2024年4月13日 (土)

自句自解301 子遍路の声の・・



   

   子遍路の声の加はる読経かな
(こへんろの こえのくわわるどきょうかな)2007・4月

 

季語・遍路(三春)
四国霊場八十八カ所の札所をを巡拝すること。又はその人をいう。
巡拝はどの時期に始めてもいつの季節でもいいとおもうんだけど
お大師さまが回られたのが3月~5月初めだったので
たぶんきっと、そういう理由で「春の季語」になっている。

私が巡拝を始めたのは、母が「自分の葬式に着るものがない」というのでそれならば・・と白衣に88の納経印をいただいて来るので、それを極楽行きのユニフォームにして頂戴と思い立ったのです。
自分ではそのつもりだったけど、夫(ひっちゃん)失くして半年後の事だったので、親友エミリーがついて来てくれることになりました。
彼女もお母ちゃんのユニフォームにパスポート(ご朱印帳)作る!と言って

二年かけて回ったけど、その間に自分がぐんぐん元気になっていくのが分かったわ。ありがと!エミリー

という事で、そのころの句です。

 

まだ未就学のお子でしょうか「同行二人」と書かれた白衣と笈摺(おいずり)を着た男の子が経文を唱えていました。
札所では本堂と太子堂の二カ所でお経を唱え札を収めます。一日で3~4か寺回ることになるのでどの寺に行ってもその子を見かけました。


大人たちに交じってひときわ甲高い清らかな声
あの子はもうとっくに大人になっているんでしょうね。
当時80歳をすぎた母がユニフオームに身を包み、納経帳を持って旅立ったのはそれから何年も経ってからでした


 

ほな。


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自分の覚え書きです。
2022秋

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2024年4月12日 (金)

自句自解300 咬み合はぬ話・・



  

    咬み合はぬ話の続く藤の昼
(かみあわぬはなしのつづく ふじのひる)2022・4月

 

山にポツンポツンとピンクに点っていた桜が終われば
次は藤の花です。
藤は桜より低い位置で見られます。
「こんなところに藤があったのか・・」と毎年この時期になると驚かされます
丁寧に仕立てられた藤棚も見事ですが山藤の美しさは格別です。
大木に絡まって濃紫の藤がシャワーのように覆いかぶさって見えます。

 

上の句は「山藤」ではなく、藤で有名な兵庫県の白毫寺というお寺で作ったものです。
明星氏がお洒落なハンチングをかぶっていたのを覚えています
かなり昔のことです。
俳句はどこかの引き出しにしまっておいたものを後から取り出して作ることもあります。

見事な藤棚の下に休憩のためのテーブルと椅子が用意されていました
みなさん、藤を眺めながらゆったりとおしゃべり。
観光客というよりご近所のお年寄りが出て来られたと言う感じでした。

 

先日(幻の)マグロ解体ショーに行った先輩からラインが来ました。
「あのとき、話していたインド人のやってるカレーの店ね西北(ニシキタ)やったわ(西宮北口にて営業しているの意)」

・・・・・
あたし、インド人のカレー屋の話なんかした覚えも聞いた覚えもないんです。
LINEは続きます
「おたまちゃんの好きな味やとおもうわ。今度案内するね」

先輩はアタシの味覚のナニを知っているのだろう。
ニシキタ・・・そんなところまで手を広げてるんや・・

あの日花の下で我々は「咬み合わない話」を延々としてたんやろうな。

 

季語・(晩春)

 

 

 

ほな。


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2024年4月11日 (木)

自句自解299 御懐紙に桜の・・



 

   御懐紙に桜の透かし桜餅
(おかいしにさくらのすかし さくらもち)2022・4月

 

当地では、昨日、今日が桜満開です。

「おたま桜」見事に花を咲かせております
ご近所の通りのフェンスの向こう側に(ここはのりちになっていて、下は崖です)
あたしとガチャピンが勝手に桜の苗木を植えたのが、もう四半世紀前のこと。
高いフェンスを乗り越えてウチの息子二人が植えてくれました。明星氏が高校入学の春だったっけ。
一本づつ植えて、一本枯れました。
お互いに「枯れたのは、あんたのだ!」と言い合い
本日見事に咲き誇る桜の木をそれぞれが「おたま桜」「ガチャピン桜」と呼んでおります。

今では通る人が「ほお~っ」と見上げてくれています。
誰も「なぜこんなところに桜が一本あるの?」
って不思議におもわないんですかね。
尋ねられたら大いばりでせつめいしてさしあげるのに・・
いやいや。勝手に植えたね!って役場の人に叱られたりして・・

今まさに、落花さかんなるガチャピンとあたくし
桜餅でもいただきながら my桜を愛でたいとおもいます。

季語・桜餅(晩春)
こちらでは道明寺粉を使ったさくらもちを食べます。
桜の葉っぱも食べるねんで・・といわれ、大人になってから食べるようになりました。
横浜のお友達の家で出して下さった桜餅!薄皮に包まれていてびっくりしたよ。

 

 

ほな。


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2024年4月10日 (水)

自句自解298 暴れ川の橋桁・・



 

    暴れ川の橋桁くぐり燕
(あばれがわのはしげたくぐり つばくらめ)2008・4月

 

最寄り駅ですが
改札口と向いの店舗群を渡す大屋根があるんです
高さがあって結構広くて、あれはまだ駅の構内と言えるのだろうか
我が町の玄関口。

毎年毎年、ツバメがやってきて巣を作ります。
昔、何かのパンフレットに「この街にはツバメがやって来る駅があります」とかなんとかのキャッチフレーズが載ってました
ツバメが巣を作り雛がかえり、子育てをして巣立つまでを
そこを通る小学生も、高校生も、赤ん坊を連れたママさんも、通勤の人も、お年寄りも
み~んなが、楽しみに見守っている

と、そう思っていたのです

ここ数年ちょっと様子が変わりました。
具体的には書けないわね特定されちゃうかもしれないから。

昨日、お友達と駅の改札口で別のお友達を待っていました。
「あ。もうツバメが来てるね」
大屋根の両端をツバメが出入りしています。

でも・・なんかチャウ!

上(天井)を見上げるとなんと!
四方八方にネットが張られていました。
巣を作れないようにしてあるのです
「え~っ!」
二人して声を挙げました
大急ぎで外の駅から続くアーケードを見に行きました
そこにもず~っとネットが張られていました。

 

遠い国から長い旅をして今年もやってきた燕たちへ

追い出し作戦です!

もうね・・何と申し上げたらよいのか
自然との共生とか自然への思いやりとか・・
きれいごとばっか 言ってんじゃねえよ!

