女子。

お台所をケチンといい、べらんめいの東京弁で「冗談じゃないわよ!」が口癖だったC子さん。

ひっちゃんの49日が済む前から、「おたまちゃん。あなた若いんだから再婚しなさいよ」って言ってました。

「やだ~。また他人と一から始めるの・・」

と言ったら、
「何言ってるの。若いときの一から・・と、ある程度の年になってからの一から・・は全然ちがうのよ」って言いました。

C子さん。きっと再婚したいお相手がいたんだろうな。
息子さんが小学一年のときに「パパ要る?」と聞いたら「絶対に要らない」と言われたそうです。

今日はC子さんの命日です。
彼女を偲んで「これくらい(twoフィンガー)」ウィスキーを頂きませうかね。

 


 


 

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2013年8月 1日 (木)

伊勢神宮吟行・②



小学校の修学旅行は「お伊勢さん」という人が多いですね。

我が家の息子たち(兵庫県・南東部)は小学校で「ヒロシマ」中学校で「ナガサキ」でした。

われわれ世代の同級生はみんな「お伊勢さん」。
それが少なくなってきたのは、何なんでせうか。

そもそも、伊勢神宮は天皇家のプライベート宮社です。
こ・これは・・日○組あたりの横槍クァ~~
そういえば、うちらも高校の修学旅行で宮崎の「八紘一宇」搭に寄るかどうかで、先生方がモメてはった。

戦後68年。左翼政党でさえ天皇制打倒を声高に言わなくなった。象徴天皇は定着し天皇自ら「憲法を遵守」すると言っておられる。
これには「参っちゃうな」と感じる政治家もいるとかいないとか・・

話が横道にそれちゃうわね
つづきはウラブログへ・・・なんてね。

13214 この日は「御白石持」という行事がおこなわれていました。

 

もちろん遷宮の年だけに行われます。

 

内宮神域の川原から採取された白石を新しいお宮の瑞垣(みずがき)内に敷くというものです。

 

草が生えたり土砂の流入を防ぐためのものだそうです。
採取された石は選別され宮川の水で洗い清められています。

 

ふだんは決して入ることの無い瑞垣内、この行事に携わる奉献団の方々は白装束です。

この、行事と重なったためか、すごく人が多かったです。

 

 「こんなにも人ゐて静か御遷宮」 おたま

 

内宮前には沢山のお店がならんでいます。
江戸時代の「おかげ参り」にちなみ、その名も「おかげ横丁」があり、我々はこの中にある「山口誓子俳句館」を集合ポイントにして、とりあえず解散!
しっかり句を作ってきてや~~と叫びつつ「みたらし団子」店へ一直線の幹事・おたまでございます。

内宮(ないくう)と言っておりますが、正しくは皇大神宮(こうたいじんぐう)と申します。
伊勢神宮というのは、この皇大神宮の通り名みたいなものです。中にいらっしゃるのは天照大神(アマテラスオオミカミ)。暴れん坊の弟に頭にきちゃって岩の中に閉じこもっておしまいになった皇室のご先祖様(といわれてる)です。

で、5キロほど離れたところに外宮(げくう)がございますのよ。
正しくは豊受大神宮(とようけだいじんぐう)といい、アマテラスのお食事を司る神様が祀られています。五穀豊穣の守り神やね。

正式な参拝の作法としては「外宮から内宮へ」なのだそうですが、そんなこと言っちゃおられないのが、段取り第一のツアー会社の事情ってものです。

諸事情にしたがって、バスの車内で天むすを三個ほおばり、支給(ツアーの中に入ってる)のコロッケとおせんべいとお饅頭をいただきました。

そして、お約束の「集合時間に必ず遅れる夫婦。もう放置して出発するか!」事件などもはさみまして、押せ押せで夫婦岩へ参りました。

5126

誰がエライって、一番最初にこれを「夫婦」と言い出した人やね。
そうじゃなきゃ観光名所にはならなかった。
ここ、二見浦は日本最初の海水浴場だそうです。

もちろん、デカイほうが奥さまですわ。

内宮で3時間の自由時間があったのですが、人が多くて移動に手間取り、こりゃあ、句会はムリでんな。ということで急遽帰りのバス内で短冊回し句会。

とことんやな・・そらぁ幹事がおたまちゃんやもん
という、悪口雑言をものともせず、任務遂行でございます。

なんやかんや言うてもみんな、良いのを作っておられました。

今年の御遷宮は第62回だそうです。

え~っと、これに20年を掛けたら・・・

終戦後の第59回は四年遅れの1953年でした。

今年の御遷宮にかかる費用は550億円だそうです。
どっひゃ~~~。


 


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2013年7月31日 (水)