糞害って?あんただって雲古するだろ!
(言い過ぎました)

 

人間って思い上がってる。不寛容のかたまり。
工夫して上手くやって行けるはずなのに頭ごなし
なんかチャウ なんかチャウ・・

 

季語・(晩春)
この暴れ川は伊賀からやってくる「木津川」
桂川と宇治川そしてこの木津川の三川が合流する、京都府八幡市辺りでの吟行の時の句。

 

 

ほな。


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2024年4月 9日 (火)

自句自解297 牛乳瓶触れ合ふ音・・



  

    牛乳瓶触れ合ふ音や昭和の日
ぎゅうにゅうびんふれあうおとや しょうわのひ)2009・4月

 

懐かしい「音」というものがあります
そうそう、そう言えば今日、桜並木を散歩していたら豆腐屋さんのラッパが聞こえてきました
この辺りは豆腐屋さんが来てくれるのか。いいなあ。
今の豆腐屋さんはライトバンでやって来る
ラッパの音も録音したものを拡声器で流す
あれは♯ファ~♯ソなのかしら


深い音。
たった2音で 夕方、お母さんが
「いつまで遊んでるのもうすぐ御飯よ帰ってらっしゃい」と呼びに来る光景が浮かび上がる。
ゴムとびのゴムが見えなくなるまで、石けりの石がどこに行ったか分からなくなるまで遊んでたわ。
あの空き地はどちら様の所有地だったんだろう

今は真っ昼間、子どもたちが学校に行ってる時間に豆腐屋さんはやって来るらしい。
夕方きても遊んでいる子どもがゐないからか、その前に原っぱも無いしね。

 

季語・昭和の日
アタクシこの国の祝日といふものがあまりわかっておりません
その昔の4月29日の天皇誕生日
自然の恵みに感謝しましょうというみどりの日になって
ま。それは天皇が代替わりしたからやねんけど
そのみどりの日
昭和に思いを致し未来をかんがえませうという昭和の日になったそうです。
だから昭和の日は4月29日なの

じゃあみどりの日はどこにいっちゃったのよと言えば5月4日にお引越ししたんです。
なぜ5月4日かといえば、たまたまそこが空いていたから。
(奥様、ここまでついて来てもらえてる?)

前の明仁天皇の誕生日はクリスマスイブイブだったのだけど
この場合は代替わりしたとて平日に戻っただけなのよね。あらま。
ちなみに、明治天皇の誕生日は代替わり後文化の日11月3日になってんよ


あと、ヘ~そんな祝日があるの?というような訳の分からない祝日があるんだけど
あまり言うと「あんたは毎日が祝日や!」と言われそうなので(実際にいわれたことがある)この辺にしておきます。

歳時記によっては「昭和の日」を季語として採用している物としていないものがあります。
そりゃそうよね。こんだけ動いたら季感もへったくれもない。
ただ、昭和人間(アタシも含む)が幅を利かしている間は「春」そうそうゴールデンウィークの頃よねと
ツーカーな間は季語としてつかえるのでしょう。

 

 

 

ほな。


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2024年4月 8日 (月)

自句自解296 蝶似合ふ庭・・



  

   蝶似合ふ庭となりけり蝶来る
(ちょうにあうにわとなりけり ちょうきたる)2017・4月

 

球根はエライ。
ほったらかしにしているのに
(土の中に)忘れられているのに
時期が来ればちゃんと芽を出し花を咲かせてくれる
ムスカリ・・こんなところに植えたっけ?
クロッカス・・ああ、あなたは定位置ね。
そしてチューリップ・・あまりにもなじみ過ぎて有難味もないってあんまりだわ。
今、アタクシは生まれて(ずいぶん経つけど)初めてお目にかかりますという目でチューリップをながめると
その姿かたち,色の完璧さに感動で泣き崩れちゃう(泣かないけど)

そうなると、ちょうちょですわ。てふてふですわ。
やって来るんですね、これが・・チャッカリと。

二日前、我が家から3キロ南の友人宅へ行ったら
庭に蝶々がいっぱい来てた。
わあ。うらやまし!!
「ここはウチより3キロ南だから暖かいのね」と負け惜しみをいったけど
ほんとはお庭の内容が違う事にうすうす気づいていました。
いいもん!うちだって今に花いっぱいになるもん。

で、本日ついにモンシロチョウもモンキチョウもやって来たのです。
一頭ずつだけどね。
あ。蝶々って「一頭」「二頭」って数えるんだよ。
蝶と象が一緒ってどういうことですか???

 

季語・(三春)

 

ほな。


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2024年4月 7日 (日)

自句自解295 一片が靴の中・・



  

   一片が靴の中にも花筵
(いっぺんがくつのなかにも はなむしろ)2019・4月

 

マグロの解体ショー&花見に行って来ました。
全国一億三千五百万人の待ちに待った桜がやっとやっと開花し
大勢の人が花の下でサノヨイヨイと浮かれておりまする
長い人生のこの短い一瞬をあなたも、あなたも、あなたも楽しんでいただきたいと心から願います。
花を見上げる人達の笑顔・・みんな嬉しそうです。
あなた様が嬉しければワタクシも嬉しうどざいます。

 

個人的には訃報がひとつ、ありました。
さよならだけが人生だ

あなたの人生パーフェクトだったよ!とはなむけの言葉を送りたい
もう届かないだろうけど。

 

あ。さて解体ショーのほうは、先輩の読みが甘かったので現場に到着した時に
「本日の解体ショーこれにて終了でございます。ありがとう・・ありがとうございます」の放送が・・
どないなってまんねん。先輩!
実は先輩の推しのお兄ちゃん(魚屋さん)が本日解体デビューだったのです。
それを応援したくてしたくて・・なのに
先輩が駆けつけたときには鼻の頭に汗をかいたお兄ちゃんが包丁片手に茫然自失状態でした。
店の大将や、その筋の関係者があたしの先輩に向かって
「ようやりよりましたで!」「褒めったってください!」
先輩ってどういう立ち位置なんやろ・・・

昨夜は緊張であまり眠れなかったお兄ちゃん。これからも華麗に包丁振り回していただきたい。
中落ちジャンケン(勝ったらマグロの中落ちが貰える)の勝者をうらやましくもメンチかまし(睨みつけ)ながらいざセカンドステージの花見会場へ

桜、堪能しました。
というか。一カ所に座り込んでずっと話し込んだのでほとんど花は見ていないけど
楽しそうに土手を歩く人や写真を取り合う人を目の端にチラチラ入れながら
良い時間が持てました。
やっぱりこの人(先輩)まっすぐな賢い人や。全然変わってないなと思いました。
解体ショーの時間間違えはったけど。

季語・花筵(晩春)
桜の花びらがまるで毛氈のように散り敷いたものを言うこともあるが
花見の席そのもの、あるいは花見のための敷物を指すことの方が多い(ような気がする)
花筵の脇に脱いで揃えられた靴。その中に一・二片の花びらが入り込む。

 

 

 

ほな。


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2024年4月 6日 (土)

自句自解294 サリー行く・・



 

   サリー行く神戸大学春落葉
(さりーゆくこうべだいがく はるおちば)2014・4月

 

大学の構内を散策していると外国人の学生さんにすれ違う

サリーってなんと優雅なのでしょう
柔らかな布を身にまとう
体を守る一枚の布。

 

季語・春落葉(晩春)
どんぐりの木と我々が呼んでいる椎や樫は春に落葉する。
その葉は厚ぼったく、色づいて美しいわけでも、儚く悲しいわけでもないが独特の風情がある。
冬に立ち向かう木々の厳しさではなく、春の落ち葉は再生を暗示させてくれる
留学生らしいその女性は私達に軽く微笑みかけてくれた。Dsc02583

 

 

 

ほな。


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2024年4月 5日 (金)

自句自解293 ふらり寄る・・



 

   ふらり寄る街のカレー屋花ぐもり
(ふらりよるまちのかれーや はなぐもり)2015・4月

 

一人暮らしになって作らなくなったわね。カレーライス
あたしは原材料の元の形が判らないようなカレーより
じゃがいも人参お肉・・ごろごろしている昭和のお母さんが作るカレーが好き
じゃがいもって冷凍できるのですか?
やったことないからわからん。というか冷凍とか解凍とかにいまだに偏見持ってます。
これ昭和女子あるあるです
ぶっちゃけ、うまく使いこなせない。

なので、
外出してどうしても一人で食事をしなければいけない時は「カレー」に決めています(決めていました)
京都・大阪のキタとミナミ・神戸三宮にそれぞれ好きなおみせを決めています(いました)
大阪・キタはなんと高校生の頃からなじみの店です。
制服のまま、今は無き梅田の北野劇場で映画を見てそのカレー屋さんへ・・
今も営業されています。味も変わんないような気がします。
お小遣いが余っていたら「音楽喫茶ABC」へ・・喫茶店に入るのは不良と言われた時代です。
背伸びをするのが嬉しかったな。
堂地下のインディアンカレーって今もあるのかな。
アソコにもよく行きました。罰ゲームみたいに辛いカレー

話逸れてるわ。

コロナでお買い物に出かけない期間。コープさんの共同購入で「レトルトカレー」を買いました。
袋に入っているカレー???食べたこと無かったです
大塚食品の琴姫様・松山容子さんのカレーも買ったことない
こんなのこの年になってハ・ジ・メ・テ


奥様!美味しいやありませんか!
アタクシの偏見・意固地・大いに反省しました。
こんなんやったら、家でカレー作らんでええやん。
外で食べることないやん。
えらい世の中になってるわ!!(今頃気付く)

 

 

季語・花曇(仲春)

 

 

ほな。


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2024年4月 4日 (木)

自句自解292 丈六のお顔・・



  

    丈六のお顔の揺らぎ春灯
(じょうろくのおかおのゆらぎ はるともし)2016・4月

 

季語・春灯(三春)

丈六とは1丈6尺(約4.85メートル)のことで、仏像の背丈のこと
丈六を基準とし8尺(1/2)や〇倍で仏像が作られる

釈迦の背丈が丈六であったと言われている
???超超高身長!
仏教の経典に書かれてあるのですよ

2008年8月3日の朝のことであります
あたくし、不思議体験をいたしました
胡散臭いと言われても、んなアホなと思われても
まったく構わないのですが
それがきっかけでその月の縁日から不動尊の霊場を回ることになります。
2015年の夏に満願成就するまでの5年間、貴重な経験をしました。

忘れがたい寺院も多くありまして
掲句の丈六の仏さまもそのひとつです。
(動画を探しましたが非公開になっていました)
こんな・・と言っては失礼ですが、本当に「こんな」山の中で巡り合った
という思いが強かったです。
訪ねたのは2008年初冬でしたので↑↑掲句はその時のイメージであとで作ったものと思われます。

機会があればもう一度行ってみたいです
どうなんでしょね。

 

 

ほな。


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2024年4月 3日 (水)

自句自解291 パンダ舎の・・



 

     パンダ舎のタイヤぶらんこ花の雨
(ばんだしゃのたいやぶらんこ はなのあめ)2011・4月

 

タンタンのこと、まだ引きずっています。
この句、元は「パンダ舎のタイヤぶらんこ雨に濡れ」
だったのです。
ぶらんこは春の季語なので季重なりを避けるため「雨に濡れ」にしたのでしょう。13年前の小賢しい自分。


今の気分はやっぱ「花の雨」なのでそうしました。
黒いタイヤに透明で薄ピンクの花びらがへばりついちゃっています
剥がそうとしてもはがれない、いやな感じ・・。

「雨に濡れ」ならばタイヤブランコがリフレッシュして次の日はタンタンがまた楽しく遊ぶ感じでしょ?
と、自分の句を語る愚かなあたくし・・

ホンマ悲しいです。
タンタンは神戸の兵庫県民のなんちゅうか・・可愛い可愛い宝どした!
タンタンは阪神淡路大震災に遭った私たちを励ますために神戸市立王子動物園にやってきたのです。
兵庫県のご自慢だったのです(そんなこと思ってるのアタシだけか?)
パンダ不在の道府県民の皆様に分かっていただけますでしょうか。この気持。


享年28歳。人間で言うたら100歳くらいだそうです。
タンタン。あたしの妹やったのにいつの間に姉ちゃんの歳を越えたの??
それは何年の何月何日だったんだろう・・って考えています
あの子はアタシを越えていったんや・・・って。

 

季語・花の雨(晩春)

何度も言うてますが俳句で「花」といえば桜の事です。
桜に降る雨、桜咲く時期の冷たい雨を「花の雨」といいます。

 

ほな。


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2024年4月 2日 (火)

自句自解290 花屑のなかに・・



 

   花屑の中に浮かべり河馬の顔
(はなくずのなかにうかべり かばのかお)2011・4月

 

季語・花屑(晩春)
落花(らっか)の傍題となっている花屑
満開の桜が散り始め、ある時は花吹雪となって散り降ったその花びらは風に吹き寄せられ、あるいは人に掃き寄せられ花屑と呼ばれるのです。
美しい言葉ですね。
固い蕾の頃からこの花屑に至るまで、桜という花に対して人は時間の経過とともに美しい呼び名をつけています。


掲句は神戸の王子動物園。パンダのタンタンも若くはつらつと遊んでいた頃です
(現在タンタンは体調管理のために観覧中止とのこと)
河馬のお池に桜の花びらが沢山浮かんでいました。
川ならば水に流され「花筏(はないかだ)」という季語になるのですが、お池ですからね。
宝塚にある某有名旅館の日帰り入浴・レディスデーの薔薇風呂を経験なさった奥様(経験したことない?)なら河馬の気持ちがよくお分かりになると思います。
誰が、カバやねん!