伊勢神宮吟行



伊勢神宮へ行ってきました。

のっけから余談やけど、ここら辺りの人ってなんにでも「さん」をつけますね。
お芋さん。お豆さん。おくどさん。CO-OPさん・・・

その両極にあるのが「ウ○コさん」と「神さん」と違いますやろか。

「グッ坊、エエ雲古さんでたなあ・・賢いなあ」に続けて「明日、お伊勢さんに行って来るわな

m(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン

ということで、お伊勢さんに神さん参りしてきました。
俳句の吟行7月例会です。

今月はおたまが幹事なのですが、暑い時期なのであまりウロウロしなくて済む日帰り格安バスツアーにしました。

高速バスツアーで大変な事故が続き、このほど法律が改正されます。万が一の責任の所在がツアー会社にあるのか、バス会社にあるのかが曖昧だったのが是正され、安全基準が見直されました。
例えば路上乗降ができなくなり、バス会社は個々に停留所を設けなければなりません。
これにより、自ずと中小バス会社は廃業を余儀なくされ、ツアー価格は今までのような「格安」とは行かなくなるでしょう。

てなことを、恩着せがましくウチのメンバーに言うてきかせました。
「これが最後の格安ツアーやで~~~」って。

さすが、おたまちゃんや。ぬかりはないわ。
いよっ!べっぴんさん!

賞賛の嵐の中、地元からの出発です。
ああ。ツアー価格はお弁当お土産つきで
大笑いの「さんきゅうっぱ」でした。

130729003_convert_20130731134806 今年は20年に一度の遷宮の年に当たります。

遷宮とは、神様のお引っ越しです。
添乗員さんは、遷宮の理由を建物の老朽、伝統技能の継承と言って説明していました。

チッチッチッチ。

そんな話、おいちゃんやおばちゃんには通じへんで

もっと、「神さん」のこと勉強しはったほうがよろしいな。

ここで、理論闘争するほどの元気もない皆は、ニコニコとスルー。

伊勢は遷宮の奉祝提灯でお祝いムード一色でした。

924 5030
銀行も郵便局もこんな感じです。

「伊勢御遷宮」(いせごせんぐう)は「秋」の季語になっています。

「神宮最大の祭事である、この立て替えに、せっかくめぐり合わせたのだから20年に一度しか使えないこの季語で沢山作ってくださいね」と幹事・おたまは申しあげましたのよ。
「あんたもね」って言われましたけど。

 「たふとさにみなおしあひぬ御遷宮」 芭蕉

では、つづきは(気が向いたら)明日ね。



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2013年7月25日 (木)

天神祭



「祭舟岸に手締めの声かけて」 
                                              (季語/祭舟・夏)

 

今日は天神祭です。
大阪・天満宮の夏祭りは、普通「天神祭」(てんじんまつり)と呼ばれますが、どの歳時記をみても「天満祭」 (てんままつり)になっています。
こちらのほうが正式なのかな?

天満宮の祭神、菅原道真は元は人間なんだけど、神様になっちゃった。怒って雷なんか降らせるから、日本避雷針(株)の人、毎年お札を貰いに行ってはるみたいです。(目撃談)

凄いです。人間が神様になったんだから・・・
神から人間宣言しはったお方もおられますが・・
ま。私も、そのうち仏さんになるし・・・エエ勝負!

「お祭り」というのはあくまでも「神事」である。ということを踏まえて、色んな祭事をみると、興味がいっそうわくものです。

上の句は本祭(7/25)の夕方から始まる船渡御(ふなとぎょ)の様子です。
これに先立ち陸渡御も行われるのですが、ニュースで流されるのはもっぱら船渡御のほうです。

水の都といわれる大阪ですのでビジュアル的にもこちらのほうが「らしい」からでしょう。

で、この船渡御(川渡御ともいう)の起源は禊祓ということですが、江戸の文献をみますと「農業豊穣にして繁栄せしめ・・」そのために鉾を流すとありますのでなにやかやと、お願いをしたのでございませう。

船にはお囃子の「どんどこ舟」や「献茶舟」のほかに「お迎え人形舟」というのがありまして、一度、ナマでこの「人形舟」というのを見てみたいのですが機会に恵まれません。

 

 「弁慶の乗り込んでゐる祭船」 前田摂子
 「人形の宿禰はいづこ祭舟」 後藤夜半

 

舟には、あの、うらみ「葛の葉」に出てくる安倍保名(あべのやすな)もご乗船らしいです。有名な安倍晴明のパパです。

先日、松竹座七月歌舞伎で片岡仁左衛門の「保名」にうっとりしてきたばかりです。

 

 「夏芝居恋するをのこうぢうぢと」 

 

うぢうぢ・・って褒め言葉ですねんよ
仁左さま限定ですけど。

 


 


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