 

あるお方が私の耳元でささやきました。
「河馬の全力疾走って見たことありますか?」
「いえ。ございません」

「すごく早いんですよ」
「はあ・・」
(それが?⇐心の声)
思い出すだに心温まる河馬の記憶でございます。

 

 

昨日に引き続いてまたまたです。お忙しいところ恐縮ですが
ヒマな奥様!ここを覗いてみてね。河馬の出目男君登場します

ほな。

 

これを書いて明日の予約投稿してPCを終了する寸前ニュースが目に留まりました。何といふ偶然でせう。
「タンタン死去」
どうか若い頃の元気なタンタンをここ でみてやってください。写真はクリックで大きくなります。
(2024・4・1 14:45)


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2024年4月 1日 (月)

自句自解289 一年に一度・・



 

   一年に一度訪ふ墓諸葛菜
(いちねんにいちどとうはか しょかつさい)2013・4月

 

先輩の命日が四月四日で、お墓が京都有数の桜の名所にあるものだから
墓参りにかこつけて、年に一度数人が集まっていました。

コロナの3年が過ぎ、今年は会えるねと
K先輩から連絡あり。という事はアタシが他のメンバーにアナウンスして回る役割なわけで
(なんでやねん!いつまでたっても年の差は縮まらないのね)
順次、声を掛けますれば
「弱っていたり」「手術後だったり」「孫守り」だったりで
たてつづけに3人が不参加の回答
k先輩に中間報告を致しました。

「あたしとおたまちゃんなら、そんなに遠くに行かなくてもエエやん」
????
ちょちょっと待ったりーな。
墓参りが主眼じゃなかったっけ?
確かに二人とも兵庫県在住で車で35分離れたところに住んでいるのだけれど・・

 

あんなに、賢くて聡明(同じ意味か)だったK先輩なのに
だいぶ「きてる」でこれは・・
「マグロの解体ショー見にいかへん?」といわはります。

愚かでアホな(同じ意味か)後輩おたまも
きっと「きてる」のでしょう。
「ほな、墓参り止めてマグロにしようか・・」となりました。

ああ。もう物事深く考えたくないお年頃・・
そういう事に決まりました。

 

ごめんねAちゃん(お墓の中の人)
Aちゃんは確か1994年に亡くなりました。まだ40代でした。
あんたら。相変わらずやなあ・・と笑っているでしょうね。
来年は行けたら行きます。いえ、きっと行きます!

 

季語・諸葛菜(仲春)
よく「花だいこん」と混同されますが別物です
中国渡来の植物で諸葛孔明から名がつけられたらしいです。
お花の写真は下↓ の「ここ」にあります

 

 

 

お暇なら(お暇じゃないでしょうが)ここも読んでいただけたら嬉しいです
同じこと言って愚痴ってますわ。

ほな。


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2024年3月15日 (金)

自句自解288 囀や山頂でする・・



  

    囀や山頂でするストレッチ
(さえずりや さんちょうでするすとれっち)2016・3月

 

もう8年も前になります。あっという間の時の流れ。
やはりコロナの3年間の空白は大きいです

 

わがエリアには手軽に登れる山がたくさんあります
どの山もポコポコして可愛い
なかでもここは、低山ながらも馬の背(両側が切り立った崖になっている狭い登山道)があり、スケールの大きな風景が楽しめるのです。
いっぱしの登山をしてきたような気分になって下りてきたふもとには親子で学習したり遊んだりできる公共施設があり、そこでお昼をいただきました。
S子さんが「わたしがお当番だから」と言って4人分のお弁当を作ってきてくれたのです。
この頃のS子さんは忘れん坊さんがどんどん進んできて、それでも「お料理ができるうちは大丈夫」と自分でいっていました。
先月「お弁当つくってきてあげる!」と言ったことをすぐ忘れ
夫さんに励まされながら「そうだったっけ?」「うん作る!」を何度か繰り返しながらこの日になったのです。
私は四つの紙コップに持参したドライフーズのお味噌汁を熱湯で溶かしました
人にあれこれ食べさせるのが好きだったS子さんは嬉しそうだったなあ。

あの時、S子さんは山にも登れたんだ・・
展望台で彼女の夫さんが「三人娘」の写真を撮ってくれたっけ
頂上でS子さんの妹のアイちゃんが覚えたてのストレッチを教えてくれた。

良いお天気だった。鳥のさえずりが天から降っていた。

あの時彼女は山に登ったし。お弁当をこしらえてくれた。

 

俳句は日記
だから
読み返すと嬉しいこともいっぱいあるけど
切なくなることもある。
S子さんと永遠のお別れをしたのは去年の秋でした。

みんなで沢山笑いながら過ごした時間
やっぱり(俳句で)残しておいてよかったな。と思っています。

 

季語・(さえずり)三春
鳥たちに恋の季節がやってくると、メス鳥に振り向いてもらうため、あるいはライバルを威嚇して寄せ付けないためオス鳥は盛んに鳴く
いじらしや・・最初は情けない鳴き声だった鶯も日を追うごとに上達して立派な青年(?)に。

 

 

 

次の更新は4月1日予定です
ほな。


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2022秋

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2024年3月14日 (木)

自句自解287 我が齢信じられず・・



  

   我が齢信じられずに青き踏む
(わがよわいしんじられずに あおきふむ)2021・3月

 

 

季語・青き踏む(晩春)
踏青(とうせい)のこと。野道や原っぱが青々とした草で覆われる春。あふれるような明るい日差しの中を歩く。
柔らかな土や草の感触が足底から伝わってくるようだ。

 

人生、この期に及ぶと信じられないことが多くなります
その最たるものが自分の「齢」年齢であります。
特に私なんか、はたち過ぎたころから年齢詐称していたから
自分でも本当の歳が分からなくなってます。
昔はよく10歳サバをよんでいました。
本当は33歳なのに「43歳」。50歳なのに「60歳」というと
「うっそ~~見えないわ」と言われました
そらそうや。嘘ついてんねんもん。

その遊びは最近通用しなくなりました。
なんで?微妙に悲しいです。

いつのまにこんなに仰山、歳とってしもうたんやろ・・
あきれながら、感慨に浸りながら 青きを踏むのです。

わっかくさ もえる おっかのみちい~~
こっころも はずみ みもはずむう~~

 

 

 

ほな。


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2024年3月13日 (水)

自句自解286 この街もAEONが・・



  

      この街もAEONがひとつ花曇
(このまちもいおんがひとつ はなぐもり)2023・3月

 

季語・花曇(晩春)
晴れているんだか曇っているんだか、よく分からない天気。桜の季節にはこんな日がよくあります。
花曇の「花」は桜のことです。
少し青の交じったグレーの空を透かして見える淡いピンク
頭上を覆うような、けれど憂欝ではない。生暖かい空気のぼんやりした「花曇」


旅好きな英語の先生が話をしてくれた
日本の都市と言われるところはどこに行っても同じだ
駅前に住友銀行と三菱銀行があり、街の真ん中には必ずNHKの鉄塔(建物)がある
お城のある街なら城とNHKと県庁・市庁はセットだ

あれから半世紀
汽車の旅が好きだった先生はお元気かしら
今なら都市といわずとも、中途半端な街も、どこに行っても同じですよ!と教えてあげたい。
今は車で旅することが多くなってるのですよ。
国道沿いには全国展開している見慣れた店舗が・・
コンビニ・作業服屋・GS・お食事処・カレー屋・コーヒー店
同じ造りの店。同じ看板がどの街にもどこに行っても・・
クローンみたいな日本の街。
(かねふくめんたいぱーく)ガンバレ

そして、一家に一台 ひとつの街にひとつの AEON
郊外型大型商業施設。なんかもうイオン一択みたいな勢いです。

長崎屋とかイズミヤとかシロ(ご存じ?)ってどこに行っちゃったんだろ
豊中(大阪府)にある日本最古のダイエーも取り壊しが決まっているって言うし・・

 

花曇の空の下、天空に浮かぶ城のようにぼんやり霞むイオン

この句はJRのどこか(京都の先だった気がする)の駅に停車した時に見えた風景
「いや~。ここにもイオンがあるわ!」
「イオンって、どこにでもあるなあ」
という会話から。

 

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2024年3月12日 (火)

自句自解285 納骨を・・



  

    納骨を済ませし母の朝寝かな
(のうこつをすませしははの あさねかな)2005・3月

 

季語・朝寝(三春)
春の眠りは心地よく、しばし、とろとろと眠ってしまう、柔らかな春の朝の光を感じながら・・

 


母のすぐ下の三歳違いの弟は詳しい事情は知らないが長らく身内とは音信不通でした。
祖父の葬儀の時、一度だけ会ったことがあります。私、13歳でした。
そして再び所在不明。

それから30年余りの月日が流れ叔父さんは突然親戚一同の前に姿を現します。
「親父(私の祖父)が夢枕にたって”これからはお前が当主だからしっかりまとめよ”」と言ったらしい。
まあ、おじいちゃんは明治の人やからね。家とか戸主とか一族とかにこだわりがあったのね。
それが何と母の長兄(昔でいう当主)が亡くなった直後であるから驚き桃の木です。

そのあと、突然「男の子は自分で頑張ればいい」と言って女の子・一番若い姪っ子(私と私の従姉)に車を買ってくれた。
「車」でっせ。ビックリするでしょ。
1歳違いの従姉は広島に住んでいるので「Mazdaのチョットエエやつ」
「たまさんは何に乗ってるん?」と聞くので「ランボルギーニ」と言っておけば良かったのに正直に我が家のセカンドカー〇〇というと
「軽か軽でええな」と言ってそれに決定。丁度、買い替え時だったのです。
棚から牡丹餅のお餅に大きさの違いはあったけど有難く頂戴しました。

それから数年後に叔父は亡くなります。(当時広島の伯母(母の姉)の近くに住んでいた)
亡くなる10日前に私に初めて電話があり
「誰かわかりますか?」「貴女に一度会ったことがあるよ」「寒いからねえ」「貴女もお元気でね」
とても言葉のきれいな人だった。

妻を早くに亡くし一人息子とも成人を待たずに死別していたそうだ。
長らく付き合いのあった女性が病弱で毎月の病院の支払いを叔父がしていたらしい(小説みたいでしょ)

結局、車を買ってもらった二人・・
従姉が住まいの後始末や葬儀の手続きを全てやり
私が母を伴い関西から広島へ出向き、お骨を所縁のあるお寺へ納めに行ったというわけです。

叔父さんにしたら、(自分の後始末をふたりに・・)そんなつもりは毛頭なかっただろうに、結局そうなった。
ふしぎだなあ・・とおもいます。

 

 

 

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2024年3月11日 (月)

自句自解284 病棟の中庭・・



 

      病棟の中庭に聞く初音かな
(びょうとうのなかにわにきく はつねかな)2007・3月

 

 

この年、実家の母がペースメーカーの埋め込み手術をするため
日本赤十字社京都支部病院に入院した。
通常「京都のニッセキ」と呼ぶが、京都には二つ「ニッセキ」があり、母が入院したのは「第一支部」で1936年(昭和9年)の開院である。
実は「第二支部」の方が開院が古く、明治の終わりと聞いている。

昭和9年と言えば軍部の台頭によりこれから正に日本が軍国主義に突き進むという先行き暗い時代であったわけで
この病院の設立もそういう社会背景を考えると興味深い。
最寄り駅周辺には一直線の「師団街道」。「ご大典記念」に架けられた橋。「軍人湯」という名の銭湯などが残り、歴史好きの私にはワクワクスポットなのだが、当時は病院の行き来で忙しくて「いつかゆっくり歩いてみたい」と思いながら未だ実現していない。

「もうアカン。死ぬわ」と言っていた母はペースメーカーをつけると
ゼンマイ仕掛けの人形のように嘘みたいに元気になった。
ここで私が疑問に思った国の制度は
体が弱り切ってよれよれなのに、自分でなんでもできるからと(80過ぎた独居の人ということで)「要支援1」しかもらえなかったのに

術後、ぴんぴん元気になって坂道もスイスイ歩けるようになったのに「ペースメーカーが入っている人」になったら介護認定はしてもらえるわ。ケアマネさんはつくわ。家事のお手伝いにヘルパーさんが来てくれるわ。
介護タクシーは使える(使ったことないけど)あともろもろ・・

いやいや、もう元気になったので結構です。と言ったけど、
なんか、おかしくない? 必要な人が必要な時に必要なサービスを受けられないって。

 

ああ。何か話が長くなってる。
ま。この病院は行って見て驚いたのだけど。
ここはどこ?☆いくつのホテルですか?というくらい立派できれいだった。
中庭は緑が一杯のすてきな空間で、( ̄∇ ̄;)ハッハッハ母は私が買ってあげたワコールのオサレなパジャマにかわゆいはおりものを着てご満悦でベンチに座った。
母、このとき82歳。それから亡くなるまでの年月を現代医療のおかげで楽しく元気に過ごさせてもらった。

 

季語・初音(三春)
春の訪れを告げる鶯。その年に初めて聞く「初音」

 

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2024年3月10日 (日)

自句自解283 点滴の高さに・・



  

   点滴の高さに春の雲浮かぶ
(てんてきのたかさに はるのくもうかぶ)2009・3月

 

季語・春の雲(三春)

 

春の雲は丸みを帯びて、青空にぽっかり浮かぶ
綿菓子のような、お昼寝中の羊のような雲がゆっくり流れる。
そんな雲を病室から眺めたのである。

「点滴無くなったらコールボタン押してくださいね」
と言いながらナースが部屋から出ていった
ベッドの人と私ともう一人誰か居たような・・
黙って点滴の落ちるのを眺めていた。
点滴を見上げた向こうに青空があり柔らかな雲が浮かんでいた。

「青」色って懐かしい色だな。と確かその時考えていたと思う。

はるか遠い日のできごと

 

 

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2024年3月 9日 (土)

自句自解282 もう少し生きる・・



 

  もう少し生きるつもりの苗木植う
(もうすこしいきるつもりの なえぎうう)2014・3月

 

 

季語・苗木植う(晩春)
林業や果樹農家の方の植林も、我が家のようなウサギ小屋の猫額の庭に苗木を植えるのも同じ季語です。

枯れてしまった白梅を昨年切ってもらいました。
花をたくさん咲かせて実がよく生るよゐこで、おばあちゃん(姑)が大事にしていたのに残念です。

その後に蝋梅(ろうばい)の苗を買ってきて植えました
アタシの親指ほどの幹。情けないほどひょろひょろしてたけど、なんと今年花を3輪つけました。
張り切って景気よく大きくなってほしいです。

⇑⇑ この句は10年前の句だけど、この時すでにこんな心境だったのが驚く。
ああ。あたしはこの木の成長を見届けることができるのか!ってね。
弱気だわね。弱気、何の木、気になる木・・
そしてこの時買った苗木が何だったのか覚えていない。
たぶんたぶん。すぐに枯らしたアレ?
「もう少し」って言ってた10年。

厚かましくも生きたわね。

アタシもなんだかんだ言って四捨五入したら100歳。

厭なニュースを見て「世の中汚れちまってるぜ」と思った時
月一のうどん会(ドンジャラホイの晩餐会)でうどんのお出しが最近塩辛くってね。
「あたしを殺す気?」と感じた時
ATMはお金が出てくる機械だけどAGFって味の素の会社なんだってねとか
飛び交っているアルファベット三文字にわけわかんなくなる時

もっともっと、あるけど
そんなとき「も。いいか」(そんなに生きていなくても)と思うこともあるのよ。

そう思ったこともすぐに忘れてしまう
まあ「もう少し生きる」ことにしますわ。
新入りの蝋梅に負けない様、張り切って景気よくね。

 

 

ほな。


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2024年3月 8日 (金)

自句自解281 女優さんと同じ・・



 

   女優さんと同じ髪型風ひかる
(じょゆうさんとおなじかみがた かぜひかる)2018・3月

 

コロナの感染拡大でいつもの美容室がしばらくお休みされたのをきっかけに今のところへ移りました。
buck-tick命(これで年齢を推察)の一人ママさんが営むお洒落なお店です。
無口なところが気に入っています。
もちろん技術もgoodです。

「今回どうしましょう?」と聞いてくださいます。
ワタクシはそのつど
「1940年代のイタリア映画に出てくるわんぱくな少年」
とか
「場違いな裏町酒場に紛れ込んだおまぬけなパリジェンヌ」
とか
「可愛いけれどカッコよく退廃の気分をまとうミア・ファーロー」

とか 答えます。

一人ママは話をじっくり聞いてくれて
「ふんふん。わかりました」

前回と同様の(言い換えれば イ・ツ・モ・ノ)スタイルに仕上げてくれます。

いいんです。気に入っているから。

 

季語・風光る(三春)

 

 

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2024年3月 7日 (木)

自句自解280 東風吹かば・・



  

   東風吹かば梅が枝餅の恋しかり
(こちふかば うめがえもちのこいしかり)2009・3月

 

季語・東風(三春)
こないだ、梅東風をやったので、もうご存じね「東風」
忘れた?やーね。張り合いがないわ。奥様の頭はお飾り?

じゃあ。本歌取りってご存じかしら
初めに有名な歌があって、それを踏まえて取り込んで作ります。
パクリではありません

あたくし、⇑⇑この句。畏れ多くも菅原道真公の

 東風吹かば にほひおこせよ 梅の花
          主なしとて 春な忘れそ

というお歌を踏まえて作らせていただきましたの。

「東風が吹くと梅が枝餅が食べたくなるわ」
という句意です。

 しょ~もないでしょ!

奥様に言われなくったって本人が一番わかっています!

2

 

右大臣道真さんを左大臣藤原時平が「あんなやつあきまへんで」と主上にチクり(諫言といいます)西国は九州大宰府に左遷されちゃうんです。
時平は藤原ホッケ(北家)の出というバリバリの後ろ盾があるから強かったんやろね。歌舞伎では時平さん。これ以上悪い人は居ないみたいなフルメイクで登場するんだよ。

それで、道真さんは激おこプンプン丸が沸点に達し遂に怨霊になり京都市内を荒らしまくるのでありました。
人々はごめんなさい。あーたの気持ちはよく分かる。悪かったそんなに怒らんといて頂戴ね!と。
彼を神様に奉るわけです。それが天満天神様ね。(以上適当にふんふんと聞いといて)

話はもどり、ヘロヘロよれよれで西流の地にたどり着いたミチザネ公に一人のお婆さんがホームメイドスウィーツ(手作りお菓子)を差し出します。梅の枝に挿して!(粋やなあ、おばあちゃん)
それが「梅が枝餅」の起源らしいです(見ていたわけではないから)知らんけど・・


懐かしくも素朴な味わいのもっちもっちの皮に包まれて粒々あんこがどっしり入っています。
ぺったんこに押さえて焼き目をつけたりするもんだから香ばしくって♡
1200年前とは若干形態は違ってるだろうけどね

 

 

 

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2024年3月 6日 (水)

自句自解279 遠足の身重の・・



  

   遠足の身重の教師しんがりに
(えんそくの みおものきょうししんがりに)2010・3月

 

引き続き「遠足」です
いやあ・・学校の先生って重労働やね。
はた目にも妊婦さんって判るフォルムなのに遠足についていかなアカンのです。
アタシも(学校の先生じゃないけど)出産二週間前まで車運転して(トラックドライバーじゃないよ、通勤ね)ハンドルがお腹につっかえて大変だわ!ってくらいまで働いて(思い出したら泣ける)・・・
だから、遠足について行くの社畜?校畜?

特に小学校の先生って、オールマイティに何でもできるからすごい
オルガン弾けるしバタフライで50m泳げる。給食残さず食べる。
もっとお給料を上げったって下さい。

 

元教師は潰しが効かん
歳取ったら長年の業務がおよぼす弊害が出るよ。
職業病って言うのかしら。
本を貸してくれたはいいけど、いっぱい書き込みしてる(達筆で)
感想より、訂正とか評価ね。
自分の本だから好きに使えばいいけど、読みにくいったらありゃせん。

交友関係でも、根底にあるのはバランスよい平等精神
えこひいきしない。公平がモットー。誰にでも目配り、気配り。
アタシだったらお菓子配るとき嫌な奴の分少なめにしてやるぞ。
「あの人?もうエエやん。来ないんだから」と言ってもクソ丁寧に電話して結局断られてる。
人を信頼し過ぎや!
「じゃ また」のまたとか「行けたら行くわ」の行けたらを深く理解してほしい。

あれ?何の話してたんだっけ・・

 

季語・遠足(晩春)
しんがり=最後尾

 

 

ほな。


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2024年3月 5日 (火)

自句自解278 自転車のベルに・・



  

    自転車のベルに遠足乱れけり
(じてんしゃのべるに えんそくみだれけり)2010・3月

 

 

季語・遠足(晩春)

遠足は春に限ったことではないと思うけど、俳句では春の季語です。


遺跡址に竪穴式住居が復元されていて公園になっています。
川に沿って広がる平地はのどかで、春のお子達の遠足。うちら中高年の吟行にもってこいです。
可愛いお子達が列を作って土手を歩いていました。

「遠足乱れけり」「こどもたちの遠足の列が崩れたよ」という意味です。
うまいこと省略してますやろ?(自画自賛)

2010年当時は通用していた。
もしかしたら、当時から決まっていたのか
奥様やワタクシが知らなかっただけで、他の方はご存じだったのか・・
この「ベルを鳴らしてそこのけそこのけ自転車が通る」という行為は道路交通法違反であることを。

自転車に乗らなくなって数十年になるけど
「ごめんやしておくれやっしゃ~」とベルを鳴らして道を譲ってもらうのは普通だと思ってたわ。
アカンのですよ。ただちにおやめください。

あと、自転車で歩道を走るのはこれも違反です。
ただし・・があって「小っちゃい子やお年寄り」はいいんです。
ここで問題になるのが「見た目の若い、お年寄り」だと思います。
てか「歳バレしたくない奥様」です。
大きな顔して歩道をママチャリで走っていたら
「あの人70歳以上なんやわ」と思われます。
事実だからええか!奥様。

今日ね、スーパーのシルバーデーだったの。クーポン券があればポイントが貰えるんです。
レジで「クーポン券お持ちじゃないですか?」と聞いて下さった。
それが親切と思っているのですか?
その質問は「お客様見た目65歳以上ですよ」とアタシに刃(やいば)を向けているようなものです。
無礼にも程があります!
(怒る資格はないのに)プンプンしながら「持ってません!」といいました。

さらに「ポイントが1000円以上溜まっているので使われますか?」と聞いてくれる
あくまでも親切なレジ担
「え!そんなに溜まってるんですか使います使います」
と言いながら「ちっ!シルバークーポン券今度から肌身離さず持って来よう」と心に誓いました。

 

 

ほな。


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2024年3月 4日 (月)

自句自解277 をんなみな強き・・



  

   をんなみな強き映画よ春隣
(おんなみなつよきえいがよはるとなり)2008・3月

 

私は威張って言うわけじゃないけど
権威・権力が好きだ。肩書とかアカデミックなものに弱い
「この紋どころが目に入らぬか!」と言われれば真っ先にひれ伏すタイプだ。
欽ちゃんの仮装大賞とかミスキャンパスコンテスト優勝とか「賞」の付くものに敏感に反応する

ので、役所広司さんがカンヌ映画祭で男優賞を獲った

『PERFECT DAYS』

が、今近所のシネマに来ているので見に行こうと思った。
「賞」もらわはったんですよ。わくわく

 

「来週、映画⇑⇑ 行ってくるわ」
「どんな映画?」

「おじさんがトイレ掃除する映画」

・・・・

「見たいか?」

その言葉に胸に手を当てれば


「別に・・・」

という事になり、まだ見に行っていません。

 

 

 

季語・春隣(晩冬)
春という言葉がついているけれど、まだ春ではないので冬の季語なんだよ。
この映画はペネロペ・クルス主演の「ボルベール・望郷」という映画で、私にとっては非常に
思い出深い・・
タイプミス「重いデブ愛」と間違って変換された。(*_*)

映画です。「春隣」にするか、「春の闇」にするか大いに迷って
心情的には「春の闇」だったけど、なんだかもったいぶった句になると思い「春隣」にしました⇐どうでもいい情報

ペネロペが美しくて強い女性を演じています
奥様!良かったら・・おすすめです。

 

 

ほな。


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2024年3月 3日 (日)

自句自解276 逆光の夫・・



  

    逆光の夫寒林を抜けてきし
(ぎゃっこうのつま かんりんをぬけてきし)2018・2月

 

季語・寒林(三冬)
すっかり落葉した木々のおかげで冬の林の中は明るい。見上げる冬の青空が贅沢なほど広がって見える。
梢を行き交う冬鳥の鳴き声と足元でカサコソと音を立てる落ち葉。
寒林に差し込む日の光がまぶしい。

夫は(ツマ)って読むんですよ。妻も(ツマ)俳句では(サイ)とはあまり読ませないと思う。
誰がサイ(奇蹄目サイ科)やねん  と怒りを買うからかもしれない。
で、わたしのツマひっちゃんは、2005年に天国(たぶん)へ行っているので、この句は夢・まぼろしを詠んだものです。

彼は滅多に私の夢には出て来ません。
4年に1回くらい。オリンピックかっ!
用事のある時は、私ではなく友人のところに行くみたいです。
ある時は、彼の親友Yが、朝方の夢の中で「〇〇に気をつけろ」って言うんやけど・・と電話をしてきて
その受話器を取った1時間前に私は「〇〇」が絡む大ごと、に巻き込まれたところでした。
親友は『何で俺のところに言うてくるねん』と怒るし
私は私で『もっと早う言うてこんかい』とYちゃんを罵倒するし・・

私の親友エミリー(彼女は霊感強子さん)の夢に出たこともあります。
とても大事な「警告」でした。
夫が「△△に◆◆」とエミリーに言う。エミリーは「どうしようもありませんか?」と訊ねると、もう一度はっきりと「△△に◆◆」と言ったそうです。
彼女は「私(エミリー)にではなく、おたまちゃんに伝えてくれという事だと思う」と連絡してきました。
その事はあちらのブログに書いたかなあ・・おぼろ・・

どちらにしても何故に直接私に言わないのか。不思議。
なんで、遠回りして伝えるんやろ・・

 

光りまみれの夫がとっても明るいところからわ~っと出て来て(真っ白いスーツ着用)また光の中に帰って行った夢は四十九日の法要の朝にみました。同じような夢を長男も見たので不思議で、これもあっちのブログに書いたことがあります。


ちなみに、次男はその年の年末に「お父さんが4桁の数字を言った夢」を見て宝くじを買いましたが全くハズレました。
夢で紛らわしい事を言わないで欲しいと激怒していました。

そういうわけで上の句は私の夢まぼろしでございます。

 

 

ほな。


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2024年3月 2日 (土)

自句自解275 梅東風の園庭・・



  

   梅東風の園庭に子ら放たるる
(うめごちのえんていに こらはなたるる)2021・3月

 

Img_8421

季語・梅東風(三春)
東風(こち)は冬から春へと気候が移り変わる頃、太平洋上から大陸へと吹き上がる寒気の緩んだ風。
印象的には春の風というより、まだ厳しさの残るしかし、春の訪れを確実に告げてくれる風。
「東風」の傍題として「梅東風・桜東風・雲雀東風・強東風・・」

 

写真は我が家の庭の梅。4本あった梅の木の内2本は枯れ、この子は去年「きつめ」に剪定してもらったからか沢山花をつけてくれました。

三寒四温ではなく。五寒二温??のきのうけふ。
その暖かいほうの日に歩いて郵便局へ行きました。
途中に幼稚園を通ります。
はじめて気づいたけど「〇〇幼稚園」が「〇〇こども園」に看板変わってました。
一昔前は入園の申し込みに親御さんが徹夜で並んでおられたのに、園庭で遊ぶ、お子の人数も、若干少なめ
それでも庭を駆け回る子供らの歓声はすさまじい。
こどもってどうして大声あげながら走るんだろ。しかもお友達の名前をフルネームで叫ぶ。
〇山△子ちゃ~~ん!(まあ「子」の付く名前じゃなかったけどね)

少し強めの梅東風が園庭の子らをかき混ぜる
皆もうすぐ進級だね。

 

ほな。


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2024年3月 1日 (金)

自句自解274 雛飾る・・



 

H 

ながらくカメラ?写真機?を触っていなかったからモタモタしています
これで貼りつけできてるのかなあ・・

今年のお雛様はこれだけ!
ふたカップルです。 右は伏見人形。左は木目込み人形
九谷の花瓶に桃なんか挿してます。

季節を楽しみたいと思いながら、ついつい面倒で「もういいか!」という気持ちに傾いていたのですが
スーパーでばったり出会ったアコさん(昔の呑み仲間)が
「一人暮らしになったけど季節の事はやってる。お雛様飾って、チラシ寿司作って、甘酒いただくの」
なんていうものだから、
きゃあ。アタクシも見習わなければ・・
(アコさんは年はアタシより10歳うえだけど、未亡人歴はアタシの方が15年先輩です)

といふ次第でござます。

 

   雛飾る箱の中より箱を出し
(ひなかざる はこのなかよりはこをだし)2009・3月

 

ほな。


メインブログはhttp://nurebumi-2.cocolog-nifty.com/です。ただいま休止中やけど


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しばらくの間、俳句(自句自解)に特化して書きます
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2022秋

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2024年2月15日 (木)

自句自解273 たんぽぽを見つけし・・



 

   たんぽぽを見つけし声の高かりし
(たんぽぽをみつけしこえの たかかりし)2014・2月 

 

俳句する人って何にでも嬉しがる。面白がる。
特に季節を先駆けるものに弱い

理科の時間に「今日は春を見つけにいきませう」と学校周辺を探検するに小学一年生みたいにワクワクする。
でも、都会の子ってなにをみつけるんだろう。
蕗の薹(とう)や土筆(つくし)やレンゲソウははないだろうし・・
たんぽぽなら見つかるかもしれないね。
春を真っ先に教えてくれるのは青いオオイヌノフグリだと教わったけど
黄色も負けてはいません。たんぽぽ・レンギョウ・マンサク・サンシュ・・

希少と言われるニホンタンポポだけど、我が家周辺ではけっこうみかけます。
これからの季節、野原にも街角にも家のプランターにも色とりどりの花が咲きだす。
奥様!明るい季節を楽しんで下さいね。

 

季語・蒲公英(たんぽぽ)三春

原句は「たんぽぽを見つけし声の大きかり」だった。
当時の掲載誌では添削が入っていた。
「大きい」より「高い」ほうが 嬉しさが増すのか
見つけしの「し」に時制を合わせて「高かりし」にされたのか
先生の意図は推し量るしかないが勉強になった。

(「し」は、過去の助動詞「き」の連体形で、句の意味は「たんぽぽを見つけときの声がおおきかった」となります。添削前の「し」の使い方は軽いキレのつもりです。文法的には誤用かもしれませんが、そんな使い方の「し」も指導者によっては容認されています)⇐興味ないよね、奥様。

 

 

次回3月1日更新予定です

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2024年2月14日 (水)

自句自解272 神官の作る・・



    

    神官の作る箒目冴返る
(しんかんのつくるほうきめ さえかえる)2015・2月

 

椿の花を見に近くのお宮へ行ったときの句です。
もうね、神社仏閣へ行って俳句作るなんて時代遅れ?やと思うけど
「今度どこにする?」と吟行先がなかなか決まらない時は、結局近場のお宮さんになります。
何かのお花は何時も咲いてるし、小鳥が来ていたりする。
なによりも清々しいでしょ。
穢れ切っているうちらは、こうやってたまにお宮さんで浄化してもらいますねん。

ここ(ブログ)によく登場するガチャピン(近所友)は実家がお宮さんで、
子どもの頃何が嫌かと言えば「落ち葉掃き」だったそうです。
掃いても掃いても際限なく木の葉が降って来る。
学校へ行く前と下校後すぐのルーティンワーク
今みたいにブルルル~ってブロワバキュームみたいなもの無いですからね。
奥様、ブロワバキュームご存じ?京唄子のような(今どきこんな事言ってたらルッキズムで叩かれるわ)掃除機の吸い口みたいなやつですわ。
あれはお宮の境内とか寺院の庭を管理する方にとって画期的なものじゃないかな。

先日テレビで「日本庭園」の番組やってはった
島根の足立美術館と京都の桂離宮でお仕事されてる庭師さんの仕事ぶりを撮ってはった。
日本庭園は海外でも注目されていて
アメリカのオレゴン州やったかな(うろおぼえ)の刑務所では、囚人さんが庭に箒目を入れてはりました。
更生プログラムの一つだそうです。
そうなんや・・・

 

季語・冴返る(初春)
冴える(冴ゆ)という言葉は透明感を感じさせます。淡い光ではなくクリスタルな輝き
太鼓の響きではなく4096Hzのヒーリング音叉・・
冷っとした厳しい感覚。
冴返るは春の初め、温かくなりかけた頃に再びぶり返す寒さの事を言います
その寒さは「冷え」を伴い、春が来る喜びよりも再び寒さに引き戻される感じです。

神官が丁寧に作る箒目はできた直後からしっかり立ち上がり凍てているのかと思うほどです。

 

